カルチャー
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特集ワイド
ナスカ地上絵、ついに解明 文化人類学者・坂井正人さん、研究30年AIで結実
2/10 13:06注目の連載 2940文字誰が、いつ、何のために描いたのか。南米ペルーの世界文化遺産「ナスカの地上絵」は、図柄の不思議さと巨大さで世界の関心を集めてきた。その古代史の謎がついに解き明かされたという。第一人者で山形大教授の坂井正人さん(62)が人工知能(AI)の活用で30年来の研究を結実させた。果たして、見えてきた古代文明の
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BeMe 私らしく
「男性がデフォルト」の哲学界に一石 「女の子」向け入門書が開く扉
2/9 09:00 2956文字哲学の中で女性の経験や語りは特殊なものとされ、あるいは無視されてきた。「男性がデフォルト(標準)であることに多くの哲学者は無自覚だったのではないか」。西條玲奈・東京電機大助教(分析フェミニズム)はそう指摘する。 西條さんも監訳者の一人として関わった新刊『女の子のための西洋哲学入門』(フィルムアート
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藤井聡太王将がコスプレ“変化” 王将戦・勝者記念撮影の舞台裏
2/9 08:00 2297文字現在、将棋の藤井聡太王将(22)に永瀬拓矢九段(32)が挑む「ALSOK杯第74期王将戦七番勝負」(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)が開かれている。王将戦といえば、将棋そのものだけではなく「勝者の記念撮影」にも注目が集まっている。対局が終わるたび、勝った側がユニークな姿になって撮影されるた
新着記事
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仲畑流万能川柳
この人でほんといいのかアメリカ人
2025/2/12 02:01 423文字☆印は秀逸(仲畑貴志選)☆この人でほんといいのかアメリカ人 白石 よねづ徹夜石破さん能登の現状知ってます? 大牟田 西のニシ一年目だけは燥いだ雪の朝 勝山 うみまち子供らが作って去って雪法師(ゆきぼっち) 沼津 クロヤギどの辺が実業なのかホリエモン 熊本 ピロリ金太躓いた程度じゃ済まぬ闇バイト 北九
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浮動
/266 上田岳弘 倉田悟・絵
2025/2/12 02:00 889文字とりあえず聞くしかないから頷(うなず)いたが、まだ話を続けようとする橋本氏に小さな戸惑いを覚える。まだ何かあるのか?「それから最後に、これが一番重要なんですが、楓のお腹(なか)にいる子供は一人じゃありません」「一人じゃない?」 聞くことに徹するつもりだったのに思わず声が出た。 僕が驚いたことには橋
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囲碁
第80期本因坊戦予選 結城聡九段-孫喆七段 第30局の4
2025/2/12 02:00 457文字◇戦いがないまま収束 解説の佐田七段と、関西棋院の先輩棋士である結城との関係を尋ねてみた。「結城研究会に入れていただいたのは18歳でした。検討する研究会で、皆で工夫しながら最善を求めていきます。1回5時間なので、延べ1000時間は一緒に盤を囲みました。一番、影響を受けた先生です。その後も、結城先生
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将棋
第83期名人戦A級順位戦 菅井竜也八段-稲葉陽八段 第33局の1
2025/2/12 02:00 825文字◇同門の残留争い 気が重たい対局である。今期の井上慶太九段門下の兄弟弟子対決は、残留争いの中で当たることになった。 対局室に先に入ってきたのは稲葉陽八段。1勝5敗の最下位で、状況をよくするには勝ち星を増やすよりない。開始前の表情はいつもより引き締まっていた。 少しして菅井竜也八段が入室。2勝4敗の
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季語刻々
菜の花忌色鉛筆の緑減り
