化学

空気より重い気体の捕集法「下方置換法」を元塾講師がわかりやすく解説

下方置換法を用いる気体の条件

(1)水に溶けやすい気体であること (2)空気よりも重い気体であること

4.下方置換法の実験例

それでは、実際に下方置換法で集めることのできる気体について見ていきましょう。

4-1.二酸化炭素

二酸化炭素の実験は水上置換法でも解説しましたね。石灰石に薄い塩酸を加えるという方法でした。

CaCO3 + 2HCl → CaCl2 + H2O + CO2

また、炭酸水を加熱したり、ドライアイスが昇華する際に発生する二酸化炭素を集めてもいいでしょう。この炭酸水の例からもわかるように、二酸化炭素は若干水に溶けるといえます。しかし、あくまでも若干量ですから、この下方置換法を使うよりも実験精度の高い水上置換法を使う場合も多いのです。

気体が二酸化炭素であるかの確認は石灰水を用いる方法がありましたね。

\次のページで「4-2.塩化水素」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: