特集
歌舞伎
歌舞伎ファンの皆さんへ、人気俳優のインタビューや最新ニュース、担当記者による舞台評などをお伝えします。
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草津温泉に市川團十郎さん 湯畑で歌舞伎舞踊 ユネスコ登録後押し /群馬
2024/12/10 05:04 322文字県は7日、温泉文化の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産への登録を目指す取り組みの一環として、歌舞伎俳優の市川團十郎白猿さんによる特別公演を草津町の草津温泉で開催した。團十郎さんは歌舞伎舞踊「延年之舞」を披露した。 観光名所「湯畑」の広場に会場を設置。温泉の匂いが立ちこめ、雪がちらつく中、
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役の履歴書
土手のお六 悪婆すごみの典型=小玉祥子
2024/11/18 13:14 1021文字「土手のお六」は悪婆の典型である。「婆」が付くが高齢者ではない。悪事をも辞さないすごみのある女性の役である。名女形の四世岩井半四郎(1747~1800年)が寛政4(1792)年に演じた三ケ月おせんが最初と言われる。 通称「お染の七役」の「於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)」(鶴屋南北
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明治座「十一月花形歌舞伎」 勘九郎鮮やかな変化=評・小玉祥子
2024/11/14 13:11 744文字昼の序幕が「車引」。周囲を圧する大きさのある彦三郎の松王丸、荒事らしく力強い橋之助の梅王丸、若衆らしい花のある鶴松の桜丸と三様の個性が柄に合う。楽善の時平。 中幕が「一本刀土俵入」(長谷川伸作、村上元三演出)。勘九郎の茂兵衛は打ちしおれた取り的(力士)から、シャープな渡世人へと鮮やかな変わり方を示
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役の履歴書
工藤祐経 曽我に討たれる花形=小玉祥子
2024/10/21 13:03 1110文字十郎、五郎の曽我兄弟が父の敵である工藤祐経(すけつね)を討った鎌倉時代の敵討ちを題材にした能、人形浄瑠璃、歌舞伎など多岐にわたる古典芸能の作品群を「曽我物」と呼ぶ。 祐経は安元2(1176)年10月、兄弟の父で同族の河津祐泰を人を使って討たせた。領地争いが原因と言われる。 時を経て建久4(1193
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歌舞伎 歌舞伎座「錦秋十月大歌舞伎」 菊之助の俊寛 妻への思い=評・小玉祥子
2024/10/10 13:23 844文字昼の序幕が「俊寛」。菊之助の俊寛は都に残した妻への思いが根底にあり、丹波少将と千鳥の恋を寿(ことほ)ぐ姿にもはっきりと表れる。赦免船を呆然(ぼうぜん)と見る姿からは諦めとも精神の浄化とも受け取れる思いがにじむ。吉太朗の千鳥は素朴さと情熱があり、歌六の丹左衛門、又五郎の瀬尾、萬太郎の少将、吉之丞の康
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歌舞伎 歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」 菊之助の玉手御前に色気=評・小玉祥子
2024/9/19 13:08 784文字昼の序幕が「摂州(せっしゅう)合邦辻(がっぽうがつじ) 合邦庵室」。菊之助の玉手御前は父・合邦(歌六)の詰問にたじろがず、俊徳丸(愛之助)を「寝た間も忘れたことがない」と言い放つ姿に若さの華やぎと色気がある。浅香姫(米吉)の前での情念の爆発が凄絶(せいぜつ)で真実を打ち明けての最期の哀れさを際立た
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歌舞伎 国立劇場「夏祭浪花鑑」 呼吸の合った立ち廻り
