文部科学省は15日、学習指導要領の改定に向けて議論している中央教育審議会(文科相の諮問機関)の作業部会で、歴史の教科書で扱う用語数の削減を検討する方針を示した。主に高校の選択科目「日本史探究」や「世界史探究」を想定しており、大学入試を意識した暗記偏重の学習から脱却し、より探究的な学びの充実につなげたい考え。 取りまとめ案では、大学入試などの影響で「用語の暗記量の多寡により評価される風潮が根強くある」と指摘。特に中学高校ではそれぞれの教科書で内容が網羅的に記載されることで重複が発生し、教科書の分量を肥大化させる要因の一つとなっているとした。暗記中心ではなく、本質的な理解や探究的な学びが充実するよう教科書のあり方を大きく転換することで、定期試験での記述式問題の増加や、高校入試、大学入試の改善を促す。 文科省は今後、入試問題を分析するなどして課題を洗い出し、用語を整理するとともに、大学入試などの



