囲碁
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第80期本因坊戦予選 王銘琬九段-潘善琪八段 第10局の3
2024/10/1 02:00 423文字◇工夫が裏目に 焦点は右上白一団の不安をいかに解消するかである。潘は15分の熟考で白90、92と工夫した。これには黒93のコスミツケが好守だった。白94から98までの利かしに黒99と切られて、潘の手が止まった。18分を投入しての白100、102は苦心の策と言っていいだろう。黒がおとなしくツイでくれ
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盤上の風景
/90 囲碁 木本有香初段(30)=名古屋市出身 三刀流の第2章開幕 /大阪
2024/9/30 05:02 1568文字米大リーグで常識を吹き飛ばす活躍を見せるドジャースの大谷翔平選手。投打二刀流の復活も待たれるが、こちらは4歳と2歳の男児の子育てに追われながら、30歳になった今年6月、マージャンのプロ試験に合格した。囲碁棋士とママに加え、プロ雀士(ジャンシ)の三刀流だ。「リーグ戦で勝てるように頑張りたいし、囲碁と
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囲碁
第80期本因坊戦予選 王銘琬九段-潘善琪八段 第10局の2
2024/9/30 02:02 460文字◇好調にプレス 今どき珍しい大模様の碁となった。王の得意とする戦術だ。盟友の片岡九段は「メイエンさんは模様をがつがつと囲ったりはしません。模様が消されたように見えても、意外とその威力は減らないのです」と分析した。ひところ王はゾーンプレスという考え方を力説していた。 白52と上辺に先着し、黒53のボ
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盤事盤端
歴史的快挙、囲碁界明るい兆し
2024/9/29 02:03 1808文字目の前の光景に、思わず胸が熱くなった。 中国・上海で9月8日に打たれた国際棋戦(世界戦)の「応氏杯世界選手権」決勝五番勝負第3局。一力遼本因坊(27)が中国の謝科九段(24)に勝てば、日本勢として19年ぶりの世界一が決まる対局に戦前から注目が集まった。 この日、東京都千代田区の日本棋院にパブリック
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囲碁
第80期本因坊戦予選 王銘琬九段-潘善琪八段 第10局の1
2024/9/29 02:00 453文字◇メイエン流への新対策 第55、56期本因坊の王銘琬九段(62)と、本因坊・名人の両リーグ経験者の潘善琪八段(46)が8月下旬、予選B決勝で顔を合わせた。対戦成績は王6勝、潘1勝である。解説は片岡聡九段。 黒3、5の構えはメイエン流として昔からよく知られ、最近も王はたびたび採用している。対戦相手は
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第80期本因坊戦予選 山田規三生九段-小県真樹九段 第9局の6
2024/9/28 02:00 560文字◇大技を決めて小県が快勝 終盤は計算のできている山田の表情に精気が消えた。1目半の微差ではあるが、余裕をもって小県が逃げ切った。 白98では別法もあった。参考図の白1とこちらを黙って切るのだ。なななんと、これに黒が3などとどう受けても次の白2のシチョウを防ぐことができない。したがって黒2の一手とな
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第80期本因坊戦予選 山田規三生九段-小県真樹九段 第9局の5
2024/9/27 02:02 600文字◇決め手を逃すも 若い頃の小県は、サウスポーで凜々(りり)しくビシッと繰り出す手つきが「少年剣士」という雰囲気だった。今でもまだまだ若々しく、今年還暦を迎えたとはとても信じられない。 この局面でもビシッと白30の「サバキはツケよ」を放ったが、場所がちょっと違った。参考図(1)の白1とこちらにツケね
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囲碁 阿含・桐山杯 一力が2連覇
2024/9/26 02:03 148文字早碁日本一を決める阿含・桐山杯第31期全日本早碁オープン戦(日本棋院主催)の決勝が25日、京都市山科区の阿含宗釈迦山大菩提寺で打たれ、一力遼本因坊(27)=写真=が芝野虎丸名人(24)に308手で白番半目勝ちし、2期連続3回目の優勝を果たした。一力本因坊は中国の桐山杯優勝者との日中決戦に臨む。
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第80期本因坊戦予選 山田規三生九段-小県真樹九段 第9局の4
2024/9/26 02:01 653文字◇大技決まるが 昨譜の問いの解答は、白98から取れないシチョウを追いかけてからの114切り。ここまで1手1秒、一気(いっき)呵成(かせい)で、まさにジェットコースターの下りをほうふつとさせた。 これをうっかり黒イと取ると白118で大事件となる。ご覧のような珍形が実戦に出現した。中央の白十数子はボロ
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第80期本因坊戦予選 山田規三生九段-小県真樹九段 第9局の3
2024/9/25 02:00 683文字◇ジェットコースター ◎二子が取られているので、右上の白三子を動くのはあまり食指が動かない。したがって白70から右下隅に潜り込んだため、行きがかり上、黒79から山田の模様作戦になった。 黒83で90あたりにフワッと迫れば中央のまとまり具合が焦点になるいい勝負だった。黒83から85、87の攻めは直接
