「ドナルドダック・ボイス」の原理とは?科学的視点から元塾講師がわかりやすく解説
ドナルドダックといえはあの大人気キャラクターですが、あの独特な声をマネしようと思ったことはないか?今回はそれが簡単にできる方法を教えよう。
声を変えさせてしまうガスの秘密を化学に詳しいライターAyumiと一緒に解説していきます。
ライター/Ayumi
理系出身の元塾講師。わかるから面白い、面白いからもっと知りたくなるのが化学!まずは身近な例を使って楽しみながら考えさせることで、多くの生徒を志望校合格に導いた。
1.「ドナルドダック・ボイス」って何?
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ドナルドといえばあの有名なキャラクターですよね。アニメや映画の中でもダック、つまりアヒルのグワッグワワッという鳴き声を聞くことができるでしょう。とても特徴的な声なので、マネをしようと練習したことのあるひともいるかもしれませんね。
今回のテーマである「ドナルドダック・ボイス」はそんな声を想像してください。科学の原理を応用すれば、ただの声マネではなく、あるガスを使うことでその声を再現できてしまうのですから驚きです。では詳しく見ていきましょう。
2.ガスを吸うと声が変わる!
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(本当は危険なことなのですが)風船に入っているヘリウムガスを吸って声が変わるのを楽しんだことがある人はいませんか。ヘリウムガスは吸うと声が高くなることで知られています。パーティーグッズとしても最近では様々な種類が売られていますよね。鼻をつまみながらガスを吸い込むとうまくいきますよ。ところで、なぜそれで声が変わるのか疑問に思ったことはありませんか?
ヘリウムガスは無味無臭、無色で無毒であり、希ガスに分類されます。ネオンやアルゴンと同じ分類ですね。風船に入れられているヘリウムガスというのは、中身が100%ヘリウムのガスボンベから供給されたものです。一方でジョークグッズであるヘリウムは酸素も20%ほど含みます。いくらヘリウムガスが無毒であるとはいえ、一度に大量に吸えば一時的に酸欠による呼吸困難になることもあるでしょう。だからこそ、ドナルドダック・ボイスで遊びたいと思ったときは、それ専用のガスを使うことが大切ですよ。
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3.ヘリウムガスが変声させる原理
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音というのは空気や物質を介し、波となって伝わります。この波が人の鼓膜までつながることで、音として感知することができるのです。音の高さ(振動数/周波数・波長)、大きさ(振幅)、音色(波形)の3つの要素で音は決まるといっていいでしょう。さらに、どんな物質を介して伝わるかによっても音の聞こえ方は異なります。
ドミノを並べたとき、1枚1枚の間隔を詰めたほうがより速く倒れ進んでいくでしょう。このようにより密度の高い物質を介して音が伝わるとき、音速は速くなるのです。物質の三態で比較した場合、音速は 固体>液体>気体 の順になります。
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