酵素ってなに?どんな種類があるの?科学館職員がわかりやすく解説
温度
酵素にはもっともよく働く温度、最適温度があります。低温すぎても高温すぎても酵素は働きません。そして多くの酵素は60℃以上で立体構造が変化し、触媒としての機能を失ってしまう(失活)のです。
pH
温度と同様に酵素には働きやすいpHがあります。例えばアミラーゼはpH7の時活発に働きますが、酸性に傾くと反応が進まなくなってしまうのです。一方、酸性の胃液に含まれるペプシンはpH2の時に最も効率よく働きます。
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酵素の種類
image by Study-Z編集部
上の表からわかるように、口から摂取した食事は唾液のアミラーゼから始まり胃のペプシン、小腸のマルターゼなど様々な酵素によって消化されていきます。
酵素を持つのは人間だけではありません。例えばカビや細菌が持つが持つセルラーゼはセルロースをグルコースに分解することが可能です。セルロースは人間が食べることのできない植物の固い部分に含まれていて、紙にも含まれています。ヤギが紙を食べて消化できるのは、胃の中にある微生物がセルラーゼを分泌しているからなのです。ヤギ自身はセルラーゼを分泌できないので、セルロースを消化できません。
酵素の役割
酵素は体内で働くだけでなく、スーパーやドラックストア、ホームセンターで売っている食品や薬、洗剤にも含まれています。そして酵素の力を上手に使えば安いお肉をおいしく食べたり、頑固な血の汚れを落とすことが可能になるのです。
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