深成岩の仲間
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深成岩にはどんな仲間の石があるのでしょうか。深成岩で覚えなくてはならないのが「花崗岩(かこうがん)」、「閃緑岩(せんりょくがん)」、「斑れい岩(はんれいがん)」です。
花崗岩は有色鉱物が少ないため比較的白っぽく、粘り気の強いマグマでできています。一方、斑れい岩は有色鉱物を含んで色は黒っぽく、粘り気の低いマグマでできているのです。閃緑岩は花崗岩と斑れい岩の間の色、粘り気をしています。
有色鉱物についてはこちらの記事で確認してくださいね。
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深成岩の色
花崗岩は御影石とも呼ばれ、10%程度の黒雲母などの有色鉱物を含有しています。ちなみに花崗岩は墓石として使われている石材です。上の写真のような模様の石に皆さんも見覚えがあるでしょう。
一方、閃緑岩は斜長石を主成分とし、有色鉱物は30%程度含有している岩石です。閃緑岩は建築用資材として使われています。比較的石英を多く含んだ閃緑岩を「石英閃緑岩」というのです。

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そして斑れい岩は上の写真のように真っ黒な見た目をしています。斑れい岩を構成しているのは輝石や斜長石で、石英を含んでいません。斑れい岩は装飾用の石材として利用されているのです。
深成岩には他にかんらん岩があります。かんらん岩はかんらん石や輝石で構成された岩石です。
二酸化ケイ素と深成岩
地殻を形成する物質のひとつ、二酸化ケイ素(SiO2)。二酸化ケイ素の結晶が石英です。ちなみに、無色透明な石英のことを水晶と呼んでいます。この二酸化ケイ素の含有量によってマグマの粘り強さが決まり、また深成岩を分類することができるのです。
マグマの粘り気が低い・黒っぽい
SiO2が45%以下 超塩基性岩 かんらん岩
SiO2が45~52% 塩基性岩 斑れい岩
SiO2が52~66% 中性岩 閃緑岩
SiO2が66%以上 酸性岩 花崗岩
マグマの粘り気が強い・白っぽい
二酸化ケイ素が少ないとマグマの粘り気が弱くなります。そのようなマグマからできるのは黒っぽい斑れい岩です。一方、二酸化ケイ素が多くなると粘り気は強くなります。そのようなマグマからできるのは白っぽい花崗岩となるのです。
火山岩の仲間
深成岩と合わせて同じく火成岩の一種、火山岩の仲間も覚えておきましょう。
先ほども説明したように深成岩が深いところでゆっくり固まって結晶が大きく成長しているのに対し、火山岩は斑晶と石基から成り立っています。大きな結晶が斑晶で、小さなガラス質の粒が石基でしたね。火山岩には流紋岩(りゅうもんがん)、安山岩(あんざんがん)、玄武岩(げんぶがん)があります。流紋岩が花崗岩と同様に有色鉱物が少なく白っぽいのに対し、玄武岩は黒っぽいのが特徴です。
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深成岩とは
マグマが冷えて固まった岩石、火成岩。火成岩はその粒の大きさで深成岩と火山岩に分けられます。深成岩とはゆっくりと固まり、その粒が大きいのが特徴です。この深成岩と対応して火山岩も覚えておきましょう。深成岩と火山岩の違いは固まるスピード、そしてその結晶の構造にあります。
深成岩でまず覚えたいのが花崗岩、斑れい岩、閃緑岩。特に花崗岩は墓石などにも使われ、なじみ深い石です。また石材として身近な建物に使われていたりするので、ぜひ周囲の石材をよく観察してみてくださいね。

