クラシックナビ
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びわ湖ホールから
挑戦続け、豊かな劇場に 25年度ラインアップ オペラなど163公演発表 /滋賀
2024/12/22 05:01 784文字びわ湖ホールで行われる公演は、ホールを借りて実施していただく貸館公演とホール自らが企画・実施する自主事業公演の二つがあります。 びわ湖ホールは国内でも有数の自主事業数を誇る劇場で、このたび、芸術監督・阪哲朗の任期3年目となる2025年度のラインアップ発表(50事業163公演)を行いました(11月2
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音のかなたへ
イチョウとブゾーニ
2024/12/16 02:01 1254文字イチョウの美しい時期が長い。初めは、緑の葉を残して黄と溶け合う柔らかい感触にひかれる。黄一色になるにつれ葉が切り立ち、やがて舞い落ちて木がすけると、光をはねる葉の間からのぞく青空も、より輝かしい。降り積もると、一転して辺り一面、黄金が敷かれる。 イチョウは街路樹が多く、見通しが良いと、遠近の美もつ
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びわ湖ホールから
脚本家も涙、男性3人芝居 12年初演の話題作 「こんばんは、父さん」再演 /滋賀
2024/12/15 05:07 799文字「二兎社」は、役者として出演できるように2人が交代で脚本を書こうと、兎年生まれの2人の女性(永井愛と大石静)により1981年に旗揚げされた劇団です。その後、大石静は活動の場を舞台からテレビにうつし、「ラブストーリーの名手」と称されるように。大石の退団以降は、永井愛が引き続いて主宰し、描き続けたリア
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びわ湖ホールから
観客を引き込む歌と芝居 12、13年上演で大好評「三文オペラ」再演 /滋賀
2024/12/8 05:01 718文字19世紀末のロンドンを舞台に、社会の暗闇を強く生きる人々の姿が描かれたクルト・ヴァイル作曲の音楽劇「三文オペラ」。 2012年にびわ湖ホール、13年に東京・新国立劇場で上演し、大好評を博しました。当時と同じ栗山昌良演出版をこの度、びわ湖ホールにて再演します。 指揮は前回と同じ園田隆一郎、キャストは
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びわ湖ホールから
若手屈指の弦楽四重奏団 「室内楽への招待」シリーズ /滋賀
2024/12/1 05:07 681文字多彩な演奏家による室内楽の魅力を幅広い層の方々に紹介する「室内楽への招待」シリーズ。今回は、世界を舞台に躍進している弦楽四重奏団、クァルテット・インテグラがびわ湖ホールに初登場します。クァルテット・インテグラは2015年、桐朋学園に在学中に結成され、バルトーク国際コンクール弦楽四重奏部門第1位、第
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びわ湖ホールから
ワルツ王の生誕200年祝う 大みそかコンサート /滋賀
2024/11/24 05:10 732文字早いもので師走は目の前、大みそかには、1998年の開館以来、毎年行っているびわ湖ホールの名物公演「ジルヴェスター・コンサート」(ドイツ語で大みそかのコンサートを意味)を今年も開催します。 今回は、「美しく青きドナウ」をはじめワルツ王として有名なヨハン・シュトラウス2世の生誕200年を祝って、彼の未
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音のかなたへ
赤まんま
2024/11/18 02:00 1241文字真夏日の最長記録、「最も遅い真夏日」の更新……、暑さをめぐるかまびすしい日々が続く中、ふとめぐってきた静かな秋晴れに誘われ、近所の公園を散歩した。 子供たちが通称で呼ぶあまり手入れもされていない公園だが、三角ベース(塁間を狭めた草野球)ができるほどのスペースはあり、雑木のように見えても、桜、モミジ
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びわ湖ホールから
子供たちにも舞台芸術を オペラ「泣いた赤おに」学校公演 /滋賀
2024/11/17 05:06 457文字びわ湖ホール声楽アンサンブルの大切なレパートリーの一つ、オペラ「泣いた赤おに」。浜田広介の名作童話に、松井和彦が親しみやすい音楽をつけて構成した作品です。びわ湖ホールでは、2009年から学校や文化ホールなどでこの作品を上演してきました。 今年度は9月から11月にかけて、滋賀、奈良、大阪3府県の19
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びわ湖ホールから
舞台と客席、狂言で一体化 来月7日 野村万作ら三世代共演 /滋賀
2024/11/10 05:01 730文字狂言師・野村万作は、楽屋では、どちらかというと無口な出演者という印象ですが、ひとたび舞台に登場すると、お客様を必ずくぎ付けにします。狂言のセリフは、古語で語られるため、単語一つ一つの意味がわからない瞬間があるはずなのに、物語がすんなりと入ってきて、客席からくすくすと笑い声が起こり、舞台関係者が「舞
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びわ湖ホールから
ピアノと織りなす魅惑の声 来月1日公演「晩秋への想い」 /滋賀
2024/11/3 05:10 638文字びわ湖ホールイチ押しのアーティストによる演奏を短時間で楽しめる「気軽にクラシック」シリーズ。今回は関西を拠点に活動し、びわ湖ホールとも縁深い、メゾソプラノの八木寿子が登場します。 八木は2011年に第9回東京音楽コンクール声楽部門の栄えある第1位を受賞した技量の持ち主で、豊かで魅力的な声と確かな表