2025/2/12 02:00 187文字◆今 ◇菜の花忌色鉛筆の緑減り 森田智子 今日は菜の花忌、1996年に他界した司馬遼太郎の命日だ。「梟(ふくろう)の城」「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「菜の花の沖」などの名作を残した司馬は、原稿を何色もの色鉛筆を使って推敲(すいこう)した。その推敲の跡の残った原稿は絵画的に見える。色を塗り重ねるよう
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視聴室
冨永愛の伝統to未来
2025/2/12 02:00 344文字◆冨永愛の伝統to未来(BS日テレ=後10・0) モデルで俳優の冨永愛が全国を訪ね歩き、その土地に根付く伝統文化を紹介するレギュラー番組。昨年春に始まり、秋田県の「大曲の花火」や岡山県の備前焼などを取り上げてきた。 今週は、金沢市の「加賀友禅」の魅力に迫る。冨永は1985年生まれという気鋭の加賀友
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将棋朝日杯、近藤誠也八段が初優勝 「新年度はタイトル挑戦狙う」
2025/2/11 18:53 490文字第18回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦トーナメント決勝が11日、東京都千代田区で指され、近藤誠也八段(28)が井田明宏五段(28)に勝って棋戦初優勝を果たした。井田五段は2021年の加古川青流戦に続き、棋戦優勝にあと一歩届かなかった。 近藤八段は千葉県八千代市出身で所司和晴七段門下。
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暴力絶えぬ世界に「必要な作家」 ノーベル賞ハン・ガンさんの魅力
2025/2/11 16:14 3132文字韓国の作家、ハン・ガンさん(54)が昨年、アジアの女性作家として初めてノーベル文学賞を受賞した。その魅力やお薦めの作品などについて、代表作の一つ『少年が来る』(クオン)の翻訳を手掛けた井手俊作さん=福岡市=と、邦訳が出始めた頃からの愛読者である熊本市の橙(だいだい)書店店主、田尻久子さんに聞いた。
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「八つ墓村」は元々「七つ」? 横溝正史作品の謎追った元記者に聞く
2025/2/11 05:00 2095文字英国で「八つ墓村」など横溝正史の小説がブームになっている現象について、昨年12月に本紙の夕刊とウェブサイトで紹介した。偶然にもほぼ同時期に、「八つ墓村」誕生の謎に迫った話題の本「八つ墓村埋蔵金伝説 横溝正史最高傑作の謎を追う」が電子書籍サービス「キンドル」で発売された。筆者は穴切史郎のペンネームで
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毎日歌壇・俳壇 2月11日の特選より
2025/2/11 04:00 356文字<俳句>小川軽舟選 ◇蕗の薹熊のよく出る沢伝ひ(高山市 直井照男)<短歌>米川千嘉子選 ◇振り袖を着た数日後防護服姿で鶏の死骸を運ぶ(千葉市 深海泰史) 熊が人里に出没して騒動になるなか、直井さんは山あいでひっそりと芽吹くフキノトウに目を向けました。深海さんの歌は、晴れやかな振り袖と鳥インフスエンザ
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毎日俳壇
小川軽舟・選
2025/2/11 02:03 325文字蕗(ふき)の薹(とう)熊のよく出る沢伝ひ 高山市 直井照男<評>人里に熊の現れたニュースが絶えない昨今。野生動物たちと自然の恵みを仲良く分かち合えるとよいのだが。階段の手摺(てすり)の木目春めけり 徳島 坂尾径生<評>暮らしの何気ないところから春らしさが始まる。木目の手ざわりもあたたかそうだ。布団干
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毎日俳壇
西村和子・選
2025/2/11 02:03 329文字はちみつの濁りて重し寒の入 松山市 井上保子<評>寒中は蜂蜜も硬くなる。さじを入れてすくった時の微妙な変化を具体的に描写して、生活実感のある作品となった。着ぶくれて言訳ながくなりにけり 川口市 高橋さだ子<評>あるがままを詠んでいるが、年齢を感じさせる点に憎めないおかしみがある。自画像か。近江より仰
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毎日俳壇
