カルチャー
ピックアップ
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「隣人のルーツ知って」 飾られたチマ・チョゴリに込めた思い
10/4 16:00 2003文字日本の社会で共に暮らす在日コリアンが、朝鮮半島の女性の民族衣装「チマ・チョゴリ」を着ている場面に出合うことは、ほとんどない。「住んだことのない自分の国を知りたい。自分の国のものを身につけ、経験したいと思っていた」。在日コリアンらが実際に着た民族衣装を集め、その服に秘められた物語まで紹介する特別展「
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“カメ止め”の奇跡再現なるか 映画「侍タイムスリッパー」の快進撃
10/4 11:00 2577文字自主製作の時代劇映画「侍タイムスリッパー」(安田淳一監督)が、熱い。たった1館から上映が始まったものの、ネット交流サービス(SNS)で口コミが拡大、あっという間に上映スクリーンが全国に広がった。社会現象となった「カメラを止めるな!」(2017年)を思わせる「さむタイ」人気は、どこまで続くか!? ◇
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特集ワイド
「虎に翼」で脚本 吉田恵里香さんが描いた絆と差別 声を上げ「if」を想像する
10/3 13:30注目の連載 2873文字NHK連続テレビ小説「虎に翼」の放送が終了した。多様な家族や結びつきを描き、在日コリアンや性的マイノリティーらへの差別問題にも踏み込んだ。「虎に翼」ロスの人にも番組を見なかった人にも伝えたい。脚本家、吉田恵里香さんがどんな思いでこの作品を書いたのか――。 ――主人公・寅子と友人たちのシスターフッド
新着記事
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三毒狩り
/335 東山彰良 画 信濃八太郎
2024/10/5 13:15 897文字「たとえおったとしても、それを裁けるのは閻魔(えんま)大王だけじゃ。おれにとって三毒狩りは大義名分で、本当に滅したいのは田冲じゃ。じゃが、いくら綺麗(きれい)事でごまかしても殺しは殺しじゃ。おれにあるのはクソみたいな復讐(ふくしゅう)心だけじゃ。そんで地獄では誰も綺麗事なんぞにたぶらかされん」「おい
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生活者の心の叫び、巧みに 「伝説の映像作家」佐々木昭一郎 「一回性」重視、多面的で緩やか
2024/10/5 13:15 2125文字6月に88歳で死去した元NHKディレクターの佐々木昭一郎。独自の制作手法で、ドキュメンタリーとフィクションが混じり合ったような「詩的な映像」のドラマを作ってきた。今も熱狂的なファンがおり、塚本晋也や河瀬直美、是枝裕和らのように「刺激を受けた」と明かす映画監督も数多い。そんな「伝説の映像作家」の魅力
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難民、虐待…社会の「すき間」にこぼれたSOS アンテナどう張る
2024/10/5 10:00 2652文字難民申請が認められず強制送還された外国人、新型コロナウイルス禍で誹謗(ひぼう)中傷を受けた感染者、親からの虐待で命を落とす子ども――。法や制度の「すき間」にこぼれ落ちる人たちはいつの時代も後を絶たない。 大阪大大学院教授の村上靖彦さんは新著『すき間の哲学』(ミネルヴァ書房)で、こうした人々をすくい
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週末パズル
脳も喜ぶ?違い探し 「パーティーの準備」
2024/10/5 09:00 77文字週末にパズルを楽しんでみてはいかがでしょうか。 2枚の絵には、違っているところが7カ所あります。分かりますか? 正解は関連記事欄から見ることができます。
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「海がきこえる」氷室冴子作品展 構想15年、主任学芸員の思い
2024/10/5 08:30 1430文字1980年代に大ヒットした小説「なんて素敵(すてき)にジャパネスク」、スタジオジブリによってアニメ化された「海がきこえる」で知られる北海道岩見沢市出身の小説家、氷室冴子(57~2008年)。その作品と生涯を振り返る展覧会が札幌市中央区の道立文学館で開かれている。 構想を15年以上温め続けてきたのが
