金融政策・財政
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鈴木浩史の「為替でみる経済」
「時が来た」米FRB大幅利下げで大きく円高に動く可能性
2024/9/10 05:00経済プレミア 2733文字米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は8月23日、「政策調整の時が来た」と述べて、次回会合(9月17、18日)での利下げは既定路線となった。もし一部の市場参加者が予想するような0.50ポイントの大幅利下げがあれば、為替は大きくドル安・円高へと動くことになる。 ◇FRBのスタンス
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週刊エコノミスト Onlineから
渡部恒雄氏が語る「もしトラと日本の防衛費」
2024/9/8 05:00経済プレミア 2514文字「米国第一」を掲げるトランプ前大統領が復帰すれば、日本にも防衛費の増額を求めてくるのは確実だ。 トランプ氏とハリス副大統領の外交安全保障は、米国の同盟国や世界との関わり方について、対照的なものとなるだろう。トランプ氏は「アメリカ・ファースト」という内向きの考え方を取るため、ウクライナ支援、気候変動
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週刊エコノミスト Onlineから
日本株「8月暴落前に始まった」市場の構造変化とは
2024/9/6 07:00経済プレミア 1097文字8月初めに記録的な暴落に見舞われた日本株。背景には、米国の景気後退懸念の高まりや日銀が金融引き締め姿勢を強めたことによる、円高の急進があった。 その後、米国の経済指標が底堅さを示したことや、日銀の内田真一副総裁が「市場が不安定な状況で利上げはしない」と明言したことで、株式市場は落ち着きを取り戻した
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週刊エコノミスト Onlineから
新幹線網の見えない未来 リニアは静岡以外も問題
2024/9/5 05:00経済プレミア 2298文字北陸新幹線が3月に敦賀駅まで延伸したが、その効果は軽微にとどまっている。新幹線網がさらに広がることが期待されるが、その見通しは不透明だ。 2024年3月16日、北陸新幹線は敦賀まで開業した。15年3月の金沢開業では、それまでの上越新幹線越後湯沢駅での乗り換えがなくなったことによる効果が大きく、首都
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太田智之の「ホンマ」の経済
「金利ある世界」で見えてきた日本経済の不都合な真実
2024/9/4 05:00経済プレミア 2025文字意表を突く形で7月末に利上げに踏み切った植田和男・日銀総裁だが、円高・株安という市場の洗礼に見舞われ、その前途に暗雲が垂れ込めている。たかだか0.15ポイントの利上げで揺らぐ日本の金融政策。果たして日本で「金利ある世界」が定着するのか。改めてこの1カ月の動きを踏まえて考えてみたい。 ◇金融市場の動
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週刊エコノミスト Onlineから
鉄道運賃の値上げ拡大へ 国交省が経費アップを認める理由
2024/9/1 05:00経済プレミア 1168文字コロナ禍の混乱を経て、物価高騰や利便性向上を理由に、運賃値上げを発表した鉄道会社が出てきている。こうした機運を受けて、国土交通省も実態と乖離(かいり)した従来の運賃算定方法を見直しており、運賃改定の動きは広がると見られる。 鉄道会社各社の乗車券代に相当する運賃はJR旅客会社、大手私鉄、地下鉄に関し
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「補正予算ありき」の概算要求 試される次期政権の財政規律
2024/8/30 17:59 1371文字30日締め切りの2025年度の予算編成に向けた各省庁の概算要求では、物価高対策や賃上げ対応などで要求段階で額を示さない「事項要求」が目立った。それと同時に各省庁からは次期政権発足後の補正予算の編成を見込む声も多い。次期首相には、就任直後から重要施策の遂行と財政規律が突きつけられることになる。 岸田
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「金利ある世界」本格到来 過去最大に迫る国債利払い費、財政の重し
2024/8/30 17:44深掘り 1021文字日銀の利上げによる「金利ある世界」の本格到来は、借金を1000兆円超抱える国の財政に重くのしかかる。30日締め切られた2025年度一般会計予算の概算要求では、国の借金である国債の利払い費が10兆9320億円と、決算ベースで過去最大だった1991年度の約11兆円に迫る規模に膨らんだ。 財務省は国債の
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2025年度概算要求は過去最大117兆円 社会保障費、防衛費増加
2024/8/30 16:38 807文字2025年度予算編成に向けた各省庁の概算要求が30日、締め切られる。一般会計の要求総額は117兆円規模となり、24年度(114兆3852億円)を上回り過去最大となる見通しだ。110兆円超となるのは4年連続。社会保障費や防衛費が増えたほか、日銀の利上げによる「金利のある世界」の本格化で国の借金の利払
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8月の東京消費者物価2.4%上昇 コメは26%高騰
2024/8/30 10:11 454文字総務省が30日発表した8月の東京都区部の生鮮食品を除く消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は107・9となり、前年同月比2・4%上昇した。伸び率は7月の2・2%から拡大した。コメ類が23年産米の出荷量が減ったことで需給が逼迫し、26・3%上昇。約20年ぶりの伸び率となった。 電気代とガ
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なるほど電車ニュース
ゲリラ豪雨で「市ケ谷駅浸水」なぜ防げなかった?
