環境・科学
ピックアップ
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吃音は障害か、個性か 元大学講師が障害者手帳を取った理由
9/30 11:00 3090文字言葉がなめらかに出ない吃音(きつおん)の当事者が、職場での配慮を求めて障害者手帳を取得するケースが目立っている。吃音を「障害」と捉えることに抵抗感を抱く人も少なくない。だが、当事者団体によると、社会で吃音への理解が十分ではない中、安心して働くために「手帳取得は有効な選択肢」と考える人が増えていると
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能登豪雨は温暖化が一因か 海の「熱波」が水蒸気を供給
9/28 16:00深掘り 1032文字能登半島地震の被災地を襲った豪雨災害が発生してから、28日で1週間が経過した。専門家は、過去の記録を大幅に更新するほどの雨が降った要因の一つとして、地球温暖化の影響を挙げる。日本近海は「海洋熱波」と言えるほど海面水温が高い状態が続いており、より多くの水蒸気が雨雲に供給されたとみられるという。 今回
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最先端半導体に欠かせぬ結晶 編み出した阪大研究者の「型破り」
9/26 08:00 2322文字あまり広くは知られていないが、今や最先端半導体の製造に世界で欠かせない存在となった、人工の結晶がある。発見したのは大阪大の研究者で、強力な紫外線レーザーを出すことができ、小さな異常を見つける検査装置に使われている。ノーベル物理学賞受賞者の天野浩さんも絶賛する、その「型破り」な研究とは――。 ◇材料
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ゼロエミ、多様な道筋…3年前の「突貫工事」に縛られた温暖化政策
2024/10/1 11:00 2720文字岸田文雄氏が首相在任中の3年の間に、日本は「最も暑い夏」を2度も経験した。いずれも地球温暖化がなければ起こり得なかったとの分析結果が公表されている。世界でも異常気象が頻発し、多くの人命が失われている。気候変動という人類の存続を危うくする問題に岸田政権はどう向き合ってきたのか。 ◇就任直後にゼロエミ
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吃音は障害か、個性か 元大学講師が障害者手帳を取った理由
2024/9/30 11:00 3090文字言葉がなめらかに出ない吃音(きつおん)の当事者が、職場での配慮を求めて障害者手帳を取得するケースが目立っている。吃音を「障害」と捉えることに抵抗感を抱く人も少なくない。だが、当事者団体によると、社会で吃音への理解が十分ではない中、安心して働くために「手帳取得は有効な選択肢」と考える人が増えていると
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中国、月面用の宇宙服を公開 2030年までに着陸目指す
2024/9/29 00:00 222文字中国有人宇宙プロジェクト弁公室は28日、月面用の宇宙服の外観デザインを初公開し、名称を一般公募すると発表した。新華社電が報じた。習近平指導部は「宇宙強国」を掲げ、2030年までに初めての中国人の月面着陸を目指している。 宇宙飛行士訓練センターによると、月面用の宇宙服は20年に研究開発を始めて以降、
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能登豪雨は温暖化が一因か 海の「熱波」が水蒸気を供給
2024/9/28 16:00深掘り 1032文字能登半島地震の被災地を襲った豪雨災害が発生してから、28日で1週間が経過した。専門家は、過去の記録を大幅に更新するほどの雨が降った要因の一つとして、地球温暖化の影響を挙げる。日本近海は「海洋熱波」と言えるほど海面水温が高い状態が続いており、より多くの水蒸気が雨雲に供給されたとみられるという。 今回
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気候変動で変わるわさび栽培 静岡・伊豆
2024/9/28 16:00 836文字沢の音が響く山あいに、段々と連なるわさび田。葉が青々と育ち、その水面が陽光できらめく。 静岡県伊豆市の「筏場(いかだば)のわさび田」は天城山の豊かな湧水(ゆうすい)に支えられた水わさびの一大産地。江戸時代から続くこの地でも、異常気象による酷暑や豪雨の影響が出始めている。 「繊細なわさびにとって温度
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英国の石炭火力発電、全ての発電所が運転終了へ 30日、G7初
2024/9/28 12:49 480文字英国に残る最後の石炭火力発電所が30日、運転を終了する。温室効果ガス排出量が多い石炭火力による発電が停止するのは、主要7カ国(G7)で初となる。 閉鎖されるのは英中部ノッティンガムシャー州のラトクリフ・オン・ソア発電所で、1967年に運転を開始した。運営するのはドイツのエネルギー大手ユニパーで、今
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「高野砂丘」 県天然記念物指定を町辞退 町民ら撤回求め請願 埼玉
2024/9/28 10:45 718文字埼玉県杉戸町下野にある河畔砂丘「高野砂丘」の町有地について、県教育委員会が県の天然記念物に追加指定することに同意するよう求めたのに対し、町が2月、付近の道路開発を理由に指定を辞退していたことが明らかになった。町議会は27日、辞退の撤回を求める町民団体の請願を賛成多数で採択し、併せて、請願への対応結
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H2Aロケット打ち上げ成功 情報収集衛星「レーダ8号機」搭載
2024/9/26 19:42 301文字三菱重工業は26日、政府の情報収集衛星「レーダ8号機」を載せたH2Aロケット49号機を種子島宇宙センターから打ち上げた。衛星は予定の軌道に投入された。H2Aでの成功は43回連続で成功率は約98%。2024年度中に打ち上げる予定の50号機で引退する。 レーダ8号機は宇宙から地上の様子を観測する事実上
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政府、国内8活火山を重点評価へ 岩手山や桜島など111カ所を初検討
2024/9/26 18:17 949文字政府の火山調査委員会は25日、国内111の活火山に対する現状評価を取りまとめた。活動に変化が見られるなどとし、このうち岩手山(岩手県)や焼岳(長野、岐阜両県)、桜島(鹿児島県)など8火山について今後重点的に現状評価していくことを決めた。調査委は4月に発足した火山調査研究推進本部(火山本部)の下部組
