凝灰岩の出来かた
先程も少し触れましたが、凝灰岩は火山噴火によって噴出される火山噴出物が堆積することで形成されます。火山噴出物とは火山灰・火山砕屑岩・火山礫・火山ガス・溶岩・軽石などの総称です。凝灰岩には山体の岩片や火山ガラスが含まれることもあります。堆積することでできる岩石ですが、層状の構造を取ることは殆どありません。
凝灰岩が利用されているもの
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凝灰岩は火山灰が堆積して固まったものなので、花崗岩のようにカチカチに堅いということはなく、軟らかい触感をしています。また、堆積岩なので割れ方に方向性がなく加工がしやすいため石材として利用されることが多いです。凝灰岩は耐火性があることから塀や壁にも利用されています。しかし、風化もしやすいため石像など長期で雨ざらしになるような用途には向きません。
日本での凝灰岩の分布
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凝灰岩の地層
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凝灰岩は堆積岩の1種ではありますが、泥岩や砂岩と違ってかなりの広範囲に同じ凝灰岩を分布させているため、地球化学の分野ではその地層の時代を判断するために重要な役割を担っています。このような層が鍵層と呼ばれているものです。
溶結凝灰岩とは
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火山はたまに超大規模な大爆発を起こします。この場合、噴出される火山灰も相当な量になることは容易に想像できますよね。大量の火山灰が高温のまま一気に降り積もると、火山灰の粒子は圧縮されて横に引き伸ばされたような構造となります。さらに、普通の凝灰岩より強く圧縮されているため気孔が減少し、密度が高くなるのです。この一連の流れを溶結と呼び、溶結することで形成されたため溶結凝灰岩と言います。九州地方では広く観察される岩石です。
日本の代表的な凝灰岩ー大谷石ー
日本産でもっとも有名な凝灰岩といえば、
日本列島がまだ出来上がっていない時代に、火山噴出物が海水中に沈殿して固まることで大谷石ができました。
凝灰岩を観察して火山噴火の歴史を探ろう
凝灰岩とは火山噴出物が堆積することで形成された岩石です。泥岩や砂岩などと区別する際は気孔や軽石などの火山噴出物の特徴を探します。日本の代表的な凝灰岩は日本海側一帯に広がって分布しているグリーンタフです。栃木県の大谷石は特に有名で、箸置きやコースターなどの小物としても利用されています。凝灰岩の地層はかぎ層として、その場所の地層の年代を決めるために使用されていますよ。
日本には思ったより身近に凝灰岩があるんですね。凝灰岩には火山噴火の情報がたくさん含まれているため、どのような岩片が含まれているのか観察するととてもおもしろいです。また、化石が含まれることもしばしばあるため凝灰岩の地層を見つけたらぜひ化石も採取してみましょう。







