環境・科学
ピックアップ
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パリ パラの街角から
「社会に羽ばたくため」音楽がならない小さなカフェ
9/9 13:00 1461文字パリ・パラリンピックが開かれている。 8年ぶりに有観客で開かれた「多様性の祭典」は、単に障害があるアスリートが競うスポーツイベントではない。 「共生社会の実現」を掲げ、社会の中で時に見落とされがちな人たちに目を向ける契機としての役割を担う。 では、そんなイベントを初めて迎えたパリの街、フランスの社
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「令和の米騒動」招いた減反政策 米を「日本の希望」に変えるには
9/6 07:00 2893文字コメ不足の原因を追った記事「不作でもインバウンドでもない コメが買えない『本当の理由』」は関心が高く、100万ページビューを超す反響がありました。担当記者が取材を進め、求められる対策を再考しました。【オピニオン編集部/宇田川恵】 ◇備蓄米を放出しないとは つえをついた高齢の女性がほぼ空の棚を見上げ
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壊れゆく地球、生きる喜びどこへ? 森田真生さんが見つけた環境思想
8/31 07:00 2180文字化学物質による環境破壊にいち早く警鐘を鳴らした「沈黙の春」(1962年)。著者のレイチェル・カーソンは64年、未完のエッセーを残してこの世を去った。それから60年。彼女の遺作に新たな息吹を注いだ「センス・オブ・ワンダー」(筑摩書房)が刊行された。新訳とその「つづき」を紡いだ京都市在住の独立研究者、
新着記事
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巨大地震の力どこまで回復? 深海7000m、探査船ちきゅうが迫る謎
2024/9/11 14:00 873文字東日本大震災を引き起こした断層は、再び大地震を起こす力をどのくらい回復しているのか――。海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)の地球深部探査船「ちきゅう」が6日、静岡県の清水港から調査地の宮城県沖約200キロに向けて出航した。3カ月かけて、日本海溝の水深約7000メートルの海底下をさらに約950メー
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水中写真連載 So Blue
ダイバーたちのアイドル、「ナンパコワイジー」とは?
2024/9/11 06:00 1045文字「ナンパコワイジー」。なんだか呪文か暗号めいていますが、多くのダイバーは親しみを込め、このサカナをこう呼びます。 正式名称を漢字とアルファベットで記すと「南箱河豚Yg」。南と箱でナンパコ、河豚はフグ、Ygはヤングで稚魚を表す学術用語。つまり、ミナミハコフグの幼魚のことです。 ◇ 一辺1~2セン
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「規格外食材100キロ食べ尽くそう」 千葉でフードロス防止イベント
2024/9/9 18:28 689文字フードロスを身近な問題として考えてもらうイベント「MOTTAINAIグルマンFes」(毎日新聞社、カルチュア・コンビニエンス・クラブ主催)が7、8の両日、千葉県柏市の「柏の葉T―SITE」で開催された。「もったいない」に賛同する延べ11事業者が、バラエティー豊かなブースを出展して盛り上げた。 メイ
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パリ パラの街角から
「社会に羽ばたくため」音楽がならない小さなカフェ
2024/9/9 13:00 1461文字パリ・パラリンピックが開かれている。 8年ぶりに有観客で開かれた「多様性の祭典」は、単に障害があるアスリートが競うスポーツイベントではない。 「共生社会の実現」を掲げ、社会の中で時に見落とされがちな人たちに目を向ける契機としての役割を担う。 では、そんなイベントを初めて迎えたパリの街、フランスの社
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米宇宙船スターライナー、無人で帰還 不具合で有人飛行試験断念
2024/9/7 15:17 424文字米ボーイングの新宇宙船スターライナーが7日、国際宇宙ステーション(ISS)から無人で米西部ニューメキシコ州に帰還した。6月、米国の飛行士2人を乗せて有人飛行試験を始めたが、機体の不具合が相次ぎ、有人帰還を断念した。大気圏に突入するとパラシュートで減速し、最後は下部のエアバッグを膨らませ着地した。同
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研究力低下、科研費2倍に 国内約250学会が国に要望書
2024/9/6 18:18 265文字政府が優れた研究計画を選んで研究者に助成する科学研究費助成事業(科研費)を巡り、自然科学や人文社会学分野など国内約250の学会が6日、予算を2倍に増やすよう求める要望書を国に提出した。物価高などの影響で配分額は実質的に減っており、研究力低下が危惧されると訴えた。 科研費は研究者が応募して獲得を狙う
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8月の世界平均気温16.82度 過去最高タイ 昨年と並ぶ
2024/9/6 13:06 259文字欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は6日、今年8月の世界平均気温が16・82度で、8月としては昨年と並び、1940年からの観測史上最高だったと発表した。産業革命前と同程度の1850~1900年の8月の推定平均気温と比べ1・51度高かった。 地球温暖化対策の国際枠組み「パ
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「令和の米騒動」招いた減反政策 米を「日本の希望」に変えるには
2024/9/6 07:00 2893文字コメ不足の原因を追った記事「不作でもインバウンドでもない コメが買えない『本当の理由』」は関心が高く、100万ページビューを超す反響がありました。担当記者が取材を進め、求められる対策を再考しました。【オピニオン編集部/宇田川恵】 ◇備蓄米を放出しないとは つえをついた高齢の女性がほぼ空の棚を見上げ
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空自、宇宙専門部隊を大幅改編 「宇宙作戦団」新設、要員は倍増
