アート・書
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写真家の細江英公さん死去 91歳 三島由紀夫を撮った「薔薇刑」
2024/9/25 21:06 604文字人間の身体に迫る大胆な表現で、戦後写真界の中心的存在として国際的に活躍した写真家で文化功労者の細江英公(ほそえ・えいこう、本名・細江敏広=ほそえ・としひろ)さんが16日、左副腎腫瘍のため死去した。91歳。葬儀は家族で営んだ。喪主は長男賢治(けんじ)さん。 山形県生まれ。東京写真短大(現・東京工芸大
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所ゆきよし・政治漫画の世界
1988~89年 リクルート事件 カモメの周り「黒いカゲ」
2024/9/25 13:03 2047文字岸田文雄首相に総裁再選を断念させた大きな要因は、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件だ。東京地検特捜部が捜査を始めた際は、「リクルート事件以来の大疑獄になる可能性がある」と党内を動揺させた。リクルート事件は、1988年に発覚した汚職事件。リクルート社の子会社「リクルートコスモス」の未公開株が賄賂
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Topics
海外バレエ団、次々来日 久々の全幕作品公演も予定 11月にシュツットガルト、12月にジョージア国立
2024/9/25 13:02 1489文字今シーズンも海外バレエ団による来日公演が相次ぐ。今夏に開かれた世界バレエフェスティバルに合わせて東京に滞在していた独シュツットガルト・バレエ団とジョージア国立バレエがそれぞれ記者会見し、芸術監督やダンサーたちが自らのカンパニーとともに臨む来日公演について意欲を語った。 シュツットガルト・バレエ団は
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コンサートからの問い
泊真美子リサイタル=梅津時比古
2024/9/25 13:02 1075文字子供のときを思い出せますか? 自分が子供だったころ、いつまでも遅々として進まないカタツムリをじっと見ていた。そこに来た友だちがカタツムリをつかんで、公園の奥に投げてしまった。驚いたけれど楽しかった。そのあと自分もカタツムリを見つけて藪(やぶ)の奥に投げた。そこには、とんでもない自分がいた。 ところ
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文芸時評
9月 読む人間の全肯定 物語の時代とその果てに=大澤聡
2024/9/25 13:02 2001文字明治44年9月の某日夕方、佐野文夫は寮で同室の菊池寛や久米正雄、松岡譲らと草っぱらに座っていた。飛びかう単語は宇宙とか生命とか世界とか、やたらスケールがデカい。全国の秀才が集まる一高のなかでも天才の称号を独占する佐野が喝破した。心も一種の生理現象にすぎんよ。 世界は神経への刺激にほかならず、人によ
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文芸時評
9月 私のおすすめ 大塚真祐子(文筆家・元書店員)
2024/9/25 13:02 695文字(1)井上先斗『イッツ・ダ・ボム』(文芸春秋)(2)永井玲衣『世界の適切な保存』(講談社)(3)丸田麻保子『カフカを読みながら』(思潮社) ◇グラフィティとは何か グラフィティと聞くと、街中で見かける独特の丸い書体などを漠然と思い浮かべるが、第31回松本清張賞を受賞した(1)は、グラフィティカルチャ
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Topics
京都で「塔短歌会」70周年記念シンポ 言葉の意味と価値を問う 町田康さん、是枝裕和さんらが登壇
2024/9/25 13:02 2131文字表現とは何か。作者とは誰なのか。そんな問いを深め、語り合うシンポジウムが1日、京都市左京区の京都芸術劇場春秋座で開かれた。同市内に拠点を置く短歌結社「塔短歌会」の創立70年を記念したもの。講演や対談による3部構成で、歌人のほか、作家の町田康さんや映画監督の是枝裕和さんらが登壇した。 ■ ■
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文芸時評
9月 私のおすすめ 渡辺祐真(書評家)
2024/9/25 13:02 702文字(1)松永美穂『世界中の翻訳者に愛される場所』(青土社)(2)西原志保『恋愛しない私でも「源氏物語」は楽しめますか』(春秋社)(3)左右社編集部・編『月のうた』(左右社) ◇翻訳家たちの幸福と反省 (1)ドイツのシュトラーレンには、世界中の翻訳家たちが共に生活しながら仕事をする「翻訳者の家」がある。
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Interview
朝倉かすみさん(作家) 死を語り、人生を謳歌 新著で高齢者読書サークルの風景
2024/9/25 13:02 1237文字本を読む喜びは、一人だけで抱えるものではない。時には誰かと本や人生について語り合うことで本への思いが増し、人生を振り返ることにもつながる。そんな読書会の妙味が凝縮された小説が、朝倉かすみさんの『よむよむかたる』(文芸春秋)だ。 北海道小樽市の古民家カフェで月に1回開かれる読書会「坂の途中で本を読む
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三毒狩り
/326 東山彰良 画 信濃八太郎
2024/9/25 13:01 997文字佟雨龍は耳をふさぎたくなったが、李平のつぎの言葉を聞いて腰が抜けそうになった。「うちの隣には大きな木偶(でく)が寝とった」「木偶?」大宝が素っ頓狂な声をあげた。「木偶ちゅうのは木でできた人形の、あの木偶のことか?」「木偶ちゅうたら木偶じゃ。黒いつるつるの木でできとって、大きさがうちくらいあって、股