井上康明・選
2025/2/11 02:03 358文字せめぎあふ鋭きおもて雪の山 甲府市 清水輝子<評>雪の峰が連なるのを、人の顔の並ぶ姿に例えている。「鋭きおもて」は山の厳しさを表し、作者の山との親しさを想像させる。天にやや近づきし屋根雪下(ゆきおろ)し 青森市 小山内豊彦<評>雪国の雪下ろしを聖俗あわせてうたう。厚く雪が積もった屋根は美しいあの世で
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毎日俳壇
片山由美子・選
2025/2/11 02:03 352文字鴨鍋(かもなべ)や闇の中なる竹生島(ちくぶしま) 長浜市 中島正則<評>カモ料理は冬季限定の琵琶湖の味として知られ、長浜あたりには有名な料理店がある。見えてはいない竹生島の描き方が巧み。門灯のつぎつぎ点(とも)る寒の雨 武蔵野市 渡辺一甫<評>それでなくても寒い時期の雨の夕方のわびしさが伝わってくる
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毎日歌壇
米川千嘉子・選
2025/2/11 02:03 463文字振り袖を着た数日後防護服姿で鶏の死骸を運ぶ 千葉市 深海泰史<評>鷄インフルエンザによる鶏の殺処分。養鶏場の従業員や自治体の職員がかり出される。まとうものの落差こそ現実だ。のそのそと街歩いてるおばあさんの着ぐるみのなかに私はいない 京都市 高橋よしこ<評>前の一首とも対照的な着ぐるみの歌。人はみんな
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毎日歌壇
水原紫苑・選
2025/2/11 02:03 478文字五千円 りぼんを結んで得るお金みんながいいならわたしもいいよ 横浜市 大原香花<評>この世にりぼんを結んでお金を得る方法があるのか。そして下の句の謎めいた「いいよ」とは何だろう。何がいいのか、言ってくれと思う時とりこになる。流氷のようにはげしくさみしいよ、塩や言葉をこぼしてばかり 加古川市 石村まい
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毎日歌壇
伊藤一彦・選
2025/2/11 02:03 475文字壊れてもいい心などないからさ もっと下がって電車が来るよ 鳥取市 中之島潤<評>ホームで危険な場所に立っている人を見ての歌か。もしかして電車に飛び込むのではないかと案じて心で呼びかけている。庭に来て遊ぶすずめの六、七羽 小さく大きな信頼感じる 池田市 黒木淳子<評>スズメが安心して庭に来てくれること
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出会いの季語
ふたつの新人賞=高田正子
2025/2/11 02:03 596文字1月の末、第48回俳人協会新人賞の選考会に臨んだ。対象者は50歳未満の会員である。今回の受賞句集は2冊。・山焼(やまやき)の匂ふ華厳の闇深し・百僧に白息の立つ諷経(ふぎん)かな 桐山太志『耳梨(みみなし)』 耳梨は耳成山の古い表記。奈良の地に深く関わる作品世界をもつ一集。古風な印象だが<海光にざら
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気鋭に迫る
言葉の力で世界を広げる 作家 山野辺太郎さん
2025/2/11 02:02 1198文字<文化の森 Bunka no mori> 日本各地に立つ巨大仏。その目に、我々人間の営みはどう映っているのだろう。 作家の山野辺太郎さん(49)は新著『大観音の傾き』(中央公論新社)で、仙台市郊外にそびえる「仙台大観音」を主人公の一人に据えた。仙台弁でつづられる大観音の心の声と、その足もとで繰り広
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将棋
将棋 藤井名人が400勝 羽生九段抜き最年少
2025/2/11 02:02 364文字将棋の藤井聡太名人(22)が10日、第74回NHK杯将棋トーナメントの対局に勝ち、通算400勝(81敗、勝率8割3分)に到達した。22歳6カ月は羽生善治九段(54)の23歳4カ月を10カ月更新する最年少記録。 藤井名人は2018年に100勝をした時の敗数が18。その後も「100勝20敗」のペースを
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