本・書評
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ガイド 田んぼの作業、年間通じて紹介 お笑い芸人・サルインさん「稲作ライブ」出版
2024/12/17 05:10 479文字奈良市在住の吉本興業お笑い芸人・サルインさん(33)が著書「稲作ライブ おもしろくてたいへんな田んぼの一年」を出版した。奈良出身の先輩芸人、笑い飯・哲夫さんの田んぼを手伝ったことがきっかけで「小学生から就農を考えている大人まで、ぜひ読んでほしい」と話している。 サルインさんは石川県出身、奈良教育大
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文章で伝えた生の尊さ 作家・佐々涼子さんしのび 「第二の故郷」と慕った書店で朗読会 釜石 /岩手
2024/12/17 05:00 1438文字「エンジェルフライト」や「エンド・オブ・ライフ」など生と死を見つめた数々の著作を発表し、9月に56歳で亡くなったノンフィクション作家、佐々涼子さんの作品朗読会が15日、岩手県釜石市で開かれた。生前「第二の故郷」と慕った書店主が今夏から準備を進めてきた催しに追悼の思いが加わった。遠くは関東からも知人
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文章で伝えた生の尊さ 作家・佐々涼子さん「第二の故郷」で朗読会
2024/12/16 14:45 1438文字「エンジェルフライト」や「エンド・オブ・ライフ」など生と死を見つめた数々の著作を発表し、9月に56歳で亡くなったノンフィクション作家、佐々涼子さんの作品朗読会が15日、岩手県釜石市で開かれた。生前「第二の故郷」と慕った書店主が今夏から準備を進めてきた催しに追悼の思いが加わった。遠くは関東からも知人
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「固形」観念、溶くレシピ 嚥下障害ある女性「ミキサーごはん」出版 当事者ならでは、おいしさ追求
2024/12/16 13:03 1850文字食べものをうまく飲み込めなくなった人が口にする「ミキサー食」や「流動食」は、「味気ない病人食」などと暗いイメージを持たれがちだ。そんな既成概念を覆そうと、嚥下(えんげ)障害を抱える女性がミキサーを使った調理法を自ら編み出し、レシピ本を出版した。おいしく楽しめるように工夫した「ミキサーごはん」。探究
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Interview
林真理子さん(作家) 「フェチ」だから書けた葛藤 短編集『皇后は闘うことにした』刊行
2024/12/16 13:01 1505文字「皇族フェチ」を自称する作家の林真理子さんが、明治から昭和の皇族・華族の婚姻を巡る葛藤を描いた短編集『皇后は闘うことにした』(文芸春秋)=写真=を出版した。日本大の理事長に就任して2年。二つの異なる仕事は林さんに何か相乗効果をもたらしたのだろうか。 母校の理事長に就任して以降、大学の業務に追われる
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論考44本 河合幹雄さんの遺著刊行 『社会的事件の法社会学』
2024/12/16 13:01 1304文字法社会学者で昨年11月に63歳で死去した河合幹雄さんの著書『社会的事件の法社会学』(遠見書房)が刊行された。2011~22年、ウェブメディアに執筆した44本の論考をまとめた遺著だ。 河合さんは京都大、同大学院で学んだ後、パリ第2大留学などを経て、桐蔭横浜大で教授、副学長を歴任した。犯罪学、特に少年
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今週の本棚・次回の予定
12月21日の毎日新聞書評欄は今年の「この3冊」後編など
2024/12/16 11:00 349文字12月21日の毎日新聞朝刊「今週の本棚」で掲載予定の本の主なラインアップを紹介します。 ①ジョエル・ヨースさん評『ラフカディオ・ハーンの耳、語る女たち 声のざわめき』(西成彦著・洛北出版) 著名人が思い出の本についてつづる「なつかしい一冊」は、作家の河﨑秋子さんが『ヒッコリーの きのみ』(香山美子
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眠れる魅力、掘り起こせ 国内最古の特別史跡 佐世保・福井洞窟 柳田さん、研究本出版 /長崎
2024/12/16 05:03 440文字国内最古の特別史跡に今年指定された佐世保市吉井町の「福井洞窟」を研究する市教委文化財課主査、柳田裕三さん(45)が「旧石器文化から縄文文化へ 福井洞窟」(新泉社)を出版した。学者らが積み重ねた研究や発掘をつぶさにたどっている。 柳田さんは福井洞窟に魅せられ、2008年に市の埋蔵文化財専門職員になっ
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京都・読書之森
お茶の味 /京都
2024/12/16 05:02 1072文字(渡辺都・著 新潮文庫、693円) ◇伝統の知恵に新鮮な驚き 京都御苑(御所)のお膝元、寺町二条通上ルに本店を構える1717年創業の茶舗「一保堂」。京都では言わずと知れた存在だが、江戸時代に皇族から屋号を賜ったと聞くと改めて「ほう」とその歴史に身構える。その老舗に嫁いだ1953年、島根県生まれの「
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乱読御免
サンタという特別な存在=今村翔吾
2024/12/16 02:01 1648文字<文化の森 Bunka no mori> サンタクロースが来てくれなくなって、一体どれほどの時が経(た)っただろうか。最後にプレゼントを貰(もら)ったのは、確か28年前だったように思う。そのような事を茫(ぼう)と考えていた時、「私、サンタさん来たことないねん」 と、いう声が脳裡(のうり)に蘇(よみ
