本・書評
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絵本で防犯意識高めて 特殊詐欺被害防止へ 神奈川県が出版
2024/9/25 13:00 532文字高止まりしている特殊詐欺被害を防ごうと、神奈川県は絵本冊子「あいことばはなーに?」を出版した。被害に遭いやすい高齢者だけでなく、幅広い世代を巻き込んで防犯意識を高めてもらうのが狙いで、9月に県内の小学1年生約7万人に配布した。 絵本では、男の子が夏休みに祖父母を訪問。オレオレ詐欺に「だまされたりす
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大学蔵書、学生が自由に選ぶ 活字離れ歯止めへ購入「ツアー」 岐阜
2024/9/25 10:30 534文字大学図書館の蔵書を学生自身が選ぶ中部学院大(岐阜県関市)の「選書ツアー」が岐阜市の丸善岐阜店であり、学生ら約30人が専門書や小説、絵本など約200冊を購入した。 同大は人間福祉や教育、看護リハビリテーションなどの学部があり、学生は計約1500人。図書館の蔵書は約20万冊で、2023年度の貸し出しは
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絵本においで
なぜルールがあるの? こうつうあんぜんなぞなぞ どうろのやくそく /福岡
2024/9/25 05:04 416文字少しずつですが、秋の気配がしてきました。外遊びが増えてくる今、気をつけたいのが事故です。「こうつうあんぜんなぞなぞ どうろのやくそく」は、親子で楽しく交通ルールを学べますよ。 「あぶない!」。博士の前で、ボールを追いかけてきた男の子が道路でトラックとぶつかりそうに。ボールが「周りを見ないで僕を追い
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絵本で防犯意識高めて 特殊詐欺被害防止へ 県出版 /神奈川
2024/9/25 05:02 529文字高止まりしている特殊詐欺被害を防ごうと、県は絵本冊子「あいことばはなーに?」を出版した。被害に遭いやすい高齢者だけでなく、幅広い世代を巻き込んで防犯意識を高めてもらうのが狙いで、9月に県内の小学1年生約7万人に配布した。 絵本では、男の子が夏休みに祖父母を訪問。オレオレ詐欺に「だまされたりするもの
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学生が選ぶ大学蔵書 小説や絵本も思い思い 活字離れ歯止めへ 購入「ツアー」 岐阜・中部学院大 /愛知
2024/9/25 05:02 534文字大学図書館の蔵書を学生自身が選ぶ中部学院大(岐阜県関市)の「選書ツアー」が岐阜市の丸善岐阜店であり、学生ら約30人が専門書や小説、絵本など約200冊を購入した。 同大は人間福祉や教育、看護リハビリテーションなどの学部があり、学生は計約1500人。図書館の蔵書は約20万冊で、2023年度の貸し出しは
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「いちばん長い日」私が刻む 岩手・釜石の前市長、震災記出版 能登へ教訓こめ、口述に加筆
2024/9/24 13:10 2217文字岩手県釜石市の野田武則・前市長(71)が今夏、東日本大震災への対応や復興の道のりをつづった「釜石のいちばん長い日~元市長の震災記」(PHP研究所)を出版した。発生から退任するまでの12年8カ月余りの日々を、不慣れなパソコンと格闘しながらまとめた。300ページ超に及ぶ回顧録に込めた思いとは――。 「
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今週の本棚・次回の予定
9月28日の毎日新聞書評欄は『地図とその分身たち』ほか
2024/9/23 12:01 523文字9月28日の毎日新聞朝刊「今週の本棚」で掲載予定の本の主なラインアップを紹介します。 ①伊藤亜紗さん評『地図とその分身たち』(東辻賢治郎著・講談社) ②鹿島茂さん評『サド侯爵の呪い』(ジョエル・ウォーナー著、金原瑞人、中西史子訳・日経ナショナルジオグラフィック) ③川畑博昭さん評『未来への遺言 い
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村上春樹をめぐるメモらんだむ
村上春樹さんが小説に込める思い 「書くことは自分の魂と向き合うこと」
2024/9/23 09:00 4003文字早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)は10月、開館から3年となるのを記念し、さまざまな記念イベントを予定している。1日から同館では山本容子さんの版画展「世界の文学と出会う~カポーティから村上春樹まで」(2025年5月27日まで2期にわたって開催。毎週水曜と2月1日~3月2日などは休館)が始
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タイトルに漂う緊張感 ポー「黒猫」 文豪をも虜にする魅力とは
2024/9/23 08:00 2148文字米国の作家、エドガー・アラン・ポー(1809~49年)。江戸川乱歩のペンネームはポーの名前にちなむなど日本の文豪たちに影響を与えた小説家。そのポーの魅力を知るにはどんな小説がいいだろう。ポーの研究者で翻訳も手がける龍谷大文学部准教授、池末陽子さん(53)が挙げたのは「黒猫」。【三角真理】 主人公の
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「企業誘致の神様」本に 島根大教授が執筆 旧斐川町職員・福間氏 誠実さ、「人たらし」ぶり紹介 /島根
2024/9/23 05:07 714文字島根県の旧斐川町(現出雲市)の職員として数多くの企業誘致に携わった故福間敏氏を知ってもらおうと、島根大の毎熊浩一教授(行政学)が「ギリギリ公務員 福間敏」(ハーベスト出版)を執筆した。ボサボサの髪とよれたシャツ姿に加え、出雲弁で語りかけるスタイル。官民問わず人々を魅了した「企業誘致の神様」の規格外