2024/9/11 13:07 719文字閉場により場を移しての国立劇場歌舞伎公演。夏の情景を巧みに取り込んだ浄瑠璃物の傑作をほとんどが初役の清新な配役で上演している。最初に片岡亀蔵の解説がある。 主人公の俠客(きょうかく)・団七九郎兵衛は彦三郎。序幕が「住吉鳥居前」。それまでの髭(ひげ)の伸びた囚人姿を一変させ、首抜きの浴衣となり、髪結
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容姿と演技で700人魅了 團十郎襲名公演 成田 /千葉
2024/9/8 05:28 399文字歌舞伎の名門「成田屋」の十三代目市川團十郎白猿さん(46)の襲名披露公演が成田市土屋の成田国際文化会館であった。華のある容姿と端正な演技で集まった約700人を魅了した。 名跡は2013年に十二代が死去して以来途絶えていたが、長男が海老蔵を改め約7年ぶりに復活。22年11月以降、全国で襲名披露公演が
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中村屋一門錦秋歌舞伎 10月、宮崎と鹿児島で特別公演
2024/8/30 05:05 532文字<金曜カルチャー 西部発 文化&芸能> 中村勘九郎、中村七之助兄弟ら、中村屋一門による錦秋歌舞伎特別公演が10月、宮崎と鹿児島である。2人の父・十八代目中村勘三郎の十三回忌追善興行。トークコーナーと、「若鶴彩競廓景色(わかづるいろどりきそうさとげしき)」と「舞鶴(ぶかく)五條橋」の2演目から成る。
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役の履歴書
紅翫 商家捨てて芸道精進=小玉祥子
2024/8/19 13:10 1120文字大都市の江戸では店を持たずに商品を売り歩く「棒手振(ぼてふ)り」と呼ばれる行商人や角兵衛獅子などの大道芸人が多く往来した。その風俗は歌舞伎や舞踊に取り込まれ、舞台に当時の香りを吹き込んでいる。 東京・歌舞伎座で25日まで上演中の「八月納涼歌舞伎」にはいろいろな棒手振りが登場する。第1部の「ゆうれい
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歌舞伎 八月納涼歌舞伎 巳之助、児太郎ユーモラスに=評・小玉祥子
2024/8/14 13:02 796文字3部制で1部の序幕が「ゆうれい貸屋」(山本周五郎原作、矢田弥八脚色、福助監修、大場正昭演出)。おけ屋の弥六(巳之助)は芸者の幽霊染次(児太郎)と幽霊を貸す商売を始める。怠惰だが性根の良い弥六と嫉妬深く明るい染次のやりとりを巳之助と児太郎が緩急を付けユーモラスに聞かせた。勘九郎の実直な幽霊がおもしろ
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歌舞伎 大阪松竹座 七月大歌舞伎 萬壽、品格失わぬ表現=評・畑律江
2024/7/22 13:08 833文字大阪松竹座の七月大歌舞伎では、初代中村萬壽(まんじゅ)、六代目中村時蔵の大阪での襲名披露が行われ、同時に時蔵の長男の五代目中村梅枝も初舞台を踏んだ。父・子・孫の3代が、上方ゆかりの古典演目に挑んでいる。 萬壽の披露狂言は昼の「恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)」。近松門左衛門の浄瑠璃の
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歌舞伎 歌舞伎座「七月大歌舞伎」 團十郎13役の熱演=評・小玉祥子
2024/7/17 13:13 753文字昼夜ともに通し狂言。 昼が「星合世十三團」(織田紘二、石川耕士、川崎哲男、藤間勘十郎補綴(ほてつ)・演出)。「義経千本桜」を約3時間40分に凝縮し、團十郎が知盛、いがみの権太、忠信から女形の卿の君、老け役の弥左衛門まで主要13役を演じ、2度の宙乗りを披露する。 「いがみの権太」なら小金吾、権太、弥
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役の履歴書
藤原淡海 藤原氏隆盛の礎築く=小玉祥子