2024/8/29 05:00経済プレミア 1361文字8月21日夜に東京都内を襲ったゲリラ豪雨で、東京メトロ・市ケ谷駅に大量の雨水が流れ込み、改札口やホームが水浸しになる被害が発生した。 被害の様子はSNS(ネット交流サービス)に次々とリアルタイムで動画投稿され、メディアも現場映像とともに報じた。その光景に衝撃を受けた人も多かったのではないだろうか。
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利上げ判断のため「高い緊張感で市場を注視」 日銀・氷見副総裁
2024/8/28 18:09 314文字日銀の氷見野良三副総裁は28日、甲府市で記者会見し、8月上旬の株価の乱高下などで金融市場は不安定だとして、さらなる利上げを判断するために市場動向を「当面は極めて高い緊張感を持って注視していく」と述べた。午前の講演に続き、物価上昇率が日銀の想定通りなら「金融緩和の度合いを調整していく」と語り、利上げ
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日銀副総裁、物価上昇が想定通りなら利上げ 講演で考え示す
2024/8/28 14:33 341文字日銀の氷見野良三副総裁は28日、甲府市で講演し、物価上昇率が日銀の想定通りなら「金融緩和の度合いを調整していくというのが基本的な姿勢だ」と述べ、さらなる利上げを検討する考えを示した。利上げの判断を巡っては、8月上旬の株価乱高下などで金融資本市場は不安定だとして「当面はその動向を極めて高い緊張感を持
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知ってトクするモバイルライフ
AI機能どう進化?グーグル最新スマホ「Pixel 9」使ってみた
2024/8/27 05:00経済プレミア 1461文字グーグルの最新スマートフォン「Pixel 9(ピクセル・ナイン)」が8月22日に発売された。 Pixelシリーズは大手通信事業者とタッグを組んでいることもあり、日本のスマホ市場で急成長している。同社の最新AIを積極的に取り込んでいることからも、注目度は高い。 今回のシリーズは全4機種で、上位機種は
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地域で光る小さな会社
軽トラをキッチンカーに 盛岡の「板金修理工場」の挑戦
2024/8/24 05:00経済プレミア 2350文字岩手県のJR盛岡駅から車で約15分。市街地を抜け、田んぼや畑が広がる中を走っていると「(有)小川原自動車鈑金」の看板が見えてくる。一見、よくある車の板金修理工場だが、敷地左手に明らかに雰囲気が異なる建物がある。中へ入るとモダンな内装で、そのギャップに驚いてしまう。 この場所は、軽トラックをキッチン
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日銀総裁、利上げ継続方針は堅持 衆参両院の閉会中審査出席
2024/8/23 19:00 720文字日銀の植田和男総裁は23日、衆参両院の閉会中審査に出席した。足元の金融市場について「引き続き不安定な状況にある」との認識を示し、「当面はその動向を極めて高い緊張感を持って注視する必要がある」と述べた。8月上旬の株価の大暴落と急騰後、植田氏が公の場で発言するのは初めて。市場の安定に目配りする姿勢を見
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日銀総裁「市場動向を高い緊張感で注視」 衆院委員会の閉会中審査
2024/8/23 11:42 325文字日銀の植田和男総裁は23日、衆院財務金融委員会の閉会中審査に出席し、「市場は引き続き不安定な状況にあるので、当面はその動向を極めて高い緊張感を持って注視していく必要がある」と述べた。7月末の金融政策決定会合で追加利上げを打ち出した後、株価の大暴落と急騰が起きたことを踏まえ、市場の安定に目配りしなが
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異次元との決別
タカ派? ハト派? 利上げ初心者の日銀に戸惑う市場 次はいつ?
2024/8/23 10:45深掘り 2223文字日銀は利上げに積極的な「タカ派」なのか、慎重な「ハト派」なのか――。日銀の金融政策のスタンスを巡り、市場の見方が揺れている。専門家からは、日銀は発信の仕方や方法を工夫すべきだとの声も上がる。次の利上げはいつになるのか。 ◇ハト→タカ→ハト 「金融資本市場が不安定な状況で利上げすることはない」。日銀
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鳥海高太朗の旅行経済学
鳥海高太朗が見た「パリ五輪」街が意外に静かだった理由
2024/8/21 05:00経済プレミア 1313文字パリ・オリンピックが閉幕した。前回の東京五輪は新型コロナウイルス感染症の流行で競技のほとんどが無観客での実施となったが、今回は多くの会場で盛況だったようだ。 筆者も大会後半の8月3~9日、パリに滞在して六つの競技を現地観戦することができた。感じたことをまとめてみたい。 ◇チケット再販売の仕組みが機
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資産所得の倍増、金融緩和見直し… 岸田政権が一変させた日本経済
2024/8/19 19:46 1656文字岸田文雄政権発足後の3年弱で経済や金融を巡る状況は一変した。日経平均株価はバブル期以来の史上最高値を更新。歴史的な円安や世界的な資源高で物価が上がり、日銀は岸田氏が起用した植田和男総裁のもとで利上げを開始した。 2021年の自民党総裁選で、岸田氏は「富の再分配」を掲げた。安倍晋三元首相の経済政策「
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金融政策・財政の特集
金融政策・財政の連載
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ウォール・ストリート・ジャーナル
ウォール・ストリート・ジャーナルのサイトで記事をお読みいただけます。 ※はじめて利用される方はウォール・ストリート・ジャーナルの「アカウントを作成」画面が開きますので、お名前、メールアドレス、パスワードをご登録ください。 ※2022年5月24日以前にWSJアカウントを登録された方で、ウォール・ストリート・ジャーナルの「アカウントを作成」画面が開きましたら、お名前、メールアドレスと、新たにパスワードの再登録をお願いします。
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異次元との決別
日銀が異次元の金融緩和策を転換する節目を迎えています。過去からの「決別」といえる状況で、日銀やその周辺の動きに迫ります。
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異次元の10年
日銀の黒田東彦総裁が2023年4月に任期満了を迎えます。黒田・日銀が展開した「異次元」の金融緩和の功罪を追います。

