はてなキーワード: 2chとは
212 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:17:44 id:qN3v/8Ho
これも落ちない話。人が怖いってやつ。
二十四のとき、初めて一人暮らしした木造二階建てのアパート。202号室。
隣の201に、四十代くらいの男の人が住んでた。田所さん(仮名)。
すごく感じのいい人だった。会えば必ず先に挨拶してくれるし、声も柔らかい。
引っ越しの挨拶に行ったら、逆にタオル貰った。「こちらこそ、よろしくお願いします」って。
213 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:20:03 id:qN3v/8Ho
住み始めて二ヶ月くらい経った頃から、少しずつ引っかかりだした。
回覧板を渡しに行くと、必ず「今日は早いですね」とか「昨日はお帰りが遅かったですね」って言われる。
でも、だんだん細かくなる。
「木曜は自炊されないんですね」
「先週、二日ほどお留守でしたね。ご実家ですか」
全部合ってた。
言い方は本当に優しいんだよ。世間話の顔で言う。だからこっちも「あー、はい」って笑って返しちゃう。
215 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:23:31 ID:wa.Uk52A
それ普通に無理
216 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:29:55 id:qN3v/8Ho
真っ暗で、俺が廊下でスマホのライト点けてたら、201のドアが開いた。
田所さんが「大丈夫ですか」って懐中電灯持って出てきて、そのとき部屋の中が一瞬見えた。
何もなかった。
六畳の真ん中にパイプ椅子が一脚だけ置いてあって、壁のほうを向いてた。
その壁、俺の部屋との境の壁。
椅子の横の床に、大学ノートが積んであった。十冊以上。背表紙に日付が書いてあるのが見えた。
217 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:31:08 ID:6tYh0d6c
ヒエッ
218 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:38:20 id:qN3v/8Ho
三ヶ月後に引っ越した。理由は誰にも言ってない。不動産屋にも「実家に戻ります」で通した。
引っ越し当日、田所さんが出てきて、ダンボールを二つ、下まで運んでくれた。
断ったんだけど「重いでしょう」って笑って持ってくれて、軽トラのとこまで来て、深々とお辞儀して、
「次のところでも、お元気で」
って言った。
俺、次のところの話、一度もしてない。
220 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:40:12 ID:wa.Uk52A
うわああ
221 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:44:39 id:qN3v/8Ho
で、ここからが本当に嫌なとこなんだけど。
あれから七年、何もない。
大家に後で聞いたら、田所さんは俺より四年前から住んでて、家賃の滞納も苦情も一度もない、いい店子だって。今も住んでるかは知らない。
あの人が何を書いてたのかも、俺の前の202に誰が住んでたのかも、ノートの日付が十冊分あったのはなんでかも、全部分からない。
たまに、何も起きてないことが一番おかしいんじゃないかって思う。
観察って、終わったのか、続いてるのか、こっちからは分からないんだよ。
224 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:51:07 ID:6tYh0d6c
>>221
ノートの一番下の日付は見えなかったの
226 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 02:03:44 ID:wa.Uk52A
>>1まだいる?
スマホが悪い、ショート動画が悪い、SNSが悪いって言われてるけど、
一番蛆虫みたいな文化を作って蛆虫みたいなユーザー層が多かったのはYahoo! BBの無料モデム配布でネット始めた層で、
P2Pでコンテンツを割って、ケツ毛バーガーを笑って、リア充を叩いて2chまとめブログを見ていた層だと思う。スマホ・SNSの一つ前の世代。
1980年生まれで、2001年のYahoo! BBの無料モデム配布のとき大学生だったくらいの世代。
ダイヤルアップの従量課金からブロードバンドの使い放題になって、家のパソコンに貼りついて2chに罵詈雑言を書き込んでいた世代。開示請求の仕組みが無かった世代。