環境・科学
ピックアップ
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「レッドライン脅かされる」産油国反発 プラ汚染防止、生産規制で溝
12/2 20:32深掘り 2313文字プラスチック汚染根絶のための条約策定を目指す政府間交渉委員会は2日、韓国・釜山の会合での合意を断念し、閉幕した。国連環境総会で決議した策定期限は「2024年末」。焦点だった生産規制を巡る対立は交渉を重ねるほど激しくなり、国際社会はこの重要な期限を守ることはできなかった。 ◇生産規制巡る応酬、未明ま
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広域災害やアマゾンの伐採防止に貢献へ 最新の観測衛星にかかる期待
11/30 07:00 1821文字地球観測衛星「だいち4号」が今年7月、国産の新型主力ロケット「H3」で打ち上げられた。はるか上空から地球の表面の変化を検知する、最新鋭の政府衛星だ。用途は自然災害による地殻変動や建物被害から森林の監視まで及び、幅広い活躍が期待されている。 ◇電波で地表を見る「SAR衛星」 今年7月末、宇宙航空研究
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神への挑戦―人知の向かう先は
「使える資源は無限」は幻想 江戸時代の生き方に学ぶ気候変動対策
11/28 05:21 2594文字気候変動の背景には、産業革命後の人間が抱いた果てしない欲望がある――。一方、人々が工夫をこらして持続可能な循環型社会を築いていたのが江戸時代だ。江戸文化の研究者で前法政大学総長の田中優子さんに、問題解決の手がかりを聞いた。【聞き手・寺町六花】 同時公開の記事があります。 ◇AIが電力を食いつぶす
新着記事
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プラごみ、「諦め」透けた交渉 条約策定先送りで汚染拡大避けられず
2024/12/2 20:58深掘り 1002文字プラスチック汚染根絶のための条約策定を目指す政府間交渉委員会は2日、韓国・釜山の会合での合意を断念し、閉幕した。国連環境総会で決議した策定期限は「2024年末」。焦点だった生産規制を巡る対立は交渉を重ねるほど激しくなり、国際社会はこの重要な期限を守ることはできなかった。 プラスチックの生産・使用量
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「レッドライン脅かされる」産油国反発 プラ汚染防止、生産規制で溝
2024/12/2 20:32深掘り 2313文字プラスチック汚染根絶のための条約策定を目指す政府間交渉委員会は2日、韓国・釜山の会合での合意を断念し、閉幕した。国連環境総会で決議した策定期限は「2024年末」。焦点だった生産規制を巡る対立は交渉を重ねるほど激しくなり、国際社会はこの重要な期限を守ることはできなかった。 ◇生産規制巡る応酬、未明ま
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大西卓哉飛行士、ISS船長に 日本人3人目 任務や安全確保を指揮
2024/12/2 16:48 299文字宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2日、早ければ来年2月から国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する大西卓哉飛行士(48)が、ISS船長を務めると発表した。日本人の船長就任は若田光一さん(61)、星出彰彦さん(55)に続き3人目となる。 大西さんのISS滞在は2016年以来2回目で、今回は半年
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プラスチック汚染防止条約、合意先送り 生産規制巡り対立埋まらず
2024/12/2 08:44 507文字プラスチック汚染防止条約策定のための政府間交渉委員会は2日、韓国・釜山での会合で条文案に合意することを断念した。生産規制を巡る対立が解消せず、2025年に会合を再開して交渉を続ける。 22年の国連環境総会での決議に基づき、交渉委は年内の条約策定を目指していた。釜山での交渉委会合は11月25日に開幕
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ストローを紙にした意味って…?専門家が明かすプラ廃棄物の行く末
2024/12/2 06:00 1343文字ウミガメの鼻にプラストローが刺さった衝撃的な写真がネット上で拡散したことが一つの発端となり、国内外の多くの飲食関連企業でプラストローの廃止が進んだ。ただ、プラストローの廃止は、海洋汚染や気候変動の対策の面で、どのくらい意味があるのだろうか。 まず飲食大手の取り組みを紹介したい。プラストローの廃止に
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プラスチック汚染防止条約、条文案の合意先送り提案 政府間交渉委
2024/12/1 22:33 739文字プラスチック汚染根絶のための条約策定を目指す政府間交渉委員会は条文案の合意を先送りする見通しとなった。韓国・釜山で開催の交渉委の会合で、ルイス・バジャス議長(エクアドル)が1日、会合を中断し、後日再開することを各国に提案した。 2022年の国連環境総会は、プラ汚染根絶のため、24年末までに法的拘束
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プラスチック汚染防止条約、条文案の合意断念の見通し 政府間交渉委
2024/12/1 20:03 728文字プラスチック汚染根絶のための条約策定を目指す政府間交渉委員会は1日、韓国・釜山で開催の会合での条文案の合意を断念する見通しとなった。会合を中断するという形を取り、後日再開することを想定している。交渉関係者への取材で判明した。 2022年の国連環境総会は、プラ汚染根絶のため、24年末までに法的拘束力
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広域災害やアマゾンの伐採防止に貢献へ 最新の観測衛星にかかる期待
2024/11/30 07:00 1821文字地球観測衛星「だいち4号」が今年7月、国産の新型主力ロケット「H3」で打ち上げられた。はるか上空から地球の表面の変化を検知する、最新鋭の政府衛星だ。用途は自然災害による地殻変動や建物被害から森林の監視まで及び、幅広い活躍が期待されている。 ◇電波で地表を見る「SAR衛星」 今年7月末、宇宙航空研究
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プラ汚染防止条約、草案公表 生産規制は合意項目なく 最終会合
