特集
読者の広場
「女の気持ち」「男の気持ち」「みんなの広場」「仲畑流・万能川柳」「人生相談」など、読者からの投書・声を集めました。
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女の気持ち
雑巾掛け 大阪府高槻市・土子美香(パート・54歳)
2024/12/21 05:09 529文字小学校の長期休み明けに、子どもたちは雑巾を学校に持って行きます。ミシンがない家など多くの家庭は雑巾を買って持たせていますが、古い世代の私は、自分で縫って持たせています。 そんなわが家の、勉強も運動もぱっとしない娘ですが、一つだけ人に自慢できることがあります。 それは、学校の掃除で廊下の雑巾掛けを一
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女の気持ち
父のお年玉 山口県長門市・渡辺陽子(主婦・74歳)
2024/12/21 05:09 556文字数年前に亡くなった父は90歳近くまで、一人でバスに乗り通院していた。私が退職してからは病院の送迎を引き受けることにした。 初めて付き添った日、診察を終えて会計を済ませようとすると、父はカウンターの端に置かれている募金箱を指さし、500円硬貨を入れるよう促した。募金箱には「東日本大震災募金」とあった
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仲畑流万能川柳
うまい子役は芝居がクサい
2024/12/21 02:03 422文字☆印は秀逸(仲畑貴志選)☆うまい子役は芝居がクサい 行田 ひろちゃんAIをときに裏切る競走馬 東京 恋し川怒ってるくせに「怒るよ」という妻 大阪 ナナチワワ小学生令和(いま)に受け継ぐ技カンチョー 和歌山 天然マリモ離島でも85円(これ)で届くと思や安い 名古屋 エットあるどの国もたまに悪魔が君臨す
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みんなの広場
胃がん摘出から10年たった日々=無職・古谷五雄・85
2024/12/21 02:02 390文字(北海道) ステージ4のがんが見つかり、胃を摘出してからこの10月で10年になった。食べ物を恐る恐る口に運んだ手術後の日々から、日常を取り戻すまでの時の流れは、心身ともに自分を見つめる時間でもあった。 退院してから今でもしっかり守っていることがある。起床、3食、就寝の時間の固定だ。いわゆる「規則正
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みんなの広場
韓国の非常戒厳で調べてみた=高校生・木村柚穂・15
2024/12/21 02:02 383文字(福岡県) 12月3日の夜、韓国に非常戒厳が宣布された。私はある韓国人の方のSNS投稿でそのことを知った。「外を出歩くだけで逮捕される可能性がある」という記述に、本当にそんなことがあるのだろうかと驚いた。 そこで、この問題について調べてみた。非常戒厳下では言論や出版、集会、結社の自由などが制限され
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みんなの広場
米国のユニークな宿題に驚き、感心=無職・大前京子・67
2024/12/21 02:02 379文字(兵庫県) 先日、米ニューヨークに住むめいからびっくりするような動画が送られてきた。高校1年になる彼女の息子が、赤ちゃんをあやしている映像だった。 私はすぐさまラインで連絡を取り「一体、何があったの」と問いただした。聞けば、赤ちゃんロボットを一晩お世話する学校の宿題だという。高1の男の子が、赤ちゃ
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人生相談
嫁は育児ノイローゼでは=回答者・高橋源一郎
2024/12/21 02:01注目の連載 838文字長男の妻が11歳の孫を発達障害と決めつけています。祖父母からみれば障害と思われる言動はなく不思議です。孫は妹とともに不登校で長時間ゲームをしています。長男がそれをひどく叱り、孫が大声で泣いて行政に通報されたとか。嫁は育児ノイローゼを思わせるため、孫の世話を申し出ていますが拒否されます。(76歳・女
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わたしの気持ち
背中を洗う 東京都武蔵野市・田村幸代(主婦・63歳)
2024/12/21 02:01 554文字冷え性の私にとってこの季節のお風呂は、ささやかな幸せを感じるひとときだ。年に1、2度「これがかなったら最高なのに」と思うことがある。背中をゴシゴシ洗ってもらいたい、という願いだ。 柄のついたブラシ、長いタオルを使っても肩が痛い身には大変なこと。以前は夫にお願いしていたが、体が不自由になった今は無理
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わたしの気持ち
10年パスポート 大阪市北区・望月久美子(無職・80歳)
2024/12/20 05:09 546文字令和元(2019)年5月にパスポートを更新した。当時75歳。期限まで10年ある。 新しい元号とともに私のパスポートも新しくなり、じっくり眺め入る。表紙は日本独特の色合いのえんじ色で、ページをめくると、うっすら桜の花の地紋が見え、ここにスタンプを押してもらう日はいつだろうかと、心躍るひとときだった。
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女の気持ち
長い道のり 長崎市・木山典子(72歳)
2024/12/20 05:08 565文字金婚式を迎えた。祝いの席を設けるという娘たちの好意を丁寧に断った。その日は2人で迎えると決めていたからだ。普段より少し豪華な食事を用意して乾杯をした。 京都の実家を出る時の母の言葉がよみがえってくる。「ここには二度と戻ってきたらあかんで」。この地で頑張るしかないと心に誓った。しかし、50年という長
