「どうでもいい…」「バズればいいんだよバズれば!」が執筆動機だと作者自ら漫画で暴露してくれているので、それがテーマでそれに沿った作品になるのでしょうな→ https://twiman.net/user/1697622035898433536/1831571866542395428
自分のマンガで他人が不幸になってもどうでもいいと言ってた人がそんな高尚な意志を持って描くかよhttps://x.com/shirouzu_pua/status/2081130569153622102
こういうブコメが多くの星を集めているのを見ると、かなり異常な状況だと感じる。
「セリフに書かれていること=作者やキャラクターの本心」ではない。
問題の「どうでもいい」というセリフの顔が曇っていることから、そのセリフが強がりにすぎないことが読み取れる。本当にどうでもいいのであれば無表情で描かれるはずだ。HUNTERxHUNTERでウヴォーギンが「別に何も」と答えたコマみたいに。
しかも、その直前には「どうでもいいと思っていても、人は結局『良いものにしよう』としてしまう性らしい……」というモノローグが置かれている。その流れで「あなたの漫画は人を不幸にする漫画だよ!?」「どうでもいい……」というやり取りが続く。
この構成を見れば、「どうでもいい」と言い張っている主人公が、本当はそう思い切れておらず、これから「良いもの」を描こうとする方向へ心が変化していく物語の導入だと読むのが自然だ。
主人公がひねくれたことを口にするのは、そこから成長や変化が始まることを示す定番の導入である。例えば恋愛作品で主人公が冒頭に「男(女)なんてくだらない」と言えば、それはむしろ異性に惹かれていく物語の始まりを予感させる演出だろう。それを作者の思想そのものと受け取るのは、作品の読み方としてかなり無理がある。
さらに言えば、この主人公は作者本人ではなく山田さんである。これは『みいちゃんと山田さん』という物語の一エピソードであり、作者のエッセイではない。もちろん、キャラクターに作者自身が投影されることはある。しかし、この「どうでもいい」というセリフは、物語上の演出を意図してキャラクターに語らせていることが明らかだ。
文脈を無視した批判が多くの支持を集めている状況を見ると、「作者を叩くための材料」として断片だけが消費されているように思える。まるで目を真っ赤にした王蟲の群れみたいだ。
「ちいぎゅう」 「リアルみいちゃんは当たり♪」