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びわ湖ホールから
竹取物語、進化した舞台を 来月23、24日 オペラ上演 /滋賀
2024/10/27 05:18 823文字今は昔、竹取の翁といふものありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり――日本最古の物語といわれる「竹取物語」。かぐや姫の物語を忠実に台本化し、美しい音楽で彩ったオペラを来月上演します。 本作品は2015年にびわ湖ホールで舞台初演、そして22年には大ホールにてコロナ禍に合わせたセミ
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音のかなたへ
空っぽの皿
2024/10/21 02:00 1263文字昔は“乞食(こじき)”と呼ばれる人がいた。今は使えない差別語だし、第一、そのような人をあまり見かけない。昭和の頃には、橋のたもとや、河原のぼうぼうに生えた草の中などに、ワラやボロ布をまとった人がいて、子供にとっては気味が悪かった。 大学生のころ、朝早く、近くの海へ行った。水平線より少し上に日が昇っ
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びわ湖ホールから
独三大Bの名曲堪能 12月8日 オーケストラ公演 /滋賀
2024/10/20 05:25 797文字クラシック音楽の名曲を気軽にお楽しみいただける「名曲コンサート」。フル・オーケストラの本格的な演奏が、4400円から1100円(シアターメイツ会員なら770円)と手軽な料金でお楽しみいただけます。友人やご家族との鑑賞、またお子様のクラシックコンサート・デビューにと、大変好評をいただいています。 今
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びわ湖ホールから
オペラ界の巨匠 栗山昌良 師事した演出家ら語る /滋賀
2024/10/13 05:07 614文字戦後の日本オペラ界を牽引(けんいん)した演出家、栗山昌良。昨年97歳でこの世を去るまで、全国各地で400本以上のプロダクションを演出した巨匠です。今年度のびわ湖ホールでは、過去に栗山がびわ湖ホールで手掛けた3本のオペラを、栗山に師事した演出家の手で復活させます。「竹取物語」は中村敬一が、「三文オペ
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びわ湖ホールから
音楽の表現方法、子供らに ミニコンサートや合唱指導 /滋賀
2024/10/6 05:17 574文字「ふれあい音楽教室」は、小学校の音楽の授業にびわ湖ホール声楽アンサンブルのオペラ歌手2人とピアニストが参加し、ミニコンサートや合唱指導を行う取り組みです。 ミニコンサートでは、各学校の校歌や本格的なオペラ・アリアなどを取り上げます。オペラ歌手の歌声を間近で聴き、その迫力に圧倒される子供たち。オペラ
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びわ湖ホールから
一足先にハロウィーン 来月17日 ロビーコンサート /滋賀
2024/9/29 05:16 660文字メインロビーで開催するロビーコンサートは、小さなお子さまや、なかなか長時間の公演を聴くのが難しい方など、誰にでも気軽にお越しいただける無料のコンサートです。約30分と短い時間ながら充実した内容と演奏で、毎回多くのお客様にお楽しみいただいています。 10月17日には、毎年大好評の「ハロウィン・ロビー
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びわ湖ホールから
秋のバロック音楽博覧会 古楽の魅力、トーク交え /滋賀
2024/9/22 05:06 626文字びわ湖ホールでは<古楽への招待>というタイトルの公演シリーズを行っています。古楽というのは、ハイドンやベートーヴェンなどの古典派音楽より以前の西洋音楽の総称で、バロック音楽も含まれています。 今回は「音楽の博覧会」と銘打って今年のオリンピック・イヤーにちなみ、バロック時代のヨーロッパ各国を代表する
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びわ湖ホールから
チェンバロでたどる音楽史 来月20日 シュタイアー公演 /滋賀
2024/9/15 05:18 702文字アンドレアス・シュタイアーは1955年ドイツ中部のゲッティンゲン生まれ。チェンバロとフォルテピアノの「巨匠」として広く認められています。 公演プログラムには多くの作曲家の名前が並んでいますが、全体を貫いているのは、13世紀以前に生まれた二つの旋律が、後の作曲家によって後世にどのような形で引き継がれ
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音のかなたへ
男が消える
2024/9/15 02:01 1264文字「音が聞こえる」の一文は、アナグラムによって「男が消える」になる(おとがきこえる↓おとこがきえる=「学研キッズネット」ウェブサイトより)。どこか想像力をかき立てる。 言葉の綴(つづ)りを組み替えて別の言葉にするアナグラムは古代ギリシャからあるという。日本でややなじみが薄いのは、表意文字を主としてい
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びわ湖ホールから
「日本語とうた」集大成 “ピノ”シリーズ 来月5日 /滋賀
2024/9/8 05:30 631文字びわ湖ホールのメインロビーにたたずむ木目調のスタインウェイ。このピアノは、びわ湖ホール初代芸術監督の若杉弘氏が愛用したもので、氏の愛称にちなんで“ピノ”と呼ばれています。この明るくやわらかな音色をお聴きいただける、毎年人気の公演が“ピノ”シリーズです。 2021年度からは「日本語とうた」と題して、
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