2024/9/5 18:04 897文字防衛省はスペースデブリ(宇宙ごみ)や不審な人工衛星の監視など、宇宙空間の安全保障に携わる航空自衛隊の大幅な部隊改編を計画している。全体を束ねる上級部隊として「宇宙作戦団(仮称)」を新設するほか、監視衛星の運用など任務拡大を踏まえ部隊を改編。要員を約670人に倍増する。2025年度予算の概算要求に関
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小惑星リュウグウの水に「にがり」の働き はやぶさ2の試料から判明
2024/9/5 18:00 605文字小惑星リュウグウの母天体に存在した水に多量のナトリウムやマグネシウムが含まれていたことが、探査機はやぶさ2が持ち帰った試料からわかったと、海洋研究開発機構などの研究チームが5日発表した。これらが「にがり」のように働き、有機物や鉱物を安定化させる役割を果たしたと考えられるという。 リュウグウの試料か
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環境危機時計、9時27分で「極めて不安」 24年連続の厳しい評価
2024/9/4 18:24 393文字旭硝子財団は4日、地球環境の悪化に対する各国の専門家らの危機感を時刻で表す「環境危機時計」の今年の時刻を9時27分と発表した。12時に近いほど厳しい現状認識を示しており、24年連続で4段階中最も厳しい「極めて不安」との評価となった。 財団は毎年、環境問題に関わる研究者や政府関係者らに調査。問題の深
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次世代バイオ燃料 営業列車で全国初の走行試験 JR西日本
2024/9/4 12:30 420文字JR西日本は3日、岩国市(山口県)と周南市(同)を結ぶ岩徳・山陽線の岩国―徳山駅間で次世代バイオディーゼル燃料を使った走行試験を始めた。化石燃料の軽油から次世代バイオ燃料に100%切り替えることで、二酸化炭素排出量を削減する取り組み。乗客を乗せた営業列車では全国初で、2025年度以降の本格導入を視
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「疲れすぎて眠れない」は本当? 製薬会社がノーベル賞候補と研究へ
2024/9/4 06:00 1432文字適度に疲れるとよく眠れるのに、疲れすぎると眠れないのはなぜ? アリナミン製薬(東京都千代田区)は3日、消費者から届いたそんな疑問に答えるべく、ノーベル生理学・医学賞候補に挙げられる睡眠学者、柳沢正史さん(64)らと共同研究に乗り出すと発表した。 記者発表会に出席した柳沢さんによると、「疲労と睡眠の
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観測史上タイの今夏の暑さ 「温暖化なければほぼ起こり得なかった」
2024/9/2 20:35 1044文字気象庁は2日、今夏(6~8月)の全国の平均気温が平年より1・76度高く、1898年の統計開始以来最高だった2023年と並び、1位タイとなったと発表した。気象庁異常気象分析検討会会長の中村尚・東京大教授は同日の記者会見で「昨年の高温を上回る地域もあった。今年の暑さも異常気象と呼んで差し支えない」と述
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毎日農業記録賞×聞く
「共産党入党宣言」小松泰信さん 理想とする農業の姿とは
2024/9/2 15:00 3581文字ぜひ、話を聞きたかった人だ。4年前、岡山大学の定年退職を機に「共産党入党宣言」を発表した小松泰信さん(70)。農協協会の「農業協同組合新聞」電子版に「地方の眼力」のタイトルでコラムを書き続け、「言いたいことを言う」スタンスを崩さない。一方でユーモアのセンスにたけ、入党しても「党派色」のない語りが最
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「海ない県も無関係でない」 群馬・大泉高校生、環境保全の出前講座
2024/9/1 13:00 661文字◇ダンス・紙芝居で分かりやすく 海洋ごみ問題や環境保全への意識を養ってもらおうと、群馬県立大泉高校JRC(青少年赤十字)部の部員10人が8月30日、太田市龍舞町の休泊児童館で、児童らを対象に出前講座を開いた。海の汚染やペットボトルキャップを回収してポリオ(小児まひ)ワクチン代に充てる活動などを、紙
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壊れゆく地球、生きる喜びどこへ? 森田真生さんが見つけた環境思想
2024/8/31 07:00 2180文字化学物質による環境破壊にいち早く警鐘を鳴らした「沈黙の春」(1962年)。著者のレイチェル・カーソンは64年、未完のエッセーを残してこの世を去った。それから60年。彼女の遺作に新たな息吹を注いだ「センス・オブ・ワンダー」(筑摩書房)が刊行された。新訳とその「つづき」を紡いだ京都市在住の独立研究者、
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奄美大島でマングース「根絶」 環境省が宣言へ ハブ対策で導入失敗
2024/8/31 06:30 946文字絶滅危惧種を捕食するなど、生態系や農業に深刻な被害をもたらしてきた侵略的外来種のフイリマングースについて、環境省が鹿児島県・奄美大島(712平方キロ)での「根絶」を宣言する見通しとなった。9月3日の専門家検討会後に正式発表する。奄美大島のように広い範囲に定着した後にマングース根絶に成功した事例は世
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NTT、次世代通信規格「アイオン」で初の国際通信 日台間で開通
2024/8/29 19:32 556文字NTTは29日、光技術を使った次世代通信規格「IOWN(アイオン)」の国際回線が世界で初めて開通したと発表した。日本と台湾の間の約2900キロをつなぎ、遅延や揺らぎがほとんどない安定した通信を実現した。人工知能(AI)の普及などから大容量のデータを高速でやりとりする需要が増えており、アイオンを「世
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核燃料再処理工場「完成は26年度内」 2年半延期、原燃が表明
2024/8/29 17:12 637文字日本原燃の増田尚宏社長は29日、2024年度上期での完成を断念した使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)について、完成目標を2年半延ばして26年度内にすると表明した。青森県庁で宮下宗一郎知事と面会して伝えた。延期は27回目で、26日の原子力規制委員会会合を踏まえて延期幅を決めた。 同村で建設中
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