リポジトリ、Organization、Enterpriseにセルフホストランナーを追加できます。
Organization または Enterprise 管理者の場合は、Organization または Enterprise レベルでセルフホストランナーを追加することをお勧めします。 このアプローチにより、Organization または Enterprise 内の複数のリポジトリでランナーを使用できるようになり、ランナーを1か所で管理することもできます。
セルフホストランナーでサポートされているオペレーティングシステム、あるいはプロキシサーバーとセルフホストランナーを使う方法に関する情報については、「セルフホストランナーについて」を参照してください。
警告: セルフホストランナーは、プライベートリポジトリでのみ利用することをおすすめします。 これは、ワークフロー中でコードを実行するPull Requestを作成することによって、リポジトリのフォークが危険なコードをセルフホストランナーマシン上で実行できる可能性があるためです。
詳しい情報については「セルフホストランナーについて」を参照してください。
リポジトリへのセルフホストランナーの追加
単一のリポジトリにセルフホストランナーを追加できます。 セルフホストランナーをユーザのリポジトリに追加するには、リポジトリのオーナーでなければなりません。 Organizationのリポジトリの場合は、Organizationのオーナーであるか、そのリポジトリの管理アクセスを持っていなければなりません。
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GitHubで、リポジトリのメインページにアクセスしてください。
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リポジトリ名の下で Settings(設定)をクリックしてください。

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左のサイドバーで、Actionsをクリックし、続いてRunners(ランナー)をクリックしてください。
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GitHub Insightsの "ランナー" で、[Add runner] をクリックします。
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使用するセルフホストランナーマシンのオペレーティングシステムとアーキテクチャを選択してください。

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ランナーアプリケーションをダウンロードして、使用するセルフホストランナーのマシンにインストールする方法が表示されます。
セルフホストランナーのマシンでシェルを開き、表示順に従ってシェルコマンドを実行してください。
ノート: Windowsでは、セルフホストランナーアプリケーションをサービスとしてインストールしたいのなら、シェルを管理者権限でオープンしなければなりません。 また、
C:\actions-runnerをセルフホストランナーアプリケーションのためのディレクトリとして利用し、Windowsのシステムアカウントがランナーディレクトリにアクセスできるようにすることをおすすめします。この指示に従えば、以下のタスクが完了します。
- セルフホストランナーアプリケーションのダウンロードと展開。
configスクリプトを実行してセルフホストランナーアプリケーションを設定し、GitHub Actionsに登録します。configスクリプトには、登録先のURLと、リクエストを認証してもらうための自動的に生成された時間限定のあるトークンが必要です。- Windowsでは、
configスクリプトはセルフホストランナーをサービスとしてインストールするかも聞いてきます。 LinuxとmacOSでは、ランナーの追加を終えた後にサービスをインストールできます。 詳しい情報については「サービスとしてセルフホストランナーを構成する」を参照してください。
- Windowsでは、
- セルフホストランナーアプリケーションを実行して、マシンをGitHub Actionsに接続します。
セルフホストランナーの追加に成功したことの確認
セルフホストランナーを追加するステップを完了したら、「Self-hosted runners(セルフホストランナー)」の下のリストにランナーとそのステータスが表示されます。
ジョブをランナーが受け付けるためには、セルフホストランナーアプリケーションが動作していなければなりません。 ランナーアプリケーションがGitHubに接続してジョブの受信準備ができたなら、以下のメッセージがマシンのターミナルに表示されます。
√ Connected to GitHub
2019-10-24 05:45:56Z: Listening for Jobs
詳しい情報については「セルフホストランナーのモニタリングとトラブルシューティング」を参照してください。
Organizationへのセルフホストランナーの追加
セルフホストランナーをOrganizationのレベルで追加し、Organization内の複数のリポジトリのジョブを処理するために使うことができます。 Organizationにセルフホストランナーを追加するには、Organizationのオーナーでなければなりません。
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GitHubで、Organizationのメインページにアクセスしてください。
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Organization名の下で、Settings(設定)をクリックしてください。

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左のサイドバーで、Actionsをクリックし、続いてRunners(ランナー)をクリックしてください。
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GitHub Insightsの "ランナー" で、[Add runner] をクリックします。
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使用するセルフホストランナーマシンのオペレーティングシステムとアーキテクチャを選択してください。

