特集
読者の広場
「女の気持ち」「男の気持ち」「みんなの広場」「仲畑流・万能川柳」「人生相談」など、読者からの投書・声を集めました。
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わたしの気持ち
待ってました! 堺市堺区・渕上経子(無職・80歳)
2024/10/1 02:00 560文字9月20日の朝刊。「わたしの気持ち」創設の社告が目に留まり、思わず「待ってました!」と声を上げた。長く「女の気持ち」を愛読し、投稿者と愛読者でつくる親睦団体「女の気持ちペングループ」にも入会。すてきな友との集まりを楽しんでいるが、いつも、なぜ「女の」が付くのだろうと違和感を抱いていた。 女である前
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みんなの広場
能登豪雨の被災者を思う=無職・島田保江・82
2024/10/1 02:00 381文字(大阪府) どうすればいいのか。何から手をつければいい? 元日に起きた震災の復興もままならないのに、石川県の能登半島を豪雨が襲った。河川の氾濫、土砂崩れ、堤防の決壊……。死者や行方不明者が出ている。 テレビ、新聞を見ていて心が痛むばかりだ。震災の後、やっと入れた仮設住宅が床上浸水し、後片付けをして
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みんなの広場
秋の夜長、読書をしよう=アルバイト・松下保彦・57
2024/10/1 02:00 392文字(奈良県) 本紙9月18日「『読書 月ゼロ冊』6割」の見出しに衝撃を受けました。文化庁による2023年度の「国語に関する世論調査」で、全国の16歳以上で月に1冊も本を読まない人が6割超だそうです。 以前から若い人の「読書離れ」は言われていましたが、最近は、インターネットやスマホなどの普及で世代、地
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みんなの広場
米が必要なだけ買える政策を=無職・鬼木重代・89
2024/10/1 02:00 383文字(佐賀県) 米不足の報道を見聞きすると、子どもの頃を思い出す。戦争中はもちろん、戦後もしばらくは食料不足が続き、白米のご飯を食べた記憶はあまりない。イモやカボチャなどの代用食ばかりだった。 私は割り当ての配給切符を手に、米屋さんに買い出しに出かけた。母が夜遅く、農家に食料を分けてもらいに行ったこと
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仲畑流万能川柳
歩いてる句が浮かぶこのありがたさ
2024/10/1 02:00 459文字☆印は秀逸(仲畑貴志選)☆歩いてる句が浮かぶこのありがたさ 東京 新橋裏通り出前して電球(たま)まで換えていく蕎麦屋 白石 よねづ徹夜日没が終電ですよ縄電車 武蔵野 竹とんぼ5歳の娘祖母と「オンナの約束よ」 東京 恋し川女将だとひと目でわかる光り物 川越 麦そよぐ問題は酒ではなくてキミだろが 神奈川
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女の気持ち
小さな一歩 北九州市八幡西区・中田公代(主婦・78歳)
2024/9/30 05:05 574文字10年ほど前、本欄に「わが家の文化遺産」と題して、姑(しゅうとめ)から娘たちにプレゼントされたピアノのことを投稿した。娘たちは数年でピアノから遠ざかり、ピアノの上には家族の思い出の写真が並んでいた。その後、孫たちが習い始めて再びピアノが復活。亡き姑も喜んでくれているだろうと感謝の気持ちを新たにした
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女の気持ち
祈り通じる 京都市東山区・福井康子(主婦・82歳)
2024/9/30 05:05 555文字今月上旬、大阪府羽曳野市で卓球の大会があった。初めて行く会場のため、6月に下見に行った。私が住む京都市内からは電車を5回も乗り継ぐ必要があり、乗車券と特急券も早めに購入した。大事な試合なので、準備万端整えた、つもりだった。 当日朝、当番のお地蔵さんの世話を済ませ、朝食を十分に取り、予定の電車に乗っ
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みんなの広場
今があるのは先祖のお陰=会社員・中山裕樹・33
2024/9/30 02:02 371文字(徳島県) 今夏、祖母が亡くなり、除籍謄本を取得したのを機に、我が先祖について調べる機会を得ました。 その過程で感慨深かったのは、元号が「文久」(1861~1864年)に生まれた先祖の記録を確認できたことです。さらに調べていくと、岡山や栃木など予想もしない場所にも暮らしていたことが判明しました。
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みんなの広場
法律とは…「虎に翼」で考えた=無職・小川龍二・79
2024/9/30 02:02 375文字(福岡県) 日本で初めて女性として弁護士、判事、家庭裁判所長を務めた三淵嘉子さんをモデルにしたNHKの連続テレビ小説「虎に翼」が終わった。男女平等や夫婦別姓、同性婚、在日コリアンや原爆被爆者など、現代社会につながる問題に踏み込んで、毎日飽きさせることがなかった。 近年のNHKドラマ、特に時代劇には
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みんなの広場
車椅子生活になり気づいた=無職・石川和巳・67
2024/9/30 02:02 419文字(埼玉県) 初めてつえをついて町を歩いた時、急に人々がやさしくなったように感じた。乗り物の中で立っていると、席を譲られることも特別なことではなく、社会全体での意識の高まりを感じたものだ。 最近、私は車椅子を使用するようになった。外出をする時、妻に押してもらう。すると、今まで気づかなかったことに気づ
