米海兵隊、沖縄の無人機訓練公開 AI活用も「決定は下さず」

沖縄に駐留する米海兵隊第3海兵遠征軍は20日、キャンプ・シュワブ(名護市など)でのドローン(無人機)訓練を報道陣に公開した。組み立てから操縦まで15日間に及ぶ基礎コースの一部で、兵士たちが小型ドローンを飛ばし目標物の周辺を旋回させるなどした。
訓練を取り仕切ったブラント・ウェイソン少佐は、軍事ドローンへの人工知能(AI)の活用について問われ「例えば高速で移動する標的に合わせて飛行する際の調整、制御に使うことがある。AIは操縦者を助けるが、死に至らしめる能力行使の決定は下さない」と述べた。

訓練に使用した小型ドローンは災害時には医薬品や食料などの輸送に使い、戦時には爆弾を搭載して標的に体当たりする自爆型となると説明した。有事に南西諸島の離島に兵力を分散させ、対艦攻撃能力などを維持する海兵隊の戦略にもドローンの配備、運用は合致すると語った。
那覇空港を離着陸する民間機の妨げにならないよう、事前に設定した低高度で訓練するなど安全上の配慮も強調した。

沖縄での訓練は2025年末から26年初にかけて立ち上がったばかりで、1月には陸上自衛隊の隊員も参加した。基礎コースを修了後、上官が必要と判断すると攻撃を想定したコースに進む。攻撃用ドローンの操作が可能な兵員数は開示しなかった。













