コミットメールアドレスについて
GitHubは、コミットメールアドレスを使ってコミットをGitHubアカウントに関連づけます。 コマンドラインからプッシュするコミットや、WebベースのGit操作に関連づけられるメールアドレスは選択できます。
Web ベースの Git 操作については、GitHub でのコミットメールアドレスを設定できます。 コマンドラインからプッシュするコミットについては、Git のコミットメールアドレスを設定できます。
コミットメールアドレスの変更前に行ったコミットは、変更前のメールアドレスに関連づけられたままとなります。
参考:使い捨てのメールアドレスサービス(一定期間後に期限切れになる一時的なアドレスでメールを受信できるようにしてくれるサービス)からのメールアドレスは検証できません。 メールアドレスをプライベートにしておきたいなら、GitHub が提供するnoreplyメールアドレスを使ってください。 詳しい情報については「GitHubでのコミットメールアドレスの設定」を参照してください。
個人のメールアドレスを非公開にする場合は、GitHub が提供する no-reply のメールアドレスをコミットメールアドレスとして使用できます。 コマンドラインからプッシュするコミットに対してnoreplyメールアドレスを使いたい場合には、そのメールアドレスを Git のコミットメールアドレスの設定で使用してください。 Web ベースの Git 操作に noreply アドレスを使いたい場合には、GitHub でコミットメールアドレスの設定を行い、[Keep my email address private] を選択してください。
また、個人のメールアドレスを公開するコマンドラインからプッシュされたコミットをブロックするよう選択することもできます。 詳細は「個人のメールを公開するコマンドラインプッシュのブロック」を参照してください。
コミットが自分に帰属し、コントリビューショングラフに表示されるようにするには、GitHubアカウントに接続されているメールアドレス、またはメール設定で提供されている noreply のメールアドレスを使用します。 詳しい情報については、「GitHub アカウントにメールアドレスを追加する」を参照してください。
注釈: GitHubアカウントを2017年7月18日以降に作成した場合、GitHubが提供するno-replyメールアドレスは7桁のID番号とユーザ名をID+username@users.noreply.github.comという形式にしたものになります。 GitHubアカウントを2017年7月18日以前に作成した場合、GitHubが提供するno-replyメールアドレスは、ユーザ名をusername@users.noreply.github.comという形式にしたものになります。 IDベースのGitHubが提供するno-replyを取得するには、メール設定でKeep my email address private(メールアドレスをプライベートにする)を選択(あるいは選択解除してから選択しなおし)してください。
GitHubが提供するnoreplyメールアドレスをコミットの際に使い、その後にユーザ名を変更すると、それらのコミットはGitHubのアカウントに関連づけられなくなります。 これは、IDベースのGitHubが提供するnoreplyアドレスの場合には当てはまりません。 詳細は「GitHub ユーザ名を変更する」を参照してください。
GitHub のコミットメールアドレスを設定する
メールアドレスのプライバシーを有効化していないなら、
GitHub上のファイルの編集、削除、作成あるいはPull Requestのマージの変更を作成する検証済みのメールアドレスを選択できます。 メールアドレスのプライバシーを有効化しているなら、コミット作者のメールアドレスは変更できず、デフォルトで<username>@users.noreply.github.comになります。
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任意のページの右上で、プロフィール画像をクリックし、続いてSettings(設定)をクリックしてください。
![ユーザバーの [Settings(設定)] アイコン](https://web.archive.org/web/20210927015001im_/https://docs.github.com/assets/images/help/settings/userbar-account-settings.png)
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左のサイドバーでEmails(メール)をクリックしてください。

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"Add email address(メールアドレスの追加)"でメールアドレスを入力してAdd(追加)をクリックしてください。

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"Primary email address(プライマリメールアドレス)"リストで、WebベースのGit操作と関連づけたいメールアドレスを選択してください。

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WebベースのGit操作をする際にメールアドレスをプライベートに保つには、Keep my email addresses private(メールアドレスをプライベートに保つ)をクリックしてください。

Git のコミットメールアドレスを設定する
git configコマンドを使用して、Git コミットに関連付けられているメールアドレスを変更できます。 設定した新しいメールアドレスは、コマンドラインから GitHub にプッシュするこれからのコミットに表示されます。 コミットメールアドレスを変更する前のコミットは、まだ過去のメールアドレスに関連付けられます。
コンピュータにあるすべてのリポジトリ用にメールアドレスを設定する
- ターミナルターミナルGit Bashを開いてください。
- Gitでメールアドレスを設定してください。 GitHubが提供する
no-replyメールアドレスもしくは任意のメールアドレスが利用できます。$ git config --global user.email "[email protected]" - Git で正しくメールアドレスが設定されたことを確認してください。
$ git config --global user.email [email protected] - メールアドレスを GitHub上のアカウントに追加して、自分のコミットが自分に帰属し、コントリビューショングラフに表示されるようにしてください。 詳しい情報については「GitHubアカウントへのメールアドレスの追加」を参照してください。
単一リポジトリ用にメールアドレスを設定する
GitHub は、GitHub アカウントでコマンドラインからプッシュされたコミットと関連付けるために、ローカルの Git 設定のメールアドレスを使用します。
単一のリポジトリで作成するコミットに関連するメールアドレスを変更できます。 この 1 つのリポジトリの Git コンフィグ設定を上書きしますが、他のリポジトリには影響しません。
- ターミナルターミナルGit Bashを開いてください。
- 現在のワーキングディレクトリを Git コミットと関連付けたメールアドレスを設定したいローカルリポジトリに変更します。
- Gitでメールアドレスを設定してください。 GitHubが提供する
no-replyメールアドレスもしくは任意のメールアドレスが利用できます。$ git config user.email "[email protected]" - Git で正しくメールアドレスが設定されたことを確認してください。
$ git config user.email [email protected] - メールアドレスを GitHub上のアカウントに追加して、自分のコミットが自分に帰属し、コントリビューショングラフに表示されるようにしてください。 詳しい情報については「GitHubアカウントへのメールアドレスの追加」を参照してください。

