
前回からかなり経ってしまいましたが、「メラノーマ(悪性黒色腫)の記録(8)」の続きを書いています。
入院後半〜退院までのことを書いています。
どうやって歩いていたんだっけ?
シャワーに入れるようになった日から、歩いていいことになりました。
それで、病室や廊下の壁際をそろそろと歩いてみたのですが…。

手術した方の足はつま先に力が入らず、引きずるような歩き方になりました。
そして、何回歩いても直せませんでした。
しばらく動かない間に、正しい歩き方を忘れてしまったみたいです。
退院も近づいているので、困りました。
私にはリハビリ指導はなかったので、看護師さんに相談したところ、
「普通に歩く時は、まず踵から着地して、つま先で蹴り出しています。
つま先に力が入る時は、その足の踵が地面から離れている時で、重心がその足からもう片方の足に移っていく時です。
痛みがある時は、無理に普通の歩き方をしなくても良いけれど、歩幅を狭くすると、その足に体重がかかる時間が短くなるから、楽になるはずです」
と、言われました。

そして、しばらく歩く様子をチェックしてもらいました。
看護師さんに言われたことを意識しながら練習すると、だんだん歩けるようになりました。
ただ、歩くようになってからは、足が前より痛むようになりました。
それまでは、時々鈍痛を感じる程度だったのですが、広い範囲をヤケドをしたときのような、ヒリヒリした感じが混じるようになりました。
我慢できないほど強い痛みではなく、10段階だと6〜8程度でした。
また、足がむくんだり、滲出液がたくさん出たりするようになりました。
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退院の準備
退院が決まってからは、夫が面会に来るたびに少しずつ物を持って帰ってもらい、荷物を減らすようにしました。
軟膏や痛み止めは処方されますが、退院後は自分で傷の手当てをするので、必要な物を院内コンビニや100円ショップ、ネットで購入しました。
私の場合は、メロリンガーゼや綿ガーゼ、サージカルテープ、包帯、軟膏を塗るときに使用する木製スティックなどです。
メロリンガーゼとサージカルテープ、木製スティックは使い捨て。
包帯や綿ガーゼは、洗えばある程度繰り返し使えますが、かなりの期間、滲出液や軟膏で汚れが落ちにくいです。
ある程度まとめ買いした方が楽です。
退院日に抜糸
退院の日に形成外科の先生が来て抜糸されました。
それなりに痛いです。
3日後にはまた診察に来ることになりました。

それで、慣れておくためにタクシーはやめて、バスで帰宅することにしました。
入院前は自転車か電車で通っていましたが、今の足だと自転車はムリ、電車も途中に長い階段しかない所があり、むずかしそうだったからです。
入院費について
入院費は、差額ベッド費や病院食費も合わせて、合計で170,000円弱でした。
- 入院日数:18日
- 差額ベッド費:約12,000円(3日分)
- 病院食費:23,520円(1食490円)
感じたこと
がんのステージや遺伝子解析の結果を伝えられたのは、退院後でした。
解析に時間がかかるみたいです。
手術後は傷の手当てが中心になったので、なんとなく、ケガや骨折で入院した時のような…、そんな感じでした。
がんは今、どういう状態なんだろう…と思いはしたものの、入院中は痛みも少なく、職員の方々も親切で、穏やかに過ごすことができました。
このまま順調に回復していくんだろうと思っていましたが、そうはいきませんでした。
でも、そういう時期も過ぎ、今のところ元気です。
先月受けた術後1年半のCT検査も異常なし、でした。
変わりやすい天気の日々、どうぞお気をつけ下さい。
