科学・テクノロジー
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ロボカップジュニア世界一 立命館守山高が語った“勝因”
2024/8/22 08:30 1231文字7月にオランダ・アイントホーフェンで開催された「ロボカップジュニア世界大会」で、立命館守山高(滋賀県守山市三宅町)サイテック部のチーム「Edge(エッジ)」が世界一に輝いた。自ら開発した自律移動型ロボット2台によるサッカーで優勝し、英語でのプレゼンテーションや質疑応答も含め評価された。生徒たちは「
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聴力は同じでも…高齢ほど言葉を聞き取れず 「隠れ難聴」の可能性
2024/8/21 18:00 714文字聴力が同じでも、高齢者ほど言葉を聞き取る能力が低下していることが大規模なデータ解析でわかったと、東海大などの研究チームが21日発表した。音自体は聞こえていても、言語化する機能が衰えて起こる「隠れ難聴」の可能性が示唆される。 聴力検査には大きく2種類ある。一般的な検査(純音検査)は、音の高さと大きさ
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駆除されたヒグマ「せめて教材に」 骨格標本を作製 帯広畜産大学
2024/8/21 14:00 970文字北海道幕別町の忠類ナウマン象記念館と帯広畜産大学(帯広市)が町内で捕獲されたヒグマの全身骨格の標本製作に共同で取り組んでいる。「皮なめし」と呼ばれる毛皮加工も学生たちが行い、来年3月までに記念館に並べて展示する。ヒグマの骨格標本は道内で数体しかないとされ、記念館の添田雄二学芸員は「ヒグマが次々に駆
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廃棄予定の献血から「人工血液」 有事も見据え各国が開発競争
2024/8/21 07:00図解あり 2183文字生命の維持に欠かせない血液だが、体中に酸素を運ぶ赤血球を一から作製することは極めて難しい。その中で日本の研究チームは、廃棄予定の献血を「再利用」する方法で治験にまでこぎつけた。こうした「人工血液」は備蓄ができるため、戦時も含めた有事の利用を見据え、各国が開発を競っている。 ◇難しい人工の赤血球作製
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33年前に発見の化石、実は新属新種 「ミエイルカ」と命名 三重
2024/8/20 18:37 368文字津市の三重県総合博物館は20日、津市内で33年前に見つかったイルカの化石が新属新種と認められ、「三重の中新世時代のイルカ」を意味する「ミオデルファイヌス・ミエンシス」(和名・ミエイルカ)と命名されたと発表した。 同館によると、ミエイルカはガンジスカワイルカの仲間で、耳の骨と頭の骨の形から新しい属に
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「半導体」ってどんなもの? そもそもの仕組みや役割を解説 Q&A;
2024/8/19 15:00 1967文字パソコン、スマートフォン、テレビ、自動車などあらゆる電子機器に使われている半導体。その重要性から近年は国家の戦略物資として位置づけられ、米エヌビディアや台湾積体電路製造(たいわんせきたいでんろせいぞう、TSMC)といったメーカーの動向は世界中で注目されています。ただ、仕組みは複雑で、種類も千差万別
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ヒゲクジラの化石、新属新種の可能性 北海道・穂別博物館
2024/8/18 19:00 490文字北海道むかわ町穂別博物館は収蔵するクジラの化石が「ヒゲクジラの一種で国内で産出例が少ないイサナケタス・ラティケファルスに近いが、同種でないと判明した」と発表した。 化石は2008年6月に平取町で発見された。17年から山形大学、札幌市博物館活動センターと研究を進めたところ、中期中新世前期(1670万
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「すごい発見」 トゲの痕跡あるアンモナイトの化石 三重で展示
2024/8/18 14:30 1044文字津市の三重県総合博物館(みえむ)で開催中の企画展「標本」で、鳥羽市にある後期ジュラ紀(約1億5000万年前)の地層「今浦層」から見つかったアンモナイトの化石が展示されている。ウニのようなトゲの痕跡があるといい、研究者や地元の関係者は「すごい発見だ」と興奮を隠さない。さて、一体どんな化石なのか――。
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気候革命
「気候変動で失われる命がある」 若者たちが選んだ新しいアクション
2024/8/13 16:00深掘り 1848文字一刻も早く手を尽くさなければ、取り返しがつかなくなる――。 全国の14~29歳の16人が今月、二酸化炭素(CO2)排出削減を求めて国内の主要な火力発電事業者を提訴した。これまでもデモや署名活動を通じて地球温暖化対策強化を求める動きはあったが、今回若者はなぜ、裁判に踏み切ったのか。 <関連記事>
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気候革命
気候変動、海外では画期的判決 「門前払い」する日本との落差
2024/8/13 16:00深掘り 1911文字世界の温室効果ガス排出量は増え続け、地球温暖化を抑制するための国際目標の実現は危うい。こうした中、対策強化を求める「新しいアクション」として、国内各地の若者は今回、裁判という手段を選んだ。 <関連記事> ・「気候変動で失われる命ある」 若者たちの訴え ◇パリ協定以降に提訴急増 世界では、温暖化
