炎の色はなぜ違う?青くなる理由は?温度による色の変化を理系出身の元塾講師がわかりやすく解説
3-2.炎の温度
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確かに炎の大きさと色は関係ないとはいえ、ガスコンロとガスバーナーの火力を弱めた場合、炎の色は赤くなることがあります。再度火力を上げれば色も青に戻るでしょう。このときに考えたいのは、ガスの供給量の変化とそれに伴う温度の変化です。炎は気体が燃えることによって生じるものですから、直接可燃性の気体の量を調節できるこの2つは温度変化が大きいものといえますね。
これからわかるように、炎の色の変化は温度に起因します。炎の温度が低温であれば赤、少し温度が上がると黄色、さらに白、青へと上図のような変化です。
ちなみに…上図にある数字は温度と表すK(ケルビン)という単位を用いています。全ての物体の運動が止まる温度を0Kとしていて、普段用いている摂氏℃とは異なる温度の単位です。℃=K-273.15となり、0℃は273.15Kと言い換えることができます。ただし、上図は特定の物質における温度と色の変化を示したものではないので、参考程度にご覧くださいね。
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3-3.金属による炎色反応
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炎の色に影響を与えるのは温度だけではありません。事実、花火は様々な色で私たちを楽しませてくれますよね。これは金属が燃えることで特定の色を示す炎色反応によるものです。
・リアカー無きK村 Li (リチウム・赤) Na (ナトリウム・黄) K (カリウム・紫)
・動力 借ろうとするもくれない Cu (銅・緑) Ca (カルシウム・橙) Sr (ストロンチウム紅)
・馬力で行こう! Ba (バリウム・黄緑)
色の波長を計測することで、物質に含まれる金属を特定することが可能です。そのため、炎色反応は物質の判定法の1つとして用いることもあります。
身近な炎色反応としては先述した花火があるでしょう。また、味噌汁や鍋料理などで塩分を含む汁が吹きこぼれた際、コンロの炎の色が黄色に変わることがあります。塩分(塩化ナトリウム)に反応した炎色反応ということがいえるのです。
炎の色は高温になるにつれて赤から青へ
火や炎は当然熱いものですが、その熱さにもレベルがあるのだとわかりましたね。炎と聞いて誰もが思い浮かべるであろう赤い色は、炎の中では低温といえます。徐々に温度が上がるにつれて赤、黄、白、青と変わっていくのです。この色の変化はガスバーナーを使ったときの炎の変化で覚えましょう。
また、炎の色が変わるのは温度のせいだけではありません。金属の炎色反応によって、紫や緑など、温度による色の変化にはない色の炎を作りだすことができます。これを応用したものが花火です。
炎の色には温度と炎色反応が関係していることを覚えておきましょう。