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「天神御伽塾」受講生を募集 大阪・北区28日から /大阪
2024/9/25 05:04 328文字天満天神御伽(おとぎ)衆事務局は、天神祭の歴史や天神信仰との深い結び付き、祭りを支えてきた人々の物語などを学ぶ講座「2024年度天満天神御伽塾」の受講生を募集している。 日程は28日、10月12、26日、11月10、17日で全10講座(1日2講座)。いずれも午後1時から、大阪市北区天神橋2の大阪天
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山崎豊子の墓、公開 29日・天王寺区 /大阪
2024/9/25 05:04 324文字「白い巨塔」「沈まぬ太陽」など骨太のタッチで描いた社会派小説で知られる作家、山崎豊子(1924~2013年)の命日「豊子忌」にあたる29日、大阪市天王寺区にある藤次寺の墓所が一般公開される(午前10時~午後5時)。24年は山崎の生誕100年の節目。例年にない特別法要も同寺である。 同日午前11時~
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糸島市の伊都国歴史博物館 入館者40万人に 開館20周年で記念セレモニー /福岡
2024/9/25 05:03 346文字糸島市井原の市立伊都国歴史博物館が開館20周年で入館者40万人を超え、記念のセレモニーがあった。 博物館は2004年10月に開館。4階建ての新館と2階建て旧館からなり、平原遺跡から出土した日本最大の銅鏡で国宝の「内行花文鏡」やガラスまが玉など伊都国王墓の出土品を中心に展示。文化財講座や講演会などを
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県立民博廃止案、就任以前に検討 山下知事、「存続」を /奈良
2024/9/25 05:03 370文字収蔵品が増えすぎたことなどから展示室の公開を一時休止している県立民俗博物館(大和郡山市矢田町)について、山下真知事は24日の県議会9月定例会で、「(2023年の)就任以前、庁内で閉館も検討されていたが、私は閉館するつもりはない」と発言した。 担当課によると、同館は22年度、建物の老朽化や利用者減を
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姫路城、スマホで予約・入城 市、来春デジタルチケット導入 /兵庫
2024/9/25 05:03 430文字姫路市は世界遺産・姫路城=写真=の入城料について来春をめどに「デジタルチケット」を導入する方針を決めた。現在は城のチケット売り場だけで販売されているが、スマートフォンなどで事前購入でき、市は混雑の分散効果も期待。詳細は未定だが、購入時に入城日を予約する方式を想定しているという。 入城料(18歳以上
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力強く熱量あふれる 竜墨書道会展が開幕 岡山 /岡山
2024/9/25 05:03 227文字毎日書道展審査会員の片山竜篁さんが主宰する竜墨書道会の第37回展が24日、岡山市北区の県天神山文化プラザで開幕した。29日まで。 多字数作品を中心に会員29人が40点余を出品。片山さんは「精強博敏」の4字を力感あふれる大胆な筆致で書き上げた。山根史朗さん(毎日書道展審査会員)は「鬼雨」の2字を力強
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京丹後・湯舟坂2号墳 古墳発掘「地域の宝」実感 府立大生が案内、地元小学生調査 「振るい」作業も /京都
2024/9/25 05:03 719文字京丹後市久美浜町須田の湯舟坂2号墳を24日、地元の同市立高龍小の5年生30人が府立大の学生の案内で巡り、近くの須田平野古墳で実際に発掘調査を体験した。湯舟坂2号墳は柄頭(つかがしら)に二体の龍を配した金銅装双龍環頭大刀などが出土、「古代史の大収穫」と評され、歴史学者で元府立大学長の門脇禎二氏が「丹
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生誕140年記念・石崎光瑤展
作品紹介/下 花鳥を愛した画家の美の粋 /京都
2024/9/25 05:03 427文字緑と白の鮮烈な対比、特に羽を広げた白孔雀の神々しい姿に目を奪われる。石崎光瑤が第4回帝展に出品した作品だ。六曲一双の屏風(びょうぶ)だが、その右隻には、プラタナスの葉の生い茂る中、雌雄の白孔雀が描かれる。羽を広げたオスの前には、単純化されたフォルムのメスが描かれる。キャラクターのようで可愛らしい。
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県警発案の劇団、迫力満点 暴力団熱演は現役刑事 特殊詐欺、手口も紹介 /神奈川
2024/9/25 05:02 721文字「やくざになんか、ならなきゃよかった」―。舞台上で絶叫するのは、入れ墨のような柄のアンダーシャツを着た県警暴力団対策課の刑事。9月上旬、ひごろから組織犯罪と対峙(たいじ)する迫力満点の同課員や、民事介入暴力に対応する弁護士の計8人で構成する劇団「カブトムシ」が新型コロナウイルス禍による活動休止を経
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世界記憶遺産・上野三碑 碑文臨書、生徒挑む 岡田さん講師「ふるさと学習」 高崎・南八幡中 /群馬
2024/9/25 05:02 342文字ユネスコ(国連教育科学文化機関)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録された古代遺跡群「上野三碑」の山上碑と金井沢碑が校区内にある高崎市立南八幡中学校(荒木義文校長、生徒数186人)で24日、三碑の碑文を臨書する授業があった。 1年生の「ふるさと学習」の一環で、毎日書道展審査会員の岡田琇韻さんが、
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