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京都・読書之森
暗殺 /京都
2024/9/23 05:05 1407文字(柴田哲孝・著 幻冬舎、1980円) ◇交錯する虚構とリアル 2022年7月8日午前11時31分、奈良市の近鉄大和西大寺駅北側の街頭で、参院選の応援演説中だった安倍晋三元首相が銃撃された。当時、取材中だった私(記者)の目前で安倍元首相は倒れ、亡くなった。 本著は、その銃撃事件を題材に描いたフィクシ
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「うんこ虫」と過ごした4年間 絵本作家が面白いと思ったこと
2024/9/22 17:00 1348文字画家で絵本作家の舘野鴻(ひろし)さん(56)は、謎に包まれた昆虫の生態を解明しようと、4年もの歳月をかけて観察し続けた。その虫とは「オオセンチコガネ」。別名「うんこ虫」と呼ばれる。動物のフンを食べて成長することは分かっていたが、未解明の生態が多かった。舘野さんは、試行錯誤した観察の日々を、新刊絵本
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情熱の筆・山崎豊子生誕100年
山崎と遺作『約束の海』 戦争を問う、読者へのバトン
2024/9/22 02:01 2786文字「私を殺す気ですか」。2009年に『運命の人』を発表し、これが最後の作品と覚悟した山崎豊子(1924~13年)は、新作の執筆依頼に訪れた編集者に思わず漏らした。この時、すでに80代半ば。原因不明の痛みに体は悲鳴を上げていた。それでも、山崎は書くことを選んだ。戦争に生き残ったものの使命として。 未完
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本との出合い、広がる場 個人貸出数、12年連続日本一 笠間市立図書館 /茨城
2024/9/21 07:18 1036文字笠間市立図書館の個人貸出数が、人口8万人未満の市区で12年連続トップの座を守っている。読書離れが進む中で快挙を遂げた裏には、笠間焼で知られる焼き物の町ならではの特色ある蔵書や、普段は手にしない本にも出合ってもらうための仕掛けづくりを地道に続けてきたことがある。【鈴木敬子】 ◇焼き物の資料やギャラリ
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今週の本棚
『選択的夫婦別姓』=寺原真希子、三浦徹也・著
2024/9/21 02:03 498文字(岩波ブックレット・748円) 副題は「これからの結婚のために考える、名前の問題」。日本で法律婚をするためには、姓を一つにしなければならない。しかし本書によれば「夫婦で氏を統一しなければならないのは世界中で日本だけ」。世論調査も6~8割が「選択的夫婦別姓制度」に賛成している。ではなぜ別姓が進まない
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今週の本棚
『ある少女の物語 ガリーナ・ウラーノワの半生』=マグダリーナ・シゾワ著、柴田洋二、イリーナ・ミロノワ訳
2024/9/21 02:03 456文字(展望社・2000円) バレエという舞台芸術において、最も観客を引きつけるものは何なのか? 研ぎ澄まされたテクニックや身体能力の高さ、それとも容姿や体の美しさであるのか。10年以上も前に筆者(記者)が話を聞いたベテランのバレエ指導者は、次の一言に凝縮させた。「その人の生き様ですよ」。舞台は一人の踊
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今週の本棚
『原発を止めた裁判官による 保守のための原発入門』=樋口英明・著
2024/9/21 02:03 464文字(岩波書店・2750円) 司法の世界では「裁判官は弁明せず」という考えが支配している。「元」であっても裁判官の書いた本は珍しく、まして社会の議論に資するようなものはほぼ見当たらない。2014年に大飯(おおい)原発3、4号機の運転差し止めを命じる福井地裁判決(その後、高裁支部が運転を容認)を示した著
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今週の本棚
佐藤優・評 『潜入取材、全手法』=横田増生・著
2024/9/21 02:03 1376文字(角川新書・960円) ◇被告になる覚悟、書くということ 潜入取材とは、記者が取材という真実の目的を隠して、対象とする組織(企業である場合が多い)に入り込み、情報を入手する手法だ。記者の職業的良心は、人々の知る権利に奉仕することだ。報じられている内容が真実ならば、取材方法が社会的に非難されるもので
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今週の本棚・CoverDesign
鈴木成一・選 『自由に捕らわれる。』
2024/9/21 02:03 138文字書体といいレイアウトといい鋭利に集約されたグラフィックが目に刺さる。このテンションとポテンシャルに同時代の切実な内面を想像する。地の白が一際眩(まぶ)しい。 ◆ 多才なアーティストの新刊小説『自由に捕らわれる。』(カンザキイオリ著・河出書房新社・1540円)より。
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今週の本棚
加藤陽子・評 『戦争ミュージアム 記憶の回路をつなぐ』=梯久美子・著
2024/9/21 02:03 1414文字(岩波新書・1012円) ◇美と死、骨と血肉、無言の声を聞く 毎日とはいかずとも、街の本屋の平台に積まれた新書や文庫の表紙をじっと眺めていると、「この人の新刊が出たら必ず買う」との「推し」を数人持ってる本好きに向かって、あたかも、「これいかがですか」と言って、こちらに数ミリすっと「推し」の本を寄せ
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