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ランナーアプリケーションをダウンロードして、使用するセルフホストランナーのマシンにインストールする方法が表示されます。
セルフホストランナーのマシンでシェルを開き、表示順に従ってシェルコマンドを実行してください。
ノート: Windowsでは、セルフホストランナーアプリケーションをサービスとしてインストールしたいのなら、シェルを管理者権限でオープンしなければなりません。 また、
C:\actions-runnerをセルフホストランナーアプリケーションのためのディレクトリとして利用し、Windowsのシステムアカウントがランナーディレクトリにアクセスできるようにすることをおすすめします。この指示に従えば、以下のタスクが完了します。
- セルフホストランナーアプリケーションのダウンロードと展開。
configスクリプトを実行してセルフホストランナーアプリケーションを設定し、GitHub Actionsに登録します。configスクリプトには、登録先のURLと、リクエストを認証してもらうための自動的に生成された時間限定のあるトークンが必要です。- Windowsでは、
configスクリプトはセルフホストランナーをサービスとしてインストールするかも聞いてきます。 LinuxとmacOSでは、ランナーの追加を終えた後にサービスをインストールできます。 詳しい情報については「サービスとしてセルフホストランナーを構成する」を参照してください。
- Windowsでは、
- セルフホストランナーアプリケーションを実行して、マシンをGitHub Actionsに接続します。
セルフホストランナーの追加に成功したことの確認
セルフホストランナーを追加するステップを完了したら、「Self-hosted runners(セルフホストランナー)」の下のリストにランナーとそのステータスが表示されます。
ジョブをランナーが受け付けるためには、セルフホストランナーアプリケーションが動作していなければなりません。 ランナーアプリケーションがGitHubに接続してジョブの受信準備ができたなら、以下のメッセージがマシンのターミナルに表示されます。
√ Connected to GitHub
2019-10-24 05:45:56Z: Listening for Jobs
詳しい情報については「セルフホストランナーのモニタリングとトラブルシューティング」を参照してください。
ノート: セキュリティ上の理由から、デフォルトではパブリックリポジトリはランナーグループ内のランナーを使うことはできません。しかし、これはランナーグループの設定で上書きできます。 詳しい情報については、「グループを使用したセルフホストランナーへのアクセスを管理する」を参照してください。
セルフホストランナーを Enterprise に追加する
セルフホストランナーを Enterprise に追加して、複数の Organization に割り当てることができます。 Organization の管理者は、そのリポジトリの使用対象を制御できます。
セルフホストランナーを Enterprise アカウントに追加するには、Enterprise のオーナーである必要があります。
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GitHubの右上で、自分のプロフィール写真をクリックし、続いてYour enterprises(自分のEnterprise)をクリックしてください。

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Enterpriseのリストで、表示したいEnterpriseをクリックしてください。

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Enterpriseアカウントのサイドバーで、 Policies(ポリシー)をクリックしてください。

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" Policies(ポリシー)"の下で、Actionsをクリックしてください。
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Runners(ランナー)タブをクリックしてください。
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[Add new] をクリックし、[New runner] をクリックします。 新しいランナーがデフォルトグループに割り当てられます。 ランナーを登録した後、ランナーのグループを変更できます。 詳しい情報については、「セルフホストランナーへのアクセスを管理する」を参照してください。
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使用するセルフホストランナーマシンのオペレーティングシステムとアーキテクチャを選択してください。

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ランナーアプリケーションをダウンロードして、使用するセルフホストランナーのマシンにインストールする方法が表示されます。
セルフホストランナーのマシンでシェルを開き、表示順に従ってシェルコマンドを実行してください。
ノート: Windowsでは、セルフホストランナーアプリケーションをサービスとしてインストールしたいのなら、シェルを管理者権限でオープンしなければなりません。 また、
C:\actions-runnerをセルフホストランナーアプリケーションのためのディレクトリとして利用し、Windowsのシステムアカウントがランナーディレクトリにアクセスできるようにすることをおすすめします。この指示に従えば、以下のタスクが完了します。
- セルフホストランナーアプリケーションのダウンロードと展開。
configスクリプトを実行してセルフホストランナーアプリケーションを設定し、GitHub Actionsに登録します。configスクリプトには、登録先のURLと、リクエストを認証してもらうための自動的に生成された時間限定のあるトークンが必要です。- Windowsでは、
configスクリプトはセルフホストランナーをサービスとしてインストールするかも聞いてきます。 LinuxとmacOSでは、ランナーの追加を終えた後にサービスをインストールできます。 詳しい情報については「サービスとしてセルフホストランナーを構成する」を参照してください。
- Windowsでは、
- セルフホストランナーアプリケーションを実行して、マシンをGitHub Actionsに接続します。
セルフホストランナーの追加に成功したことの確認
セルフホストランナーを追加するステップを完了したら、「Self-hosted runners(セルフホストランナー)」の下のリストにランナーとそのステータスが表示されます。
ジョブをランナーが受け付けるためには、セルフホストランナーアプリケーションが動作していなければなりません。 ランナーアプリケーションがGitHubに接続してジョブの受信準備ができたなら、以下のメッセージがマシンのターミナルに表示されます。
√ Connected to GitHub
2019-10-24 05:45:56Z: Listening for Jobs
詳しい情報については「セルフホストランナーのモニタリングとトラブルシューティング」を参照してください。
ノート: セキュリティ上の理由から、デフォルトではパブリックリポジトリはランナーグループ内のランナーを使うことはできません。しかし、これはランナーグループの設定で上書きできます。 詳しい情報については、「グループを使用したセルフホストランナーへのアクセスを管理する」を参照してください。
Enterprise ランナーをリポジトリで利用可能にする
デフォルトでは、Enterprise の「デフォルト」のセルフホストランナーグループのランナーは、Enterprise 内のすべての Organization で使用できますが、各 Organization のすべてのリポジトリで使用できるわけではありません。
Enterprise レベルのセルフホストランナーグループを Organization リポジトリで使用できるようにするには、ランナーグループの Organization の継承設定を変更して、Organization 内のリポジトリでランナーを使用できるようにする必要がある場合があります。
ランナーグループのアクセス設定の変更に関する詳しい情報については、「グループを使用したセルフホストランナーへのアクセスを管理する」を参照してください。

