行動規範は、コミュニティへの参加方法の標準を定義するものです。 それは、すべてのコントリビューションを尊重する開放的な環境であることを発信します。 また、プロジェクトのコミュニティのメンバー間の問題に対処するための手順の概要も示します。 行動規範がコミュニティへの参加方法についての標準と期待を定義する理由に関して、詳しい情報についてはオープンソースガイドを参照してください。
プロジェクトで行動規範を採択する前に:
- オープンソースプロジェクト用に策定されたさまざまな行動規範をリサーチする。 自分のコミュニティの標準を反映しているものを選択してください。
- それを適用したいか、そして適用できるのかを注意深く検討してください。
Organization またはユーザアカウント用にデフォルトの行動規範を作成できます。 詳しい情報については「デフォルトのコミュニティ健全性ファイルを作成する」を参照してください。
行動規範を手動で追加する
プロジェクトに素早く行動規範を追加できるよう、GitHubでは一般的な行動規範のテンプレートが用意されています。 使いたい行動規範がリスト中になければ、選択した行動規範の内容を CODE_OF_CONDUCT.md ファイルのテキスト領域に貼り付け、ブランチにそのファイルをコミットできます。 必要に応じて、必ず使用した行動規範のソースの帰属ガイドラインに従ってください。 CODE_OF_CONDUCT.mdファイルは、ルートフォルダ、docs/ フォルダ、または .github/ フォルダに追加してください。
テンプレートを使用して行動規範を追加する
- GitHubで、リポジトリのメインページにアクセスしてください。
- ファイルの一覧の上にある Create new file(新規ファイルの作成)をクリックしてください。

- ファイル名のフィールドに CODE_OF_CONDUCT.md と入力します。
- [Choose a code of conduct template] をクリックします。

- ページの左側でプレビューしたい行動規範を選択し、プロジェクトに追加してください。

- ページの右側でフィールドに記入し、適切な情報と共に選択した行動規範を作成してください。
- [Review and submit] をクリックします。

- テキスト領域内にある行動規範の内容をレビューしてください。
- ページの下部で、ファイルに対して行った変更を説明する短く分かりやすいコミットメッセージを入力してください。 コミットメッセージでは、複数の作者にコミットを関連づけることができます。 詳しい情報については「複数の共作者を持つコミットの作成」を参照してください。

- コミットメッセージフィールドの下で、コミットの追加先を現在のブランチか新しいブランチから選択してください。 現在のブランチが
masterであれば、コミット先として新しいブランチを作成することを選択し、続いてプルリクエストを作成しなければなりません。 詳しい情報については「新しいプルリクエストの作成」を参照してください。
- Propose new file(新規ファイルの提案)をクリックしてください。