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第80期本因坊戦予選 山田規三生九段-小県真樹九段 第9局の2
2024/9/24 02:01 594文字◇階層(ヒエラルキー) 黒39を迎え小県は19分間苦慮した。参考図のように打てば、黒39は簡単に捕獲できる。しかし白3と黒4の交換が黒を固めて思いのほか悪手なのだ。黒8の三々も好適になる。 そこで黒39を捨てさせない白40の上ノビは小県らしい堂々とした手だった。白48では60と封鎖するのが自然だが
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第80期本因坊戦予選 山田規三生九段-小県真樹九段 第9局の1
2024/9/23 02:01 462文字◇1000勝棋士 長年活躍している棋士の勲章、区切りの1000勝を、山田規三生九段(52)=大阪市出身=は2022年に、小県真樹九段(60)=岐阜県恵那郡(現中津川市)出身=は23年にそれぞれ達成している。関西と中部の重鎮対決となった。 山田は王座、NHK杯、竜星、新人王、新鋭トーナメント(2期)
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囲碁・将棋スペシャル
囲碁 全日本アマ本因坊決定戦 大関さん通算4回優勝 プロ・アマ本因坊戦楽しみ
2024/9/22 02:01 1492文字<第70回全日本アマチュア本因坊決定戦全国大会> 「世界へ、未来へ羽ばたくアマチュア最高峰」 右記が今年のパンフレットの表紙に書かれていたキャッチフレーズだ。「第70回全日本アマチュア本因坊決定戦」全国大会(毎日新聞社、日本棋院主催、関西棋院後援、広島アルミニウム工業、フマキラー株式会社、スターツ
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囲碁
第80期本因坊戦予選 溝上知親九段-張栩九段 第8局の5
2024/9/22 02:01 552文字◇張の完勝譜 昨譜は白140までだった。この二子が抜けては、局面は一気に狭くなり、白の勝勢がはっきりとした。蘇九段は「黒139では参考図、1と逃げ出すべきでした。白12までは一例ですが、局面は複雑化するので、チャンスが生まれたかもしれません」と指摘。張も黒1を予想、「その方が嫌でした」と話した。
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第80期本因坊戦予選 溝上知親九段-張栩九段 第8局の4
2024/9/21 02:01 592文字◇亀の甲抜きで決着 2人の対戦成績は張の16勝7敗と偏っている。ただ、手番で見ると、溝上が黒の時は6勝4敗と勝ち越している。蘇九段は「偶然だと思いますが、面白いですね」と笑った。 溝上は前譜の半ばから、残り5分を切り、1分単位の秒読みに入っている。早い着手で知られる張は、白8の時点で残り55分。形
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第80期本因坊戦予選 溝上知親九段-張栩九段 第8局の3
2024/9/20 02:00 595文字◇張、さえる打ち回し 一力遼本因坊(27)が国際棋戦の応氏杯で優勝(8日)し、日本勢として19年ぶりにメジャー国際棋戦を制した。久しぶりのビッグニュースに、多くのファンが快哉(かいさい)を叫んだことだろう。 層の厚い中韓と比べると、まだまだ、孤軍奮闘の状況に変わりはないが、大きな一歩を進めたことは
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囲碁
囲碁名人戦七番勝負 第3局
2024/9/19 02:01 56文字◇囲碁名人戦七番勝負第3局(17、18日) 〇芝野虎丸名人(204手・白番中押し)●一力遼本因坊=芝野1勝2敗
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第80期本因坊戦予選 溝上知親九段-張栩九段 第8局の2
2024/9/19 02:01 501文字◇生きても失敗 白30のノゾキにどう受けるのか。第一感は、黒イのカケツギだが、蘇九段は「白ロ、黒ハと利かし、白54と守れば、白は大満足」と却下した。 溝上は黒31と思わぬところへ着手した。「『どう受けますか?』と問い返す高等戦術です」。ここから、生死が絡む中盤戦に入る。 白32のサエギリに、黒33
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第80期本因坊戦予選 溝上知親九段-張栩九段 第8局の1
2024/9/18 01:59 581文字◇同じ釜の仲間 予選Bの1回戦。張栩九段(44)と溝上知親九段(47)が日本棋院東京本院で相対した。同世代のライバル。ともに、トップとして、平成時代を駆け抜けてきた。さすがに全盛期の成績とはいかないが、今も元気はつらつ。毎週のように対局をこなしている。 解説は蘇耀国九段(45)。「入段は溝上さんが
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第70回アマチュア本因坊戦 決勝 大関稔・アマ本因坊(招待)-谷口洋平(東京) 第5譜
2024/9/17 02:01 478文字◇名誉アマ本因坊に 本局の勝負どころは参考図、黒2(黒139)から黒14(151)と巨大な黒地をまとめた大関さんの構想力。圧巻だった。「白1でaのあたりに打ち、大模様を消していれば、勝負はわからなかった。敗着は白5(白142)、白bの消しならば形勢不明でした。黒8で中央が黒模様ではなく黒の確定地に
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