アモントン=クーロンの4つの法則
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アモントン=クーロンの法則は、実験から推測される経験則です。この経験を基に摩擦現象に対して、次の4つのことが示されています。
(1) 摩擦力と垂直荷重は比例の関係にある。
(2) 摩擦力は見かけの接触面積に依存しない。
(3) 運動している物体への摩擦力は滑り速度には依存しない。
(4) 静止している物体の摩擦力は運動している物体の摩擦力よりも大きい。
4番目の“静止している物体の摩擦力は運動している物体の摩擦力よりも大きい”は、法則に含める場合、含めない場合どちらもあります。今回は4番目の法則も交えて理解を深めていきましょう。
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その1.摩擦力と垂直荷重は比例の関係にある
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アモントン第一の法則とも呼ばれます。
上の図は摩擦力と垂直荷重の関係を示したものです。
垂直抗力Nは、質量荷重mgに対する反力。Fは摩擦力 、μは摩擦係数、f は移動に必要な外力です。ここで、力の釣り合いを考えてみましょう。
水平方向の釣り合いの式は
F=f
垂直方向の力の釣り合いの式は、
mg=N
摩擦力は一般的に
F=μN
これらを整理すると
F=μmg
となります。
摩擦力は垂直荷重に対して摩擦係数をかけた式です。つまり、摩擦力は垂直荷重に比例することをこの式が示しています。
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