2024/6/17 13:04 1078文字藤原不比等は大化の改新の立役者である中臣鎌足の次男。「大宝律令」の編纂(へんさん)や平城京遷都に力を尽くして右大臣に上り、藤原氏隆盛の礎を築いた。没後にその功績をたたえて淡海の号が贈られた。 歌舞伎座の「六月大歌舞伎」(24日まで)昼の部の「妹背山婦女(おんな)庭訓(ていきん) 三笠山御殿」では今
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渦巻く人間の欲望と業 六月博多座大歌舞伎「東海道四谷怪談」 尾上右近、松也軸に
2024/6/14 05:08 1018文字<金曜カルチャー 西部発 文化&芸能> 「六月博多座大歌舞伎」は夜の部の通し狂言「東海道四谷怪談」(四代目鶴屋南北作)が秀逸。尾上右近、尾上松也の2人が主軸となり、人間の欲望と業が渦巻く異形の世界を創り出している。 右近は主人公のお岩をはじめ、小仏小平(こぼとけこへい)(お岩の夫・民谷伊右衛門が雇
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歌舞伎 歌舞伎座「六月大歌舞伎」 萬壽の山姥が優美=評・小玉祥子
2024/6/10 13:22 796文字時蔵の初代萬壽(まんじゅ)、梅枝の六代目時蔵襲名披露と五代目梅枝、初代陽喜(はるき)、初代夏幹(なつき)の劇中口上付きの初舞台がある。 昼の襲名披露狂言は最後の「三笠山御殿」。時蔵のお三輪は豪壮な御殿に入り込んでの逡巡(しゅんじゅん)を感じさせ、官女にいたぶられる際も、思いは求女(もとめ)(萬壽)
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歌舞伎 歌舞伎町大歌舞伎 気の良い七之助の貧乏神=評・小玉祥子
2024/5/22 13:15 664文字勘九郎、七之助兄弟を軸にした、新宿・歌舞伎町に昨年開場の劇場における初歌舞伎公演。 序幕が舞踊2題。最初が曽我物で長唄の「正札附根元草摺」。虎之介の五郎が若々しい勇ましさ、鶴松の舞鶴が強さの中に柔らかみを出した。 続いて清元の「流星」。牽牛(勘太郎)と織女(長三郎)が3年ぶりの逢瀬(おうせ)を楽し
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役の履歴書
水野十郎左衛門成之 幡随院長兵衛を殺害=小玉祥子
2024/5/20 13:04 1032文字水野十郎左衛門成之は江戸前期の旗本。父成貞は備後福山城主・水野勝成の三男で母は阿波徳島藩主・蜂須賀至鎮の娘。知行三千石の大身であった。 十郎左衛門は徒党を組み、派手な装いで暴れまわる旗本の集団、旗本奴(やっこ)の「白柄(しらつか)組」頭目であった。旗本奴は町人の町奴と激しい争いを繰り広げていた。
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歌舞伎 歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」 胸打つ菊之助の政岡=評・小玉祥子
2024/5/13 13:27 774文字昼の序幕が舞踊「おしどり」。河津(松也)、股野(萬太郎)が遊女喜瀬川(尾上右近)を巡り相撲で対戦するのが前半。後半は松也が雄鴛鴦(おしどり)の精、右近が雌鴛鴦の精に変じる。3人ともに役にふさわしく、花形らしい華がある。 中幕が四世左團次一年祭追善狂言「毛抜」。粂寺弾正の男女蔵を春道の菊五郎、巻絹の
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尾上松也、尾上右近 六月博多座大歌舞伎に登場 音羽屋のホープ飛躍の機会 「責任ある役 願いかなった」
2024/4/19 05:09 1970文字<金曜カルチャー 西部発 文化&芸能> 歌舞伎俳優、二代目尾上松也(39)、二代目尾上右近(31)が、開場25周年記念「六月博多座大歌舞伎」(6月2~17日)に登場する。共に、人気と実力を兼ね備えた花形(若手)の代表格。プライベートでも親交の深い2人が福岡市内で意気込みを語った。 ■2人で海を見た
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