ダイバーシティー
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車いすで30人が同じ目線に 旭川で「立たない立ち飲みバル」
2024/12/8 10:15 614文字車いす利用者もそうでない人も、全員が車いすに座り、同じ目線で飲食を楽しむ「立たない立ち飲みバル」が7日、北海道内で初めて旭川市に「開店」した。 発案者は、5歳で横断性脊髄(せきずい)炎を発症し、車いす生活を送る大阪市の牧野美保さん(36)。「車いす女子」としてSNS(ネット交流サービス)で情報発信
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BeMe 私らしく
「元祖わきまえない女」の素顔 新発見の日記につづった怒りと日常
2024/12/7 11:00 3431文字「『元祖わきまえない女』というタイトル案を最初は考えていたんです」。日本語研究者の遠藤織枝さん(86)は語る。 今秋刊行されたその本は「寿岳章子(じゅがくあきこ) 女とことばと憲法と」(かもがわ出版)。日本語に潜む「女らしさ」のレッテルに早くから異を唱えた国語学者、寿岳章子(1924~2005年)
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中国人留学生の入学阻害? 東京大学大学院サイトに閲覧しにくい細工
2024/12/6 20:03スクープ 805文字東京大大学院のウェブサイトの内部に一時、「六四天安門」という文字列が埋め込まれていたことが6日、大学などへの取材で判明した。書き込みがあったのは入試情報などを掲載したページの表示内容を規定する「ソースコード」で、中国からの閲覧が制限された可能性がある。中国人留学生の入学を阻害する目的があったとみら
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同性も「夫・妻」表記へ 住民票続き柄欄で三重・伊賀市長が方針
2024/12/6 13:00 538文字三重県伊賀市の稲森稔尚市長は3日、同性カップルの住民票の続き柄欄を男女の事実婚と同じく「夫(未届)」「妻(未届)」と表記する方針を明らかにした。表記は2025年1月ごろ、始まる見通し。 市内に住む嶋田全宏さん(48)と加納克典さん(45)の同性カップルが3日午後、市役所で「日本では法律上の婚姻が認
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養護教諭の8割超が「男女別の制服は問題」 LGBTQ意識調査
2024/12/5 19:59 866文字LGBTQなど性的少数者の支援に取り組むNPO法人「プライドハウス東京」は5日、養護教諭を対象に性的少数者に関する意識や当事者の子どもに接した経験などを尋ねた調査結果を発表した。近年、男女別に決められた制服を見直す動きが各地で起きつつあるが、8割以上の養護教諭が男女別の制服に問題を感じていることが
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高知県内初の「にじいろパレード」 多様性認め合い、約100人が参加
2024/12/2 17:12 357文字互いの個性と多様性を認め合い、LGBTQ+(性的少数者)を含む全ての人が自由で誇りを持って生きることを呼びかける「高知にじいろパレード」が11月30日、高知市で開かれた。パレードの開催は高知県内では初めてで、約100人が参加した。 性的少数者の当事者と支援者でつくるNPO団体「レインボー高知」(宮
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「ありえない」、その言葉が転機に 僕は障害者で性的少数者
2024/11/27 16:00 2263文字僕は障害者で性的少数者。「マイノリティー二つなんて、ありえない」と言われたから、「ダブルマイノリティーはここにいるよ」と発信しようと決めた。自分と同じ誰かを助けるために――。 9月15日、札幌市中央区。LGBTQなど性的少数者への理解を呼びかけるイベント「さっぽろレインボープライド」の会場に、はつ
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「どろんこのうたは人生の教科書」 版画詩で心通わせ エッセー出版
2024/11/26 09:30 1468文字日々の感動や思いを率直に刻んだ言葉と絵は力強く、温かく心に響く。愛媛県西予市野村町の障害者支援施設「野村学園」で利用者が作る版画詩を通して、教育の力を伝える「どろんこのうたは人生の教科書」がこのほど出版された。詩作を指導してきた元園長の仲野猛さん(82)が2004~09年、関係企業の社内報に連載し
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アクリル板に「字幕」表示 市窓口に新システム導入へ 静岡・御殿場
2024/11/25 21:07動画あり 581文字外国人や聴覚障害者が利用しやすい市役所窓口にしようと、静岡県御殿場市は会話を双方向に自動翻訳し、アクリル板に表示する字幕表示システムの導入を決め、11月25日にデモンストレーションを行った。導入は県内初となり、2025年5月に市民課窓口と福祉担当窓口に計4台が設置される予定だ。 事業費約200万円
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生きづらい人、「縁側」においで 千葉・我孫子の心の休憩処
2024/11/24 14:00 2109文字メンタル不調などで生きづらさを感じている人に安心できる空間を提供する活動「心の休憩処engawa(縁側)」が、千葉・我孫子の民家で続けられている。悩みを吐き出すもよし、ただ座ってぼんやりするもよし。頑張らなくていい「居場所」が来訪者を待っている。 ◇安心できる場所と時間を JR常磐線我孫子駅から歩
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BeMe 私らしく
