環境・科学
ピックアップ
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委員の声も科学も軽視? 温室ガス目標「議論」はシナリオありきか
12/9 05:30 2834文字日本の新たな温室効果ガス排出削減目標の議論の進め方や政府が示した目標案に異論が相次いでいる。削減目標は今後10年、15年の気候変動対策の根拠となるものだが、有識者の声や科学的知見を軽視したまま、環境、経済産業両省の案が「規定路線」として決まりかねない事態になっているのだ。 ◇「非常に雑な議論」委員
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言葉の幅を広げ続けた谷川俊太郎さん 詩人だから感じる存在の大きさ
12/8 13:00 2725文字現代日本を代表する詩人、谷川俊太郎さんが11月13日に92歳で死去しました。1952年に詩集「二十億光年の孤独」でデビューして以来、現代詩の一線に立ち続け、絵本や作詞、翻訳でも広い世代に親しまれた谷川さん。多様な「私」を表現した、その作品世界との出会いから、ユニークな創作と人物像、訃報の衝撃まで、
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プラごみ、「諦め」透けた交渉 条約策定先送りで汚染拡大避けられず
12/2 20:58深掘り 1002文字プラスチック汚染根絶のための条約策定を目指す政府間交渉委員会は2日、韓国・釜山の会合での合意を断念し、閉幕した。国連環境総会で決議した策定期限は「2024年末」。焦点だった生産規制を巡る対立は交渉を重ねるほど激しくなり、国際社会はこの重要な期限を守ることはできなかった。 プラスチックの生産・使用量
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注目の「データサイエンス」を高校生に 出前授業で裾野広げる企業
2024/12/11 17:30 1257文字データを分析して業務の効率化や経営戦略に生かす「データサイエンス」を高校生に教える企業が増えている。業務のデジタル化が急速に進み、そこから得られるデータの活用が企業の業績を左右するまでになっているためだ。専門人材の需要が増す中、企業は出前授業を通して人材の裾野を広げたい考えだ。 「どうすれば売り上
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1億円の獺祭、1本だけ販売へ 人類初、宇宙での日本酒造りに挑戦
2024/12/11 11:23 659文字日本酒「獺祭(だっさい)」で知られる旭酒造(山口県岩国市)は11日、人類初となる宇宙空間での日本酒造りに挑戦すると発表した。2025年後半にも、原料となる酒米や水などをロケットで打ち上げ、国際宇宙ステーションの実験棟「きぼう」内で発酵させ、地球に持ち帰る。100ミリリットル分をボトル1本のみ瓶詰め
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ヒトiPS細胞から管状のミニ腸作製 世界初 東京科学大
2024/12/11 01:00 636文字世界で初めてヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から管の構造がある「ミニ腸」を作ったと、東京科学大のチームが10日発表した。これまでは大きさ数ミリの球体のものしかできなかったが、特殊な技術を使い、大きさ数センチの実際の腸のような構造を再現した。チームは、将来的に腸移植を代替できる技術に向けた一歩だ
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淡々と読んでいるようで心にしみる 朗読もすごかった谷川俊太郎さん
2024/12/9 13:00 2172文字現代日本を代表する詩人、谷川俊太郎さんが11月13日に92歳で死去しました。絵本や作詞、翻訳でも広い世代の読者に親しまれた谷川作品の魅力を、詩人の城戸朱理さんとマーサ・ナカムラさんが語り合う対談の後編です。二人にはそれぞれの「おすすめの詩」の一節も挙げてもらいました。【構成・大井浩一】前編では、谷
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委員の声も科学も軽視? 温室ガス目標「議論」はシナリオありきか
2024/12/9 05:30 2834文字日本の新たな温室効果ガス排出削減目標の議論の進め方や政府が示した目標案に異論が相次いでいる。削減目標は今後10年、15年の気候変動対策の根拠となるものだが、有識者の声や科学的知見を軽視したまま、環境、経済産業両省の案が「規定路線」として決まりかねない事態になっているのだ。 ◇「非常に雑な議論」委員
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言葉の幅を広げ続けた谷川俊太郎さん 詩人だから感じる存在の大きさ
2024/12/8 13:00 2725文字現代日本を代表する詩人、谷川俊太郎さんが11月13日に92歳で死去しました。1952年に詩集「二十億光年の孤独」でデビューして以来、現代詩の一線に立ち続け、絵本や作詞、翻訳でも広い世代に親しまれた谷川さん。多様な「私」を表現した、その作品世界との出会いから、ユニークな創作と人物像、訃報の衝撃まで、
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世界農業遺産 兵庫県美方地区の但馬牛
2024/12/7 16:00 977文字神戸ビーフや特産松阪牛などの高級ブランド牛肉のルーツ、肥育や繁殖をする前の子牛(素牛(もとうし))は但馬(たじま)牛(うし)である。昨年、兵庫県香美町・新温泉町からなる「兵庫美方(みかた)地域」で続く但馬牛を育む仕組みが世界農業遺産に認定された。畜産分野では国内初。 全国に先駆け、明治期から牛の戸
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スタバ、ストローを紙からバイオプラスチックに 2025年に開始
2024/12/6 17:35 507文字スターバックスコーヒージャパンは6日、現在使用している紙ストローに代わり、生分解性バイオプラスチック製のストローを導入すると発表した。生分解性バイオプラスチックは、微生物によって分解され、二酸化炭素と水に変化するプラスチックを指し、環境負荷の軽減が期待されている。来年1月23日から沖縄県内の店舗で
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米主導の月探査アルテミス計画また遅れ 飛行26年、着陸27年に
