5分で分かる「赤身」と「白身」の違いとは?それぞれの特徴について東大生物学科卒が分かりやすくわかりやすく解説
寿司屋で食べる魚には、赤っぽい色のものと白っぽい色のものがあることに気付いている人もいるでしょう。
今回は、そんな赤身と白身の違いについて、筋肉の特徴に言及しながら、東大生物学科卒で生物に詳しいライターAEON2と一緒に解説していきます。
ライター/AEON2
東京大学理学部生物学科出身で、在学中は塾講師として高校受験生物の指導をすること多数。また高校時代には、国際生物学オリンピックの国内選考で銅メダルを受賞した経験あり。趣味はボディビルディング。
赤身魚と白身魚
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今回は赤身と白身の特徴や違いについての解説です。
赤身魚の例としては、マグロ、カツオ、アジ、サバ、イワシなどが挙げられるのに対し、白身魚の例としては、ヒラメ、カレイ、フグ、タイ、サケ(サーモン)などが挙げられます。
それぞれの魚の生活様式や特徴をイメージしながら見ていくと、より理解が深まるでしょう。
赤身の筋肉の特徴
我々は通常、魚の筋肉の部分を身と呼んで食べていますが、この筋肉の色が赤っぽい魚のことを赤身魚と総称しています。
赤身魚の例としてはマグロやカツオが一般的に挙げられますが、これらの魚の特徴は、長距離を長い時間、常に泳ぎ続けている回遊魚であるという点です。これらの魚が回遊をする理由は、餌や水温と関係しており、基本的には夏は高緯度地方へ移動し、冬には低緯度地方へ移動する傾向があります。
赤身の筋肉はこの長距離・長時間の運動の鍵となっているというわけです。
ヘモグロビンとミオグロビンとは?
赤身の解説をする上で重要となってくるのが、ヘモグロビンとミオグロビンいう2種類の色素タンパク質で、これらのタンパク質はともに、酸素の体内での利用に関わっています。
まずはヘモグロビンですが、これは高校で生物を履修した方はご存知の単語ではないでしょうか。ヘモグロビンの役割は、肺において酸素を吸収し、抹消の組織で酸素を放出することです。肺で酸素をたっぷりと吸収したヘモグロビンは、血液の流れに乗って全身に運ばれ、その後、毛細血管を介して抹消の組織へと運ばれ、酸素を放出します。
次にミオグロビンですが、これは筋肉中に豊富に蓄積されており、その機能は、ヘモグロビンによって運ばれてきた酸素を必要な時まで蓄えておくことです。
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