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仲畑流万能川柳
お笑いの出ない番組だけを見る
2024/12/20 02:03 408文字☆印は秀逸(仲畑貴志選)☆お笑いの出ない番組だけを見る 須賀川 ガガンボ思いやり予算て出すの誰の金 宝塚 忠公ほとぼりが冷めれば金を集め出す 静岡 石垣いちご一票じゃなく拡散が世を変える 糸島 かよぽん大谷のファンばかりじゃない野球 京都 東原佐津子SNS言ったもん勝ち選挙戦 大阪 コージー面構え習
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みんなの広場
「お月様の歌」を知りませんか=無職・根津敏子・78
2024/12/20 02:01 378文字(新潟県) 「お月様こんばんは 銀の舟 小舟 ぎっちら ぎっちら こいで 夢のお国へまいりましょう」 95歳で亡くなった母は、私の孫(母からみればひ孫)が幼い時、お月様が出るとよくこの歌を歌い、一緒に眺めていた。私は夕食の準備が忙しくて母の歌をあまり聞いていなかったが、この歌詞は覚えている。だが、
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みんなの広場
「絵に描いたタクシー券」私の町も=無職・中原保・77
2024/12/20 02:01 388文字(福岡県) 自治体から支給されるタクシー券が実質使えないという内容の「『絵に描いた餅』のタクシー券」(本欄2日)に共感した。私は両下肢まひの車いす生活者で毎月1回、介護施設の車で隣の市の病院に通っている。運転手の付き添い料も含めて1時間1650円の料金がかかる。 往復に2時間弱。三つの科を受診する
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みんなの広場
「希望の光」は知人夫妻の息子=無職・田中康之・63
2024/12/20 02:01 388文字(大阪府) 私は独身で、子供、孫ともにいません。でも、ずっと孫のようにかわいがっている小学3年の少年がいます。私にとって気のおけない知人夫妻の息子さんなのです。 その夫妻は現在、宮城県内に住んでいます。共に実家が同県内で、2011年の東日本大震災を機に結ばれました。二人とも震災後に「家族を持ちたい
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人生相談
野生動物の駆除、心痛む=回答者・立川談四楼
2024/12/20 02:01注目の連載 834文字野生の熊やイノシシが人里に下りて処分されたニュースに胸が痛みます。私は肉や魚も食べます。ベジタリアンになることが望ましいのですが、植物性たんぱく質や卵や乳製品だけで栄養を摂取することは、難しいことだと思います。自分でも矛盾していると思いますが、どう考えれば自分を納得させられるでしょうか。(61歳・
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女の気持ち
シオカラトンボ 埼玉県所沢市・樋口和代(主婦・66歳)
2024/12/20 02:01 559文字45年近く付き合いがあった大切な友人の葬儀から帰って2日後。遅い夕食の支度をしていると、何かがシャカシャカと飛ぶ音がする。 見ると食卓の上の天井にはめ込まれた蛍光灯に、トンボがぶつかったり離れたりしながら飛んでいた。最近は外でもあまり見かけないシオカラトンボだった。 どこから入ってきたのかしらと不
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女の気持ち
冷蔵庫の搬入 福岡県糸島市・藤田有子(パート勤務・54歳)
2024/12/19 05:13 559文字20年ぶりに冷蔵庫を買い替えることにした。家電店に行くと冷蔵庫の高さは昔より高く、大容量で特に奥行きが広く、大きな鍋が何個も入りそう。私の仕事が休みの日に運んでもらうことにした。 搬入当日は晴れでホッとする。「もうすぐ着きます」の電話を受けてから、門扉と搬入口の窓を全開にして動線にあるじゅうたんを
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女の気持ち
正に塞翁が馬 和歌山市・前田志乃生(主婦・72歳)
2024/12/19 05:12 558文字義父を見送った後、一人残った義母が暮らす田舎と自宅を行き来する日々が10年続いた。わずかな田畑を耕し、季節ごとの作物の収穫に喜びと生きがいを感じていた。 それが、今年の夏、田舎通いを突然やめざるを得なくなった。夫が病気になって入院したからだ。家を離れるのを嫌がっていた義母だが、仕方なく義妹の家で暮
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わたしの気持ち
愛されたかった 愛知県清須市・三宅節子(無職・83歳)
2024/12/19 02:01 542文字独身時代の私は常に風邪気味であった。23歳で結婚して実家を出るとその症状は治まったので、原因は家庭にあったと信じている。 母は私の写真を見ると「自分の姉にそっくり。気味が悪い」と言ったので、私の生母は伯母かと疑ったこともある。歯並びや身長、視力、病弱なことなど私の欠点を数え、私がふくれると「触れば
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みんなの広場
「断薬」、1日1万歩で血圧安定=無職・富永勝・80
2024/12/19 02:00 407文字(福岡県) 私は66歳の時に出張先で心筋梗塞(こうそく)に襲われ、居合わせた知人のおかげで九死に一生を得ました。以来、かかりつけ医の指示に従い、血圧降下剤など11種類の薬を飲み続けました。「薬のおかげで現状が保たれている」という医者の説明でした。 ところが3年前、けがの治療でかかった整形外科で、薬
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