3分で簡単「チロキシン」!血糖値にかかわる超重要ホルモンを現役講師がわかりやすく解説!
細胞の代謝促進
チロキシンやトリヨードサイロニンが分泌されると、細胞で起きるさまざまな物質の代謝が促進されることが知られています。どんどん糖や酸素を使ってエネルギーを作り出したり、タンパク質の合成が促されたり…一つ一つの細胞が活発にはたらくようになるんです。
細胞の代謝が特に重要なのが、からだが日に日に成長していく胎児や子ども。からだを成長させるホルモンといえば「成長ホルモン」などが有名ですが、チロキシンやトリヨードサイロニンなどの甲状腺ホルモンも必要不可欠であることが知られています。子どもの発育が思わしくない場合は、甲状腺ホルモンなどの分泌量が正常かを調べる検査も行われるんです。
交感神経を刺激
興奮していたり、からだが活発に動くような状態で刺激されている交感神経。チロキシンやトリヨードサイロニンは、この交感神経のはたらきを活発にする効果ももちあわせています。このため、チロキシンがたくさん分泌された時には心拍数が上昇したり、血圧が上がるなどの変化が見られるんです。
ヒト以外の動物では?
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チロキシンが細胞の代謝にかかわるのは、ヒトのからだだけではありません。両生類や爬虫類、鳥類などでもチロキシンなどの甲状腺ホルモンは重要なはたらきをします。
例えば、オタマジャクシからカエルに変態する時、その体内ではチロキシンの分泌量が増加。細胞の代謝を促すことで、尻尾の消失や手足の形成が進むのです。
そのほか、爬虫類では成長する際の脱皮の促進、鳥類では羽の生え替わり(換羽)が促進されることがわかっています。チロキシンは細胞の代謝を促すことで、からだを生まれ変わらせるホルモン、というイメージができるでしょう。
チロキシン(甲状腺ホルモン)にかかわる病気
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チロキシンを分泌する甲状腺に異常が生じ、甲状腺ホルモンの分泌に過不足がおきることで引き起こされる病気があります。チロキシンのはたらきを頭に入れたうえで考えてみましょう。
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