【名古屋グランパス】けが人相次ぐ中、5月末まで続く公式戦8試合…総力戦で戦い抜きチーム力の底上げへ
2024年4月25日 18時39分
J1名古屋は28日、リーグ第10節・浦和戦(埼玉ス)に臨む。前節・C大阪戦(豊田ス)を終え、ルヴァン杯1試合を含めて公式戦10試合を消化。リーグ開幕当初こそ無得点で3連敗を喫したが、その後は無敗。けが人が相次ぐ中、5月末までの公式戦8試合を、若手を含めた総力戦で戦い抜く。
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第5節の横浜M戦(豊田ス)でFW山岸が負傷し、さらにFWユンカーの右膝内側半月板損傷。長谷川監督が2枚看板として攻撃の核に据えるはずだった2選手を欠き、他のポジションでもけが人が相次ぐ。
あまりに想定外となったシーズン序盤だが、チームは第4節の柏戦(三協F柏)で昨季と同じダブルボランチにシステムを戻してから徐々に安定。開幕3連敗から5勝1分けとV字回復を見せ、5位まで浮上した。
ただ、指揮官はこれまで「別に内容がまだいいわけではない」「本当に薄氷の思いで勝っている」と繰り返し、手応えは口にしていない。
データも裏付けている。Jリーグによると、チャンスクリエイト総数57回はリーグ20チーム中最下位で、トップの広島の4割ほどしかない。ゴール期待値、シュート総数はともに最下位、平均ボール支配率18位、枠内シュート数16位とネガティブな数字が並ぶ。
一方で、シュート成功率は2位、被枠内シュート総数の少なさが3位。少ないチャンスをものにし、挙げた得点をきっちりと守りきる戦いぶりが浮かんでくる。文字どおり薄氷ではあるが、けが人を抱える中での数字。チーム向上の伸びしろと捉えることもできる。
加えて期待がかかるのは、若手の力だ。今季から一発勝負となり、既にJ1の4チームが敗退したルヴァン杯だが、グランパスは17日の大宮戦(NACK5)で先発10人を入れ替える中で、2―0と勝利。早くも、GK杉本とDF行徳以外の全員が今季の公式戦出場を果たした。
浦和戦からは、最長で中4日、最短で中2日の8連戦が5月末まで続く。ルヴァン杯の大宮戦後、長谷川監督は「連戦を踏まえ、使ってみようかなと思わせるようなプレーはしてくれた」と一部選手を評価。けが人の復帰に加え、新たな戦力がチームに勢いを呼び込めば、質実両面で充実してくる。
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