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吉本芸人、本気の稲作本 「詳しいけどわかりやすく」 奈良市在住のサルインさんが出版 /奈良
2024/12/15 05:11 725文字奈良市在住の吉本興業お笑い芸人・サルインさん(33)が、稲作の工程を丁寧に書いた「稲作ライブ おもしろくてたいへんな田んぼの一年」を出版した。奈良出身の先輩芸人、笑い飯・哲夫さんの実家の田んぼを手伝って稲作への関心が高まったことがきっかけだった。「小学生から就農を考えている大人まで、ぜひ読んでほし
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阪神大震災
命の尊さ継ぐ、絵本が完成 1.17に誕生の実話 子ども219人が挿絵 /兵庫
2024/12/15 05:10 671文字阪神大震災当日の1995年1月17日、家族の愛情に包まれて神戸市で生まれた男性の実話を基にした絵本「ぼくのたんじょうび」=写真下=が完成し、14日、原画を描いた子どもたちに初披露された。表紙は、激しい揺れと同時に両親が身を投げ出して胎児を守ろうとしたシーン。表紙の原画を描いた神戸市立西郷小5年、藤
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命の「授業」絵本で届け 長野の出版社発行、亡き長女描く 読者要望応え10年ぶり復刻 /長野
2024/12/15 05:06 1224文字小中学校などで命の大切さや家族の絆を啓発する「いのちの授業」を2005年から続けているNPO法人「いのちをバトンタッチする会」(愛知県豊田市)代表の鈴木中人さん(67)が14年に出版した絵本が11月、初版から10年を経て復刻、重版された。鈴木さんは「身近な人の大切さを考えるきっかけにしてほしい」と
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林真理子さん マンモス大学トップの激務の中で描いた「皇族の苦悩」
2024/12/14 10:00 2111文字「皇族フェチ」を自称する作家の林真理子さんがこのほど、明治~昭和の皇族・華族の婚姻を巡る葛藤を描いた短編集「皇后は闘うことにした」(文芸春秋)を出版した。日本大の理事長に就任して2年。マンモス大学のトップという激務の中で得た気付きや、作品に込めた思いについて、林さんが語ってくれた。【松原由佳】 ◇
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手塚治虫の「盟友」 イラストレーターを特別に紹介 愛媛の美術館
2024/12/14 09:30 1157文字「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」などで知られる漫画家、手塚治虫(1928~89年)の足跡をたどる「手塚治虫展」が愛媛県新居浜市美術館で開催されている。手塚プロダクションが企画した全国21カ所目の巡回展だが、手塚の「盟友」で新居浜市出身のイラストレーター、真鍋博(1932~2000年)との関わ
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今週の本棚・なつかしい一冊
牟田都子・選 『ベスト版 たんぽぽのお酒』=レイ・ブラッドベリ著、北山克彦・訳
2024/12/14 02:07 1017文字◆牟田都子(むた・さとこ)・選 (晶文社 2200円) 10代の終わり、周囲の大人に感化されてSFに憧れた。古今の名作を解説したガイドブックの中から、詩のようなタイトルの連なりにひかれて手に取ったのがレイ・ブラッドベリだった。『10月はたそがれの国』『何かが道をやってくる』『火星年代記』。1920
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今週の本棚
橋爪大三郎・評 『イスラエルとパレスチナ』=ヤコヴ・ラブキン著、鵜飼哲・訳
2024/12/14 02:07 1367文字(岩波ブックレット・880円) ◇シオニズムとユダヤ教を区別する ユダヤ教とシオニズムはまるで別もの。むしろ正反対だ。--この重大な前提から議論が始まる。イスラエル建国の裏側やパレスチナ紛争の実態、ガザ地区はなぜ徹底的に破壊されたのか。一連の疑問がするすると解けていく。 著者は歴史学が専門。一九四
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今週の本棚
三浦雅士・評 『資本主義の中で生きるということ』=岩井克人・著
2024/12/14 02:07 1386文字(筑摩書房・2420円) ◇「自由と不安は表裏」を考える 名著である。エッセイ48篇、まさに「岩井克人・人と思想」。冒頭の「ファンレター」は、1981年、イェール大学で著者の講義に出ていたという米国女性からのメールだが、その講義に触発されいまは社会学の教授をしているという。嬉(うれ)しくないはずが
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今週の本棚
2024年「この3冊」/上(その1)
2024/12/14 02:05 4930文字「今週の本棚」の書評執筆者が、この1年に読んだ書籍を振り返り、とっておきの3作品を紹介します。あなたの心に残った一冊と同じ本が、入っているかも? ◇荒川洋治(現代詩作家) <1>吉本隆明詩集 吉本隆明著、蜂飼耳編(岩波文庫・1221円) <2>塚本邦雄歌集 塚本邦雄著、尾崎まゆみ編(書肆侃侃房・2
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今週の本棚
2024年「この3冊」/上(その2止)
2024/12/14 02:05 3722文字◇川本三郎(評論家) <1>山と言葉のあいだ 石川美子著(ベルリブロ・2860円) <2>美しい人 佐多稲子の昭和 佐久間文子著(芸術新聞社・3300円) <3>南光 朱和之著、中村加代子訳(春秋社・2860円) <1>アルプスの山を愛するフランス文学者の山をめぐるエッセイ集。単に登山にとどまらず
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