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ソフトバンクG傘下のビジョン・ファンド、世界で人員2割削減へ

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ソフトバンクグループ(SBG)傘下のソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)が、約20%に相当する社員をレイオフ(一時解雇)する方針であることが19日、わかった。SVFが削減方針を認めた。SBGは米国の人工知能(AI)インフラに5000億ドル(約73兆円)を投じる「スターゲート」計画などAI分野に積極投資している。

SVFの広報担当者は人員削減について「AIや革新的技術への大胆な投資を通じてステークホルダーに長期的な価値を創出するという長期戦略を最も効果的に実行するために、組織を継続的に調整していく」とコメントした。

SVFは主にAI関連企業に投資するファンドだ。ロイター通信によると、人員削減は2022年以降で3回目で、SVFの従業員は現在300人を超える。SBGの有価証券報告書によると、SVF事業の従業員数は25年3月末時点で282人だった。

25年4〜6月期のビジョン・ファンド事業は投資先の株価上昇で、投資利益が7268億円と前の四半期(1772億円)から拡大していた。

SBGの孫正義会長兼社長は「ASI(人工超知能)の胴元になりたい」と話し、データセンターや半導体などAI駆動を支えるインフラ事業への投資を強めている。スターゲート計画や半導体企業の買収に資金を振り向けて、投資ファンド事業から「AI実業」に軸足を移している。SVFの人員削減の背景にはこうした注力分野の転向が影響している可能性がある。

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