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H2Aロケット49号機を打ち上げ 政府の情報収集衛星を搭載
2024/9/26 18:16 287文字三菱重工業は26日、政府の情報収集衛星「レーダ8号機」を載せたH2Aロケット49号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた。当初は11日を予定していたが、気象条件が合わないため2回延期していた。 情報収集衛星は、宇宙から地上の様子を観測する事実上の偵察衛星。安全保障に関わる情報収集や、大規
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琵琶湖、最深部2地点が無酸素 現形式の調査開始以降最も早く
2024/9/26 11:43 453文字滋賀県は25日、琵琶湖の最も深い一帯である北湖第一湖盆(高島市今津沖)の水深90メートルの2地点が無酸素状態になっていることを確認したと発表した。無酸素状態が確認されたのは9日で、調査が現形式になった2006年度以降で最も早い。これまでは17年の9月11日が最も早かった。 底層溶存酸素量(底層DO
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最先端半導体に欠かせぬ結晶 編み出した阪大研究者の「型破り」
2024/9/26 08:00 2322文字あまり広くは知られていないが、今や最先端半導体の製造に世界で欠かせない存在となった、人工の結晶がある。発見したのは大阪大の研究者で、強力な紫外線レーザーを出すことができ、小さな異常を見つける検査装置に使われている。ノーベル物理学賞受賞者の天野浩さんも絶賛する、その「型破り」な研究とは――。 ◇材料
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国際航空運送協会、二酸化炭素排出ゼロへ試算670兆円 支援求め
2024/9/25 08:53 268文字国際航空運送協会(IATA)は24日、二酸化炭素(CO2)排出量を2050年までに実質ゼロにする目標達成に向けた行程表を発表し、持続可能な航空燃料(SAF)の増産につながる投資促進策が不可欠だと強調した。従来の燃料から移行するには50年までに計4兆7千億ドル(約670兆円)の費用がかかると試算し、
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水中写真連載 So Blue
「渦巻き」から「しま模様」へ 「タテキン」が変身する理由
2024/9/25 06:00 1202文字前回に続き、幼魚(Yg)です。初秋の海中は少し成長したちびっ子たちが目立つようになり、とてもにぎやかです。 ◇ 今回は「タテキンYg」を取り上げます。 正式名称は「タテジマキンチャクダイ」ですが、長い上に舌をかみそうなので、ダイバーの多くは「タテキン」と呼び、幼魚は「ウズマキ」、成魚と幼魚の中
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H2Aロケット、26日に打ち上げと発表 悪天候で2回延期
2024/9/23 17:18 249文字三菱重工業は23日、政府の情報収集衛星「レーダ8号機」を載せたH2Aロケット49号機を26日に種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げると発表した。予定時刻は午後2時24分20秒から同25分21秒の間。当初は11日を予定していたが、気象条件が合わないため2回延期していた。 情報収集衛星は、宇宙か
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「最初に沈む国」の声が勝ち取った 国際裁判所の「画期的判断」
2024/9/23 08:00 2424文字温室効果ガス排出は「海洋環境汚染」――。国際海洋法裁判所(ドイツ・ハンブルク)が今年、気候変動問題で画期的な「勧告的意見」を出した。「地球温暖化による海面上昇で最初に沈む国」にルーツを持つ弁護士らが勝ち取った判断は先進国に改めて重い宿題を突きつけた。 ◇島しょ国が海洋裁判所に解釈求める 「空約束と
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「うんこ虫」と過ごした4年間 絵本作家が面白いと思ったこと
2024/9/22 17:00 1348文字画家で絵本作家の舘野鴻(ひろし)さん(56)は、謎に包まれた昆虫の生態を解明しようと、4年もの歳月をかけて観察し続けた。その虫とは「オオセンチコガネ」。別名「うんこ虫」と呼ばれる。動物のフンを食べて成長することは分かっていたが、未解明の生態が多かった。舘野さんは、試行錯誤した観察の日々を、新刊絵本
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探査船「ちきゅう」の心臓部へ そこで記者が目撃したスゴ技の数々
2024/9/22 13:35動画あり 1877文字海洋研究開発機構が誇る地球深部探査船「ちきゅう」が、自身の持つ科学海底掘削の世界「最深」記録を塗り替えた。その深さ、7877・5メートル。富士山を二つ沈めてもなお届かない海底のさらに奥深くから、岩石のサンプルリターン(試料回収)を目指す。出航前の5日、静岡市の清水港であった報道公開で乗船した記者は
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探査船ちきゅう、ドリル掘削で世界最深記録更新 宮城沖7877m
2024/9/22 13:27 575文字海洋研究開発機構は22日、宮城県沖を調査中の地球深部探査船「ちきゅう」が、日本海溝の水深6897・5メートルの地点で海底下を980メートル掘削したと発表した。海面からの深さは計7877・5メートルとなり、2012年に自らが達成した海洋科学掘削の世界最深記録7753メートルを更新した。 ちきゅうは、
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農水省、コーヒー産地のタンザニアと連携 安定生産の方策探る
2024/9/20 16:00 678文字農林水産省は20日、「持続可能なコーヒー生産プロジェクト」を始めると発表した。国際農業開発基金(IFAD)やUCC上島珈琲、丸紅と連携し、アフリカ・タンザニアで環境負荷の低い農法などを指導。環境的に持続可能な方法でコーヒー豆のサプライチェーン(供給網)を確立する。 コーヒー豆の栽培は気候変動の影響
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