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健康マージャンの次はディスコ? 山あいの町、一夜限りのフィーバー
2024/10/5 05:30 1538文字好きな音楽に乗って自由に踊る。当時を知る人も知らない人も、その単純明快な楽しさに酔いしれた。岡山県真庭市の文化ホールで、1980年代にブームを巻き起こしたディスコが一夜限りで復活。市内外から約80人が集まり、懐かしのヒットナンバーに合わせて思い思いに体を揺らした。 9月22日、真庭市役所の向かいに
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視聴室
新番組・3000万
2024/10/5 02:03 343文字◆新番組・3000万(NHK=後10・0) ある家族の平穏な日常が、交通事故をきっかけに甘い誘惑を手にして一変するクライムサスペンスドラマ。全8回の初回。 コールセンター派遣社員の佐々木祐子(安達祐実)と元ミュージシャンの夫義光(青木崇高)は、ピアノの発表会を終えた息子と車で帰る途中、事故に遭う。
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今週の本棚
持田叙子・評 『息のかたち』=いしいしんじ・著
2024/10/5 02:01 1420文字(講談社・1760円) ◇人のしはるのが見えてしまう奇想 ぶわっははは。こんなことアリ? 思いつきもしなかったよ。うん、ふつう思わない。そこが作家さんの発想だし、小説ならではの世界だよ。でも腑(ふ)に落ちた。そうね京都が舞台なのもきれいだし、幸せなカワイイ気もちになる小説、時々は読みたいよー。同感
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今週の本棚・なつかしい一冊
松村由利子・選 『楡家の人びと 第一部~第三部(全3巻)』=北杜夫・著
2024/10/5 02:01 1011文字(新潮文庫 737~781円) 小学6年生の夏休み、ひたすらこの本を読んで過ごした。1学期の初めにテレビドラマ化されたのを見てすごく面白かったので、親にせがんで買ってもらったのである。 大正時代の初めから第二次世界大戦のころにかけて、東京で精神科病院を開業した楡(にれ)一族の物語なのだが、とにかく
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今週の本棚
張競・評 『陥穽 陸奥宗光の青春』=辻原登・著
2024/10/5 02:01 1361文字◆『陥穽(かんせい) 陸奥宗光の青春』辻原登 (日本経済新聞出版・2970円) ◇日本外交の父 前半生を活写 陸奥宗光を主人公とする小説を書くのはちょっとした冒険である。 史実にもとづくフィクションは時代によって物語を構築する方法が異なってくる。古代の人物は伝記的事実が断片的になりがちだから、歴史
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仲畑流万能川柳
四人部屋不治の病のひと優し
2024/10/5 02:01 418文字☆印は秀逸(仲畑貴志選)☆四人部屋不治の病のひと優し 町田 八月花菜光る君へ「ひかるくんへ」と孫は読む 東京 ホヤ栄一しゃべるなと言われてないか進次郎 橿原 大和三山知事ひとり少し叩いてこの埃 愛知 舞蹴釈尊年賀状前に値上げのけちくささ 龍ケ崎 あんまいど人ほどに子供思わぬ親会社 武蔵野 竹とんぼど
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経産省PT
書店振興へ課題指摘 読書離れ、低利益率 経産省PT
2024/10/5 02:01 561文字減少する「街の書店」を支援するため、経済産業省の書店振興プロジェクトチーム(PT)は4日、「読書離れ」による来店客の減少や粗利率を抑制する流通慣行など、支援策を検討する上での課題をとりまとめた。今後、関係省庁連絡会議を設置し、書店支援の取り組みを進める。 PTは課題として、スマートフォンやゲーム、
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今週の本棚
中村桂子・評 『土と脂 微生物が回すフードシステム』=デイビッド・モントゴメリー、アン・ビクレー著…
