いぶりがっこのレアチーズケーキが完成 8月に秋田で先行販売

秋田の伝統食品いぶりがっこを使ったケーキが今夏から提供される。業務用ケーキ製造の正木牧場(大阪市)と外食店などを展開するドリームリンク(秋田市)、スタートアップのAnique(アニーク、秋田県北秋田市)が組み、商品を完成させた。

20日に秋田市で試食会を開いた。完成品はスポンジの上に細かく刻んだいぶりがっこをあえた層をつくり、その上にクリームチーズが乗る。関係者からは「甘みと塩味のバランスが良い」「口に入れる前に香りが感じられる」などの発言があった。
アニークが地元食材の活用を企画し正木牧場が製造、ドリームリンクが仕入れホテルのレストランなどで提供する。9月からの販売を予定しているが、秋田県では秋田竿燈まつりが開催される8月の先行販売に向けて調整する。
漬物をケーキの材料に使用するのは正木牧場では初めてという。「本来は合わない組み合わせだが、いぶりがっこはチーズとの相性は良い。数回の試作で味のバランスを見つけた」(正木牧場の田中将司氏)という。ドリームリンクの最上明彦副社長は「定番メニューとして十分提供できる」と意気込みを示した。
いぶりがっこはダイコンの漬物を燻製(くんせい)にした秋田の特産品で独特の香りと味わいが日本酒、洋酒を問わず合うと人気が高い。食材としても利用が広がるほか、海外でも注目され輸出を手がける業者もある。













