太陽系外縁天体~遠い惑星たち
太陽系外縁天体についてわかったところで、太陽系外縁天体の種類について確認していきましょう。
冥王星と冥王星型惑星

NASA/JHUAPL/SWRI – solarsystem.nasa.gov, パブリック・ドメイン, リンクによる
最初に発見された太陽系外縁天体は冥王星です。冥王星は楕円形の公転軌道をしていて太陽からの平均距離は39.5AU、59億㎞程になります。
冥王星は1930年に発見され、当初は太陽系9番目の惑星とされていました。しかし2006年にチェコのプラハで開催された国際天文学連合(IAU)の総会によって準惑星と定義されたのです。ちなみにこの会議で 、太陽系外縁天体も定義されました。
太陽系外縁天体の中で大きな準惑星は「冥王星型天体」と呼ばれています。
image by Study-Z編集部
2019年2月までに確認されている冥王星型天体は、冥王星の他にエリス、マケマケ、ハウメアの3つです。この3つの天体は準惑星になります。準惑星は冥王星型惑星以外にはメインベルト(火星と木星の間の小惑星が集中している領域)にあるケレスしかありません。ただし、セドナという小惑星が将来、冥王星型天体になる可能性があると言われています。
ちょっとわかりづらい天体の種類、惑星・準惑星についてはこちらの記事を参考にして下さいね。
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エッジワース・カイパーベルト
エッジワース・カイパーベルトとは太陽系の海王星軌道 より外側にある、天体が密集したドーナッツのような円盤型の領域のことです。太陽から約30AUのところにある海王星の軌道から 50 AUあたりを指します。
エッジワース・カイパーベルトというこのちょっと覚えづらい名前。これは天文学者の名前が由来となっています。由来となったのはオランダおよびアメリカ合衆国の天文学者ジェラルド・カイパーとアイルランドの天文学者ケネス・エッジワースです。このエッジワース・カイパーベルトにある天体はエッジワース・カイパーベルト天体(カイパーベルト天体)と呼ばれます。
ふたりがそれぞれエッジワース・カイパーベルトに関する論文を発表したのは1943年、1951年ですが、実際に天王星よりも遠くの天体が見つかったのは1992年のことでした。カイパーベルトで冥王星とその衛星、カロン以外で最初に見つかった天体は先程ちらっと紹介した1992 QB1、アルビオンです。その後、カイパーベルト天体は次々と発見され、その数は2018年に2000個を超しています。
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