2024/12/6 12:24 437文字米航空宇宙局(NASA)は5日、米主導の月探査「アルテミス計画」を巡り、2025年9月を予定していた月周辺への有人飛行が26年4月に遅れ、26年9月の予定だった有人月面着陸は27年中盤にずれ込むと発表した。宇宙船オリオンの問題を修正するためで、計画見直しは今年1月以来。 30年までの月面着陸を目指
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「イプシロンS」、24年度の打ち上げは「不可能」 燃焼試験で爆発
2024/12/5 19:48 292文字宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、小型固体燃料ロケット「イプシロンS」の2段目エンジンが鹿児島県での燃焼試験で爆発したことを受け、予定している2024年度内の実証機打ち上げは技術的に極めて困難との認識を示した。岡田匡史理事は記者会見し「現実的には不可能と考えている」と述べた。 燃焼試験は11
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NASA長官にマスク氏と親しい富豪 スペースXの受注増の見方も
2024/12/5 11:14 443文字トランプ次期米大統領は4日、決済会社などを経営する富豪のジャレッド・アイザックマン氏を、米航空宇宙局(NASA)長官に起用すると発表した。米メディアによると、アイザックマン氏は、トランプ氏と蜜月関係にある実業家のイーロン・マスク氏と関係が深い。マスク氏の経営する宇宙企業「スペースX」への発注が増え
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54年ぶり頭骨出た! ナウマンゾウ化石発掘現場 北海道・幕別
2024/12/5 10:00 1114文字北海道幕別町は3日、忠類地区(旧忠類村)でナウマンゾウの頭骨の化石1点が見つかったと発表した。1969~70年の調査により、国内で初めて氷河期に生息したナウマンゾウのほぼ1体分の骨格化石が発掘された現場で、同一個体のものとみられる。【鈴木斉】 新たに見つかった化石は、ナウマンゾウの頭骨の一部で、内
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廃棄混合プラスチックの有効利用へ 静岡大などがリサイクル新技術
2024/12/5 05:45 689文字静岡大の佐古猛特任教授の研究グループは、廃棄された混合プラスチックの有効利用に向けて、新たなリサイクル技術を開発したと発表した。プラント開発会社の臨界研究所(東京都)との共同研究。混合プラからナフサ(未精製のガソリン)を生成し、プラ製品の原料に再利用することで環境問題への貢献を目指す。【山田英之】
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尾瀬で「入域料」徴収、群馬県知事が意欲 入山者減に拍車の懸念も
2024/12/4 19:21 792文字群馬県の山本一太知事は4日の記者会見で、群馬、福島、栃木、新潟各県にまたがる尾瀬国立公園で観光客・登山者から「入域料」を徴収するため、環境省などと協議する方針を示した。湿原の木道の整備やミズバショウの保全資金などにあてるのが目的。入域料を巡っては、富士山の山梨県側も今年から通行料2000円の徴収を
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「在日米宇宙軍」発足 宇宙領域での監視や情報共有で日米連携
2024/12/4 17:47 697文字宇宙領域における安全保障上の脅威が高まる中、米軍は4日、米インド太平洋宇宙軍傘下の「在日米宇宙軍」を発足させた。司令部を横田基地(東京都福生市など)に置き、10人規模で始動。宇宙領域での監視や情報共有などについて日米連携を強化するため、航空自衛隊など日本の関係機関との調整の円滑化を図る。 横田基地
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世界初、原料に使用済み紙おむつ トイレットペーパー開発 鹿児島
2024/12/4 11:45 588文字使用済み紙おむつを原料の一部に使った世界初というトイレットペーパーが開発された。鹿児島県大隅地方と宮崎県南部の計7店舗で販売されており、関係者は環境保護につながる取り組みとして期待を寄せている。 鹿児島県志布志市と大崎町が民間企業と協力して開発した。両市町はごみを共同処理しており、今年4月から回収
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買い物カゴ投票で環境問題考える ナッジ理論参考に滋賀県立大考案
2024/12/4 10:30 801文字肉のトレー売りを一部やめるのはYES? NO? 買い物カゴの返却時に環境問題について消費者に意見を示してもらう「買い物カゴ投票」を滋賀県立大人間文化学部の山田歩准教授(48)らが考案した。国連の掲げるSDGs(持続可能な開発目標)を推進するのが狙い。山田准教授は「消費者意識を反映して売り場を改善で
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千葉・東庄のため池にハクチョウ飛来 冬の使者、今季も
2024/12/3 20:52 253文字千葉県東庄町夏目の農業用ため池「八丁堰(せき)」(夏目の堰)に今年もシベリア方面から冬の使者・ハクチョウが飛来している。 東庄県民の森管理事務所などによると、10月13日に16羽の飛来を確認し、現在は1200羽を超えているとみられる。飛来のピークは1月中旬ごろで、昨シーズンは約1800羽が飛来した
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福岡でツマアカスズメバチ定着阻止 2年間調査、新たな個体確認なし
2024/12/3 17:03 686文字福岡市近郊で2022年に見つかった特定外来生物のツマアカスズメバチについて駆除や調査を進めてきた環境省九州地方環境事務所は2日、2年間の調査で新たな個体は確認されず、定着を阻止できたと発表した。専門家は「手遅れになる前に阻止できてよかった」としている。 ツマアカスズメバチは国内では長崎県・対馬だけ
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プラごみ、「諦め」透けた交渉 条約策定先送りで汚染拡大避けられず
2024/12/2 20:58深掘り 1002文字プラスチック汚染根絶のための条約策定を目指す政府間交渉委員会は2日、韓国・釜山の会合での合意を断念し、閉幕した。国連環境総会で決議した策定期限は「2024年末」。焦点だった生産規制を巡る対立は交渉を重ねるほど激しくなり、国際社会はこの重要な期限を守ることはできなかった。 プラスチックの生産・使用量
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