夫婦別姓導入へ4度勧告「恥ずべきだ」 国連委と建設的対話欠く日本
2024/11/23 15:00 3349文字スイス・ジュネーブの国連欧州本部で10月、女性差別撤廃委員会(CEDAW)の日本政府への8年ぶりの審査があった。CEDAWから最終見解が示され、選択的夫婦別姓の導入や皇室典範の改正などさまざまな勧告が出された。私たちはどう受け止めるべきなのか。国際人権法の研究者で、審査を傍聴した藤田早苗・英国エセ
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プールサイドの「編み物王子」 初のニット作品展を東京で開催
2024/11/23 13:00 790文字精細な技術と、カラフルな色彩に驚かされる。水泳の男子飛び込みで活躍し「編み物王子」とも呼ばれたトーマス・デーリーさん(30)=英国=による初のニット展覧会「Made with Love by Tom Daley」が、パルコミュージアムトーキョー(東京都渋谷区)で開かれている。 2021年に開催され
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ともに・共生社会へ 未来をつくるSDGs
「東京大会こそ金を」 デフ卓球・亀澤理穂さんが語る聴覚障害者五輪
2024/11/23 13:00 2780文字聴覚障害者のオリンピック「デフリンピック」が来年11月、東京で開催される。「デフ」は英語で聴覚障害などを意味する言葉。これまでデフリンピックに4大会連続で出場し、銀と銅を合わせて8個のメダルを獲得したデフ卓球の亀澤理穂さん(34)=住友電設=に、開幕まで1年となった東京大会への思いや、耳が聞こえな
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「堂々と人に頼っていい」 自己責任でも無責任でもない「弱い責任」
2024/11/23 11:30 3125文字しんどいけど誰かに頼るのは恥ずかしい。もっと努力して責任を果たさなければ。仕事や育児の場面でそう思ったことはないだろうか。 でも、「助けを求めるのは無責任ではない」と哲学者の戸谷洋志さん(36)は主張する。むしろ「人の手を借りることで果たされる責任がある」と。 戸谷さんはそれを「弱い責任」と名付け
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映画監督97人が声明 LGBTQ差別に反対、「連帯と支持」表明
2024/11/20 19:35 684文字国内で活動する映画監督97人が20日、LGBTQなど性的少数者への差別に反対する声明を発表し、発起人代表の東海林(しょうじ)毅(つよし)さんのほか、芸能界で働く当事者として歌手で俳優の中村中(あたる)さんと、ゲイであることを公表している俳優の水越とものりさんが東京都内で記者会見を開いた。 声明は、
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米議会でもトランスジェンダーのトイレ巡る論争 公言の候補が初当選
2024/11/20 13:14 755文字米連邦議会のナンシー・メイス下院議員(共和党)は18日、出生時に男性として生まれ、女性を自認するトランスジェンダーが、下院の女性用のトイレや更衣室を利用するのを禁止する決議案を提出した。 5日の連邦下院選で、トランスジェンダーを公言する候補として初めてサラ・マクブライド氏(民主党)が当選。規則変更
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LGBTQ+差別に反対 小説家51人が声明 攻撃的言動の増加で
2024/11/20 12:16 969文字芥川賞作家の李琴峰(り・ことみ)さんら50人を超える小説家が20日、LGBTQなど性的少数者への差別に反対する声明を発表した。トランスジェンダーへの差別的な言説が増えていることを踏まえ、「文学が差別や抑圧、排除に加担することはあってはならない」と訴えている。 声明は、李さん、山内マリコさん、柚木麻
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「女たちよ、自分の声で叫べ!」桐野夏生さん、嶋田美子さんがエール
2024/11/20 06:00 3338文字苦しむ女性を描いてきた作家、桐野夏生さんと、戦争と女性をテーマに1980年代後半から制作を始めた美術家、美術史研究者の嶋田美子さん。そんな二人が初めて顔を合わせ、対談しました。 二人を結びつけたのは、70年代前半にピルの解禁と中絶の自由を訴えた女性団体「中ピ連」。桐野さんは小説「オパールの炎」(中
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認知度イマイチ? 11月19日「国際男性デー」、企業が啓発に注力
2024/11/19 07:00 931文字11月19日の国際男性デーに合わせ、男性の健康や生活改善について啓発する企業や団体が増えている。伝統的な「男らしさ」とは異なる多様な男性像を考えるイベントも多い。ただ、国際女性デー(3月8日)と比べると、世の中の関心はまだまだ低そうだ。 国際男性デーは、1999年にカリブ海の島国・トリニダード・ト
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対談 なぜ今、中ピ連なのか 桐野夏生さんと嶋田美子さんが語り合う
2024/11/19 06:00 2572文字低用量ピル(経口避妊薬)の国内解禁から今年で25年を迎えます。ここに至るまでには長い道のりがありました。 約半世紀前、ピルの解禁と中絶の自由を訴えた女性団体「中ピ連」(中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合)が誕生。ピンクのヘルメットをかぶり、女性の権利を訴えた中ピ連の抗議活動は、過激だ
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