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空飛ぶクルマ 専門家が「万博で商用運航しなくていい」という理由
2024/8/12 14:00 2206文字2025年大阪・関西万博の目玉の一つとされる「空飛ぶクルマ」。機体開発や安全認証の遅れなどを背景に、一部事業者が万博ではデモンストレーション飛行に限ると表明。運賃を得て客を乗せる「商用運航」の実現は不透明な状況となっている。 しかし、国内外の空飛ぶクルマに詳しい中野冠(まさる)・慶応大元教授(シス
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気候革命
加速する氷河融解「最悪の事態想定せよ」 気候学権威の警告
2024/8/10 10:00 2104文字地球温暖化を象徴する現場として、氷河の一部が崩れ落ちる場面などがしばしばメディアに登場する。見た目のインパクトは大きいが、日本に住んでいるとその影響はひとごとに思えてしまう。 スイス連邦工科大チューリヒ校名誉教授の大村纂(あつむ)さん(82)は長年、気候と氷河の関係などを研究し、氷河融解がもたらす
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気候革命
世界各地で前例ない氷河融解 海面上昇がもたらす「破滅的事態」
2024/8/10 05:01深掘り 2113文字「見るたびに氷河が縮小しているのがよく分かる。(縮小の)一つ一つの規模は小さくとも、人間の生活に与える影響はすさまじい」。南極やグリーンランドなどを訪れ、現地調査を続けている北海道大低温科学研究所の杉山慎教授(氷河学)は近年の氷河や氷床の変化に驚きを隠さない。 関連記事 スイス氷河が消失の危機
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気候革命
アラスカ、シベリア…永久凍土でも進む融解 温暖化リスクが加速
2024/8/10 05:01深掘り 1334文字人間活動が原因の気候変動で、世界中の氷河が消滅の危機にある。融解が進むのは氷河だけではない。永久凍土の融解は既に生態系だけでなく、人間の暮らし、生命にも影響を及ぼし始めている。 関連記事 スイス氷河が消失の危機 温暖化の影響、過去85年で半減と推定 世界各地で前例ない氷河融解 海面上昇がもたら
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気候革命
スイス氷河が消失の危機 温暖化の影響、過去85年で半減と推定
2024/8/10 05:00 1113文字万年雪に覆われたスイスアルプスの名峰ユングフラウとメンヒの間に「欧州で最も高い場所に位置する研究所」がある。標高3450メートルに位置する「ユングフラウヨッホ高地研究所」だ。 開設は1931年。全長20キロ以上、厚さ最大0・9キロにも及ぶアルプス山脈最大のアレッチ氷河を含む世界自然遺産「スイスアル
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宇宙ごみの全体撮影に成功 H2Aロケットの残骸の裏側も
2024/8/8 10:06 293文字日本の宇宙企業アストロスケールは30日、宇宙ごみ除去技術を確立するための実証衛星「ADRAS―J」(アドラスJ)が、高速で宇宙空間を漂うロケット残骸をさまざまな方向から撮影した連続写真を公開した。残骸から約50メートルの距離を保ちながら周辺を回り、これまでの観測では見えなかった裏側など全体の様子が
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「レジェンド」と二人三脚でメダルへ 重量挙げ 宮本昌典
2024/8/7 17:16 1662文字シンプルに「世界一の力持ち」を決める重量挙げ。男子の日本勢はメダルから40年遠ざかっているが、パリ・オリンピックでは73キロ級の宮本昌典選手(27)=東京国際大職員=に期待が集まる。力をつけた背景には、1964年の東京五輪から2大会連続で金メダルを獲得した三宅義信さん(84)の指導がある。カギは意
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機械が〝嗅いで〟健康チェック?! 高感度「においセンサー」の実力
2024/8/7 06:30図解あり 2009文字カメラが人の目の代わりに「見る」ことができるように、機械で鼻のごとく「嗅ぐ」ことはできないか――。そんな研究に力を注いできた研究者が開発したのは、超小型の「においセンサー」。見据えているのは、人や家畜の健康状態の診断への活用だ。 ◇分子を捉えてAIで判定 「目や耳に代わる物はあるけれど、鼻に代わる
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成人の身長100cm 最小の人類化石を発見 島の環境で劇的進化か
2024/8/7 00:00 851文字東京大などの研究チームは、インドネシアのフローレス島で、これまでに世界で見つかった中で最小の人類の化石を発見したと発表した。約70万年前の「フローレス原人」とみられる骨で、身長はその大人の上腕骨の一部から、約100センチと推定される。島に渡った原人が、何らかの原因で劇的に小さく進化したと考えられる
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暮らしの中の科学
夏彩る打ち上げ花火の火薬 江戸時代はおしっこが使われていた?
2024/8/3 16:30 929文字夜空を彩る大輪の打ち上げ花火は夏の風物詩。かつては「和火(わび)」と呼ばれていたが、その火薬には原材料として、蚕のふんやヒトのし尿が利用されてきたという。なぜ、おしっこが花火のもとになるのか。 ◇「黒色火薬」の材料に 「江戸時代の打ち上げ花火『和火』は暗いオレンジ色でした。使われていた黒色火薬によ
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