漫画アプリ「comico」サービス終了へ 日本のWebToon黎明期を牽引

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米村 智水
漫画アプリ「comico」サービス終了へ 日本のWebToon黎明期を牽引
漫画アプリ「comico」サービス終了へ 日本のWebToon黎明期を牽引

漫画サービス「comico」

漫画アプリ「comico」が、2027年1月6日(水)23時59分をもってサービスを終了する。

「comico」運営は8月17日(水)、公式サイト上でサービス終了を発表。8月31日(月)23時59分には新刊配信や作品レンタルの更新、コイン販売、新規会員登録を停止する。

さらに9月28日(月)23時59分には作品販売および作品レンタルを停止。サービス終了日の2027年1月6日までは、本棚から購入済み作品を閲覧できる。

2013年10月にはじまった「comico」は、スマートフォンに最適化された縦スクロール&フルカラー形式の漫画を早期から発表。日本におけるWebToon(縦読み漫画)文化の黎明期を支えた。

購入作品は「めちゃコミック」へ移行予定 未使用の有償コインは返金

「comico」ではサービス終了に伴い、これまでユーザーが購入した作品について、電子書店「めちゃコミック」で引き続き閲覧できるよう本棚の移行準備を進めている。

本棚の移行期間は、2027年1月7日(木)から4月30日(金)までを予定。

対象となるのは、作品販売を停止する2026年9月28日23時59分の時点で、comicoの本棚「購入済み」に登録されている作品。

ただし「めちゃコミック」で同一タイトルが配信されており、出版社や権利元から引き継ぎの許諾を得られた作品に限られる。また、移行期間中に申請を完了しなかった場合、サービス終了後は購入済み作品を閲覧できなくなる。申請方法については2026年9月に案内が予定されている。

また、ユーザーが保有している未使用の有償コインは返金対象となり、返金方法は2027年1月6日までに公式サイトで発表されるという。

アニメ化もされた『ReLIFE』などを輩出──縦読み漫画を日本に広めた「comico」

「comico」は2013年10月、当時のNHN PlayArt社によってスタートした漫画サービス。PC版は同年10月17日、iPhone/Android向けアプリは10月31日に提供を開始した。

開始当初から、スマートフォンに最適化した漫画体験を大きな特徴として掲げていた。特に象徴的だったのが、縦スクロール、フルカラー、デジタル演出を前提にした漫画フォーマットだ。

現在ではWebToonの基本的な形式として広く知られるようになったが、「comico」はスマートフォンで漫画を読むこと自体が現在ほど一般化していなかった2013年から、このスタイルを前面に押し出していた。

「comico」発の作品には、TVアニメ化もされた『ReLIFE』や『ミイラの飼い方』などがある。2026年時点では600作品を超えるオリジナル漫画を配信。国内累計ダウンロード数は2500万件を突破していた。

TVアニメ「ReLIFE」(画像は公式サイトより)

なお、今回発表されたのは漫画アプリ「comico」のサービス終了であり、NHN comico株式会社によるWebToon制作事業そのものの終了は発表されていない。

「comico」編集部の公式サイトでは現在も、WebToonの企画/制作や作品流通を事業として掲げており、「comico」以外の国内外20以上のプラットフォームに向けて作品の配信を行っている。

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匿名ハッコウくん

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