2024/10/5 02:01 1426文字◆『土と脂(あぶら) 微生物が回すフードシステム』=デイビッド・モントゴメリー、アン・ビクレー著、片岡夏実・訳 (築地書館・3520円) ◇農業から見る環境の回復と健康 異常気象の中で、科学・科学技術の役割を考えている。宇宙開発やAIの活用などが先端とされるが、今必要なのは地球とそこに暮らす生きも
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将棋
将棋 女流王座第2局 年明け以降実施
2024/10/5 02:01 227文字日本将棋連盟は4日、福間香奈女流王座(32)に西山朋佳白玲(29)が挑戦する女流王座戦五番勝負(リコー主催)を、第1局は23日に、第2局以降は年明け以降に実施すると発表した。福間女流王座が12月に予定する出産のため、11月17日から2025年2月12日まで休場することに伴う措置。 将棋のタイトル戦
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今週の本棚
湯川豊・評 『惣十郎浮世始末』=木内昇・著
2024/10/5 02:01 1413文字(中央公論新社・2585円) ◇捕物帳超えた…奥深い闇に迫る同心 いわゆる捕物帳の一つではあるけれど、そんな枠組をはるかに超えた大きな小説、といいたくなる。 第一に主人公の定町廻(じょうまちまわり)同心・惣十郎(そうじゅうろう)をはじめとする登場人物の多彩なおもしろさ。第二に、惣十郎が取りくんだ事
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結婚
高良健吾さん、田原可南子さん結婚
2024/10/5 02:01 156文字俳優の高良(こうら)健吾さん(36)=写真<左>=と俳優の田原可南子さん(30)=同<右>=が結婚したと、高良さんの所属事務所が4日、発表した。事務所によると、田原さんは来春に出産予定だという。高良さんはNHK連続テレビ小説「おひさま」(2011年)などに出演した。田原さんは歌手、田原俊彦さん(6
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今週の本棚
『酒場の君』=武塙麻衣子・著
2024/10/5 02:01 504文字◇武塙(たけはな)麻衣子・著 (書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)・1650円) 客室乗務員、英語講師などを経て作家となった著者が2023、24年に出した私家版の好評を受け、書籍化されたエッセー集だ。東京、横浜を中心にした、庶民的な飲み屋の名店が舞台となっている。 40軒で供される料理と酒が淡々とだ
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今週の本棚
『アルコールで走る車が地球を救う』=本間正義、横山伸也、三石誠司、小島正美・著
2024/10/5 02:01 452文字(毎日新聞出版・1760円) ガソリン車の脱炭素への取り組みとして多くの国で活用されているのに、日本でほとんど知られていない再生可能エネルギーがある。バイオエタノール(アルコール)だ。 バイオエタノールの原料は、トウモロコシやサトウキビなどの植物。それらは生育時に吸収した二酸化炭素を燃焼時に出すの
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浮動
/141 上田岳弘 倉田悟・絵
2024/10/5 02:01 956文字我らが飛行機博士は戸惑いを微塵(みじん)も見せずに頷(うなず)いた。壁博士の柔らかな威厳に感化されたのか、どこか立ち振る舞いにいつもより重みがあるように感じた。そう、それでいいんですよ、博士。私は心の中で飛行機博士に声をかける。我々は何も恥じることなんかないんです。もしかしたら、私たちの研究がこの
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今週の本棚・CoverDesign
鈴木成一・選 『交差点の天使』『かめたいむ』
2024/10/5 02:01 144文字この紙上はおろかPC上でもこの書影は不正確だろう。蛍光色と銀色とスミの3色で再現されている。書棚にて、ゆるい絵画の装画が一際(ひときわ)光彩を放っている。ダブルで……。 ◆ ほぼ100字小説集『交差点の天使』『かめたいむ』(北野勇作著・ネコノス文庫・いずれも1210円)より。
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