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みんなの広場
浩宮さまとすれ違った登山=無職・佐々木幹夫・82
2024/9/30 02:02 442文字(東京都) 約60年前の夏、当時勤めていた高校の校外学習で浅間山(2568メートル)に登るため、同僚と下見した帰りにふもとの小浅間山(1655メートル)に寄った。砂れき道を下る途中、4~5歳の男児が「こんにちは」と言いつつ、駆け登っていった。「気を付けて」と返したが、10メートルほど後を数人の大人
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みんなの広場
認知症検査の確立を願う=無職・荻野義彦・81
2024/9/30 02:02 452文字(北海道) アルツハイマー病の原因とされるたんぱく質の蓄積状況を、血液検査で判別することに成功。このことで早期段階の認知症診断につながることが期待されるという。 この記事を興味深く読んだ。と言うのも、81歳になる妻の物忘れが目立つようになったからだ。会話の内容を覚えていないことも多い。先日は「今日
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男の気持ち
預金通帳 秋田市・土谷実(無職・81歳)
2024/9/30 02:02 535文字机の引き出しに、薄茶色の古い預金通帳を保管している。私が就職し初めての給料で口座を開設したときの通帳である。 開設日は1962(昭和37)年4月21日。勤務先は当時、すでに給与の振り込みを実施していた。4月の初給料日の時点ではまだ初任給は確定しておらず前年と同額。社会保険料などを差し引いた8764
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仲畑流万能川柳
「アーンして」奴に喰わせる期限切れ
2024/9/30 02:01 438文字☆印は秀逸(仲畑貴志選)☆「アーンして」奴に喰わせる期限切れ 伊万里 ふふむ記憶力落ちてすんなり仲直り 久喜 宮本佳則指定席となりはいつも選べない 相模原 アンリクルマとは走らなくても金かかる 奈良 三木正義どうなった英語公用した会社 鴻巣 雷作天国で再婚してた妻に会い 高知 しばてん投票用紙(かみ
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女の気持ち
雷さま 福岡県岡垣町・松本梨江(86歳)
2024/9/29 05:17 568文字深夜、ベッドで激しい雨音を聞きながら、朝からの心配事にもんもんとしていると、予報通り「雷さま」がとどろいた。タオルケットを頭からかぶり、こちんと固まる。 幼い頃、おへそをとられかけたわけでもないのに「雷」なんて呼び捨てにできないほど怖い。子供の頃は父か母の背に、結婚後は夫の背にしがみついて「雷さま
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女の気持ち
不自由さゆえに 滋賀県守山市・村城素子(主婦・61歳)
2024/9/29 05:16 529文字春の朝の出勤時、自転車で走っていると、前方から来た車にはねられた。一時は生死の境をさまよった。目覚めた時、動くこともできず、「どうして私が」と思いながら、どうすることもできない日々が続いた。勤めていた保育園の園児たちの顔が浮かび、涙が頰を伝った。 それでもなんとか現場復帰したくて半年間リハビリに励
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仲畑流万能川柳
店員はお似合いですと言ったのよ
2024/9/29 02:03 431文字☆印は秀逸(仲畑貴志選)☆店員はお似合いですと言ったのよ 浦安 さやえんど知らなんだ四国にもあるスキー場 相模原 水野タケシ親は娘(こ)の娘はカレの見る星占い 和歌山 和恋路女房にこっそり四股名つけている 東京 ホヤ栄一二、三十年はサバ読む千年樹 和歌山 かぎかっこ幸せになると限らぬド派手婚 袖ケ浦
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女の気持ち
ヒガンバナ 東京都練馬区・古川春美(無職・74歳)
2024/9/29 02:00 529文字今年もヒガンバナが真っ赤な花をつけた。ヒガンバナは私にとって、忌み嫌う怖いイメージの花だった。 郷里での幼少時、何キロも歩いて小学校へ通った。田んぼのあぜには真っ赤なヒガンバナが咲き誇っていた。祖母や母から「ヒガンバナを持って帰ると家が火事になるよ」と教え込まれていた私は、触ることもせず顔を背けて
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女の気持ち
足して400歳 福岡県福津市・坂井紀子(主婦・80歳)
2024/9/28 05:07 554文字四つ目のポーチが仕上がった。フーッとひと息、ボトルの氷水をガブリと飲む。病気で2カ月近く入院したある日、遠路見舞いに駆けつけてくれた4人の友人へ私からのお礼に縫ったのだ。 私を含めた5人は同じ小学校を卒業した同級生だ。その後の年月、それぞれの目指した学校、就職先、結婚など歩んだ道は違っていたにもか
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女の気持ち
真に必要なもの 岡山県玉野市・有友紗哉香(アルバイト・41歳)
2024/9/28 05:06 543文字まだ開けていないティッシュの箱。冷房対策のひざ掛け。使い捨てカイロ。小さな傷が目立つフェースシールド……。出てくるもの全てが懐かしく、いとおしい。にもかかわらず、存在を忘れてしまっているものの多さにがくぜんとした。 9月末に11年働いた会社を辞める。少しずつロッカーの私物を片づけていると、使ってい
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