砼
漢字
編集字源
編集- 「人」「工」「石」の合字。中国の建築家・蔡方蔭が1953年に考案。zh:w:混凝土#名称の項目も参照。
- 「concrete」の音訳表記「混凝土」が和製漢語として中国へ伝わり、中国語圏でも広く使われるようになった。1953年当時、テープレコーダーやコピー機といった電化製品は普及しておらず、学生は講義中にメモをとる必要があった。建築工学で頻繁に現れる「混凝土」は画数が多く、筆記に時間がかかっていた。そこで教授である蔡方蔭は「混凝土」の代わりに「人工石」の表記を採用し、画数を削減することで筆記速度を大幅に向上させた。のちに合字化され「砼」の字形となり、「混凝土」と並んで広く使われるようになった。
- 旁の「仝」から類推して生まれた読みである「tóng」は、偶然にもフランス語の「béton」、ドイツ語の「Beton」、ロシア語の「бетон」と似た発音となっている。
- 「tóng」は文字より後に生まれた読みであるため、会意形声文字とすることはできない。