2024/11/29 21:33 654文字プラスチック汚染根絶のための条約策定を目指す政府間交渉委員会の最終会合で、交渉委のルイス・バジャス議長(エクアドル)は29日、条約の草案を示した。生産段階を対象にした「上流規制」に関しては、プラ素材生産量の削減目標を第1回締約国会議で決める案と、「条文を設けない」という案が併記された。 最終会合は
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水道から検出されるPFASに各地で懸念 公費で血液検査の自治体も
2024/11/29 17:21 841文字分解されにくく、体内に取り込まれると蓄積されやすい有機フッ素化合物(PFAS)が、各地の水道水から一定濃度で検出された。最新の調査では全地点で目標値を下回ったが、住民の健康調査に乗り出した自治体もある。 PFASの一部は発がん性がある可能性が指摘されている。国内では代表的なPFOSの製造・輸入が2
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オゾンホール、南極大陸の1.6倍 減少傾向続くも依然大きく
2024/11/28 19:06 390文字気象庁は27日、南極上空のオゾンの量が極端に少なくなる現象「オゾンホール」が、9月28日に今年最大の2240万平方キロになったと発表した。南極大陸の約1・6倍で、最近10年間の平均値と同程度の広さ。最大面積は2000年ごろから減少傾向とみられるが、規模が大きい状態が続いている。 オゾンホールは毎年
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日韓台のプラ生産、年1億トンの温室効果ガス排出か NGOが報告書
2024/11/28 18:49 573文字日本、韓国、台湾の石油化学産業によるプラスチック生産能力は年間4199万トンで、二酸化炭素換算で年9993万トンの温室効果ガス排出につながっている可能性があるとの報告書を、環境NGOグリーンピース東アジアが発表した。この排出量の規模は、日本全体の年間排出量の約1割に相当する。 プラ汚染根絶のための
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東電、柏崎刈羽原発6号機に核燃料装填へ 25年6月
2024/11/28 17:27 185文字東京電力は28日、柏崎刈羽原発6号機(新潟県)の原子炉へ来年6月10日に核燃料を装填予定とする工程表を発表した。核燃料装填までの工事工程の見通しが立ったためとし、再稼働の時期は「未定」としている。 柏崎刈羽原発6、7号機は2017年12月に原子力規制委員会の審査に合格し、うち7号機は24年4月に原
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電力大量消費の暗号資産 課税で年52億ドルの気候変動対策と試算
2024/11/28 10:00 687文字フランスなどが主導する国際タスクフォースは、ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)に課税することで、年52億ドル(約8000億円)の気候変動対策資金が創出できる、との報告書を公表した。仮想通貨は「マイニング(採掘)」と呼ばれる作業に大量の電力を使うため、消費電力に応じて課税することで、省エネ効果も
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神への挑戦―人知の向かう先は
「使える資源は無限」は幻想 江戸時代の生き方に学ぶ気候変動対策
2024/11/28 05:21 2594文字気候変動の背景には、産業革命後の人間が抱いた果てしない欲望がある――。一方、人々が工夫をこらして持続可能な循環型社会を築いていたのが江戸時代だ。江戸文化の研究者で前法政大学総長の田中優子さんに、問題解決の手がかりを聞いた。【聞き手・寺町六花】 同時公開の記事があります。 ◇AIが電力を食いつぶす
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神への挑戦―人知の向かう先は
AIが電力を食いつぶす 人間のあくなき欲望、社会や科学が向かう先
2024/11/28 05:20図解あり 3252文字人工知能(AI)が扱う膨大なデータが、電力需要を押し上げている。 三菱総合研究所によると、2040年には20年と比べ、国内で流通するデータ量は約350倍、データセンターの計算量は十数万倍になるという。 電力中央研究所は、50年までに電力消費量が37%増えると見積もる。いまだに発電の多くを化石燃料に
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「今回が最後の滞在に」 大西卓哉飛行士、ISS出発へ JAXA
2024/11/27 23:33 280文字国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉飛行士(48)が27日、東京都内で記者会見し「私のISS滞在は今回で最後になるだろう。培った経験、知識の集大成になるよう成し遂げたい」と意気込みを語った。滞在は早ければ2025年2月から約半年間で、16年以来2度
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水中写真連載 So Blue
犬に似た模様から命名 集団で暮らすチンアナゴ、実は不仲?
2024/11/27 06:00 1218文字11月11日は「チンアナゴの日」でした。細長い姿で砂地に林立するさまが、数字の「1」が並んでいるように見えるからとのこと。 強引だと感じますが、子どもたちに人気のチンアナゴで入館者を増やしたいとの水族館の思惑があったようです。2013年にすみだ水族館(東京都墨田区)が働きかけて制定されました。各地
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イプシロンS、年度内の打ち上げ絶望的に エンジン爆発、2回連続
2024/11/26 18:59 895文字26日午前8時半ごろ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)で、開発中の小型固体燃料ロケット「イプシロンS」の2段目エンジンが地上燃焼試験中に爆発した。推進薬などが周辺に散らばり火災が起き、約45分後に鎮火した。けが人はなかった。同型エンジンの爆発は昨年7月の能代
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温暖化で福島沖にトラフグ急増? 給食で「ふぐめし」提供
2024/11/26 11:00 623文字福島県相馬市教育委員会は25日、「福とら」のブランドでPRが進められている地元産の天然トラフグを市内の全13小中学校の給食で提供した。児童生徒たちは、フグのだしを取り、フグの身や野菜を合わせた混ぜご飯「ふぐめし」を味わった。 高級魚のトラフグは山口県などが主な産地だったが、地球温暖化による海水温の
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