トロント市地下鉄
トロント地下鉄(英称:Toronto subway)は、カナダのトロントにある、トロント交通局が運営する地下鉄である。
| トロント地下鉄 (Toronto subway and RT) | |
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左側が旧型、右側が新型車両で、愛称は"Toronto Rocket"。 | |
| 基本情報 | |
| 国 |
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| 所在地 | オンタリオ州トロント市 |
| 種類 | ラピッド・トランジット、LRT |
| 開業 | 1954年3月30日 |
| 運営者 | トロント交通局・Toronto Transit Commission (TTC) |
| 公式サイト | TTC公式サイト |
| 詳細情報 | |
| 総延長距離 | 100.1 km (33.2 km建設中) |
| 路線数 | 5路線(1路線建設中) |
| 駅数 | 109駅(26駅建設中) |
| 輸送人員 | 331,789,00人/年(2024年) |
| 1日利用者数 | 1,079,700人/日(2025年) |
| 軌間 |
1,495 mm(1,2,4号線) 1,435 mm(5,6号線) |
| 電化方式 |
直流600V第三軌条方式(1,2,4号線) 直流750V架空電車線方式(5,6号線) |
| 最高速度 | ? km/h |
| 路線図 | |
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トロント市地下鉄路線図。 | |
概要
編集1954年にカナダ初の地下鉄として開業し、その後、路線は延伸され地下鉄路線の3路線、LRTタイプの路線2路線の計5路線が運行中である。また、オンタリオ線が既存の地下鉄タイプとして建設中である。






歴史
編集1954年にカナダ初の地下鉄としてヤング線としてエグリントン駅とユニオン駅間の12駅がヤング・ストリートに沿って開通した。当初は市電の地下化路線として計画がすすめられたが、後に本格的な地下鉄路線としての整備に変更された。1966年にはブロア・ダンフォース線が開通。1985年にはスカボロー線が開通。2002年にはシェパード線が開通した。2023年7月にスカボロー線が廃線となった。2025年にフィンチ・ウェスト線が開通した。2026年2月8日にエグリントン線が開通した。
路線と駅
編集| 番号 | 路線名 | 種類 | 開業年 | 距離 | 駅数 | 区間 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1号線 | ヤング・ユニヴァーシティ | 地下鉄 | 1954年 | 38.8 km | 38 | Vaughan Metro Centre ↔ Finch |
| 2号線 | ブロア・ダンフォース | 地下鉄 | 1966年 | 26.2 km | 31 | Kipling ↔ Kennedy |
| 3号線 | オンタリオ | 地下鉄 | 2031年(予定) | 15.6 km | 15 | Science Centre ↔ Exhibition |
| 4号線 | シェパード | 地下鉄 | 2002年 | 5.5 km | 5 | Sheppard–Yonge ↔ Don Mills |
| 5号線 | エグリントン | ライトレール | 2026年 | 19 km | 25 | Mount Dennis ↔ Kennedy |
| 6号線 | フィンチ・ウェスト | ライトレール | 2025年 | 11 km | 18 | Humber College ↔ Finch West |
※ <T>のマークのある駅では、陸上機関への乗継ぎにトランスファー・チケット(乗換票)が必要である。
一号線・ヤング・ユニヴァーシティ線
編集1954年に開業、最近では1996年に拡張。8.6 km、6駅が2017年12月17日に開業した。U字型の路線を描く。ラインカラーは黄色。ライン番号は1。フィンチ駅から先のリッチモンドヒルまでの延伸計画があり10年後の完成を目指している。
二号線・ブロア・ダンフォース線
編集1966年に開業し最近では1980年に拡張。トロントを東西に跨る。ラインカラーは緑。ライン番号は2。東端は2023年に廃止された3号スカボロー線の区間を通ってシェパードイースト駅までの延伸区間の建設が進められている。
四号線・シェパード線
編集2002年に開業。ラインカラーは紫。ライン番号は4。延伸計画があるが具体的にはまだ決まっていない。
五号線・エグリントン線
編集建設中路線でLRTタイプ。路線の半分は地下区間を走る。ライン番号は5。建設自体は新たな地下鉄路線として1990年代中盤から始まっていたが途中で計画が中断、その後、すでに掘削が進められていたトンネルを生かしたLRT地下鉄路線として建設が再開されたが、開業は予定よりも5年以上と大幅に遅れ、2026年2月8日に開業。さらに、Renforthまでの延伸区間9.2kmの建設も進められており、トロントピアソン国際空港までの延伸計画もある。エグリントン線は路線でLRTタイプ。ラインカラーはオレンジ。ライン番号は5。
六号線・フィンチ-ウェスト線
編集2025年12月7日開業。フィンチ・ウェスト線(Finch West Line)は路線でLRTタイプ。ラインカラーはシルバー。ライン番号は6。
建設・計画中路線
編集三号線・オンタリオ線
編集オンタリオ線(Ontalio Line)は2022年に建設開始された路線で1号線、2号線、4号線と同じタイプとなる。2030年に開通予定。エグリントン線のScience Centre駅とGOトレインのレイクショア・ウェスト線の発着駅であるExhibition駅を結ぶ。
トロント地下鉄の地下路線はもともとクイーン通りの地下を走る路面電車として計画されたもので(後の1964年には電車を用いたフル規格の地下鉄として開業している)、ハンバー・ループからグリーンウッドの間をカーブしてブロア・ダンフォース線と接続するというものだった。建設は一部で始まっていて、ヤング通りとクイーン通りの地下には建設途中の駅が未だ残っており、またヤング通りのオスグッド駅の地下には駅準備工事の跡を見ることができる。新たにこの部分の遺構を利用してオンタリオ線として建設されることとなった。廃線となったスカボロー線に変わって3号線の番号が与えられる。
その他の延伸計画
編集ジェーンLRT、ウォーターフロント・ウェストLRT、イーストベイフロントLRT等の建設計画があり、既存の市電のLRT路線化も含めて様々な計画が持ち上がっている。
廃止路線
編集車両
編集地下鉄3路線で合計858台の車輌がある。シェパード線は4両編成、ヤング・ユニヴァーシティ・スパダイナ線およびブロア・ダンフォース線では6両編成で運用されている。地下鉄3路線をつなぐ連絡線があり、技術も共用している。
トロントロケットと言う最新型車両は2011年に納入された。しかし、T1と呼ばれる1995年に納入した車両が主力車両である。それ以前の1970年代から1980年代に製造された旧式の車両は2014年に運営から退いた。
フィンチ・ウェスト線は超低床電車のシタディス・スピリットのエグリントン線はフレキシティ・フリーダムを使用。
営業時刻
編集- 平日/土曜日 6:00AMごろ - 1:30AMごろ
- 日曜日 9:00AMごろ - 1:30AMごろ
地下鉄全線は毎日運行されており、運行時間は概ね午前5時45分から翌日午前1時30分までである(最終列車は上下線ともに概ね午前1時45分に走る。)。日曜日は別ダイヤであり、始発は午前9時である。終電後は、線路のメンテナンスや駅整備のために駅に立ち入ることはできない。深夜帯はブルーナイトネットワーク(Blue Night Network)路線と呼ばれる深夜バスが運行されているので、そちらを使用することとなる。それらのバスには300番台の番号が振られており、深夜バスの停留所には通常のバス停に青帯が付されていたり、同じデザインの色違い(青色)のものが置かれていたりする。
その他
編集トロント地下鉄はしばしばニューヨーク地下鉄として映画では撮影される。映画『サブウェイ・パニック』の1998年版などがそうである。