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記事全文を読む→ブラザー・コーン「たけし軍団にスカウトされた」/テリー伊藤対談(2)
テリー ディスコで遊んでるとモテたんですか。
コーン いや、ディスコにみんなで行くことが楽しすぎて、彼女を作るっていうより、みんなと毎日遊んでたっていう感じですね。でも、踊りがうまいとディスコでは普通にモテたんで。
テリー モテるとどうなるんですか。
コーン 一緒に待ち合わせてディスコに行ったり。付き合って、当時レンタルルームっていうのがあったんで、そこに行って2人きりになって。あとは同伴喫茶とか。
テリー 同伴喫茶! 夢のような言葉だな。今ないもんね。
コーン 今ないですね。
テリー でもディスコで遊んでたら、彼女がいても可愛い子に声をかけたくなるじゃないですか。その時はどうするんですか。
コーン DJと知り合いなんで、「あと何曲でチークタイム?」って聞くと、「あと2曲」とかって教えてくれるから、チークタイムが近づいてきたらその女の子の隣に座るんですよ。でも、最後の曲が終わる頃に、パッと手を取って「踊りに行こう」って言うと、反対側の手を別の男が握ってたりするんですよ。それで「何やってんだよ!」「いや、俺のほうが先だよ」って、両側から女の子を引っ張り合ったりしてましたね。
テリー そうか(笑)。夢のような時代ですね。それでコンちゃんはその後、芸能人になっていきますけど、それはどういう経緯だったんですか。
コーン それは大学を留年しちゃって。ゴルフの同好会みたいなところに所属してたんですけど、後輩が卒業していくところを2、3回見送ったんですね。それで「何かやること決めねえとちょっとヤバいな」っていう感じになって。
テリー さすがにちょっと焦ってきたわけだ。
コーン それで芸能も嫌いじゃなくて、「歌とか歌いたいな」って思ってたから、「あのねのね」の2人が司会のモノマネ番組に出たんですよ。
テリー 「とびだせものまね大作戦」。
コーン そうです。そしたら結構ウケちゃって。「お前、また来いよ」みたいな。
テリー それで清水国明さんに弟子入りするの?
コーン そうです。で、これは本にも書きましたけど、当時みのもんたさんがやってた文化放送のラジオに、「関東乙女組」っていう大学生4人のグループでレギュラーで出演していたんですよ。
テリー その4人にコンちゃんもいたのね?
コーン そうです。で、その番組にツービートさんがゲストで出た時に、マネージャーさんから、「今度たけし軍団っていうのを作るんだけど、ちょっと人数が足りないから入ってくれないか」ってスカウトされたんですよ。でも、その時はもう「あのねのね」の事務所に片足突っ込んでたんでお断りして。もし入ってたら、そのまんま東さんの位置にいたと思うんですよね。
テリー 今振り返ってみると、どうだったの? 入ったほうがよかったのか、入らなくてよかったのか。
コーン いやぁ、それは入ってみないと全然わかんないですけど。
テリー 入らないほうがよかったんじゃない? だって、軍団ってたけしさんのことをずっと師匠として見てなくちゃいけないポジションだから。
コーン でも、たけしさんはその頃のことをすごくよく言ってくださって。たけしさんの番組にゲストで出た時も「こいつら、うちの事務所に来るかもしれなかったのに来なかったんだよ。今は結構歌で稼いじゃってるから」って言ってくれて。それはすごくうれしかったですね。その後も店で会って挨拶すると、そこの代金を全部払ってってくれたりとか。やっぱりすごいなと思いますよね。
ゲスト:ブラザー・コーン(ぶらざー・こーん)1955年、東京都生まれ。大学在学中の1981年、あのねのねが司会の「とびだせものまね大作戦」(フジテレビ系)に出演し、後に清水国明に弟子入り。コミック歌手などを経て、1983年、ブラザートムと「バブルガム・ブラザーズ」結成。1990年、「WON’T BE LONG」が大ヒット、紅白にも出場した。2000年代前半、腎不全を患うが、妻の腎臓を移植し復帰。2023年、乳がんと診断されたことを公表した。初の著書「WON’T BE LONG バブルと泳いだ人生」(講談社/Kaori Oguriプロデュース)発売中。
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