世界「で」学ぶ英語授業|年間200回のオンライン英会話×世界のなぞ。
「松蔭中学GS(グローバル・ストリーム)・高校GL(グローバル・リーダー)の特徴は何ですか?」と聞かれることがよくあります。
探究学習、海外研修、国際交流、データサイエンス、アントレプレナーシップ……。いろいろなことに取り組んでいる新しいコースですが、一番の特徴を一つ挙げるなら、
私はやはり、
オンライン英会話 × 教科横断 × 探究
の取り組みだと思っています。
オンライン英会話を年間約200回。
しかも、世界中の先生たちと行います。
年間200回オンライン英会話をする学校。
まぁ、なかなかないですよね(笑)。
でも、私たちが大切にしているのは、単に「たくさん英語を話す」ことではありません。
簡単に言えば、オンライン英会話を使って、世界中の人に英語でインタビューしながら学ぶ、そんな授業です。
英語を「学ぶ」だけではなく、世界「で」学ぶ、わけです。
「国際交流は何をしていますか?」
説明会やその他の助成金などの申請書を書いていると、
「貴校の国際交流の取り組みについて教えてください」
という項目や質問が出てくることがあります。
これ、実は毎回ちょっと困ります。
というのも、私たちにとって世界の人と話すことは、特別なイベントではないからです。
だって、毎日、世界と話しているので……。
もちろん海外研修や国際交流行事もあります。
でも、松蔭の中学GS・高校GLにとって「世界と話す」ことは、年に数回の特別な経験ではありません。時間割の中にあります。
月曜日も世界と話す。
火曜日も世界と話す。
水曜日も、木曜日も、金曜日も。
その積み重ねが年間約200回になります。
多い生徒は360回/年というつわものもいます。
毎日オンライン英会話なんて、大人でもなかなかできない
毎日オンライン英会話をする。
これ、大人でも相当意識が高くないと続かないと思います。
「今日は疲れたから明日にしよう」
「今週は忙しいから、また来週」
きっと、そうなります(笑)。
だからこそ、学校の時間割や長期休みの課題に入れてしまいます。
毎日やる。
すると、英語で世界の人と話すことが「特別な挑戦」ではなく、日常になっていきます。そして、ここからがこの取り組みの面白いところです。
せっかく毎日、世界中の人と話せるのなら、英会話の練習だけに使うのはもったいない。
今、自分たちが学んでいることを、世界に聞いてみればいい。
例えば、中学1年生のSNS問題
中学1年生の2学期。SNSの使い方にも少しずつ慣れてくる頃です。
そして、ちょうど人間関係のトラブルも起こりやすくなる時期でもあります。
・既読がついているのに返信がない。
・グループでのやり取りが気になる。
中学生、あるあるです。
そんな自分たちにとって身近な問題を、英語の授業でも扱います。
例えば、「SNSの既読機能って、必要だと思う?」
まず、自分たちで考えてみる。
そして、SNSについて世界の先生たちにも聞いてみます。
フィリピンの先生はどう考える?
アフリカでは?
ヨーロッパでは?
国によって違うかもしれない。
世代によって違うかもしれない。
意外と自分たちと同じかもしれない。
教科書に書かれた「外国の文化」を覚えるのではなく、
自分たちの問いを持って、世界の人に直接聞いてみる。
英語は、そのための道具になります。
200回、世界を見る
だから、年間約200回のオンライン英会話の魅力は、単純に「英語を200回練習できる」ことだけではないと思っています。
200回、世界の人と出会える。
200回、自分とは違う考え方に触れられる。
200回、自分の考えを伝えてみることができる。
そして、
200回、世界を見ることができる。
人は、自分が知っている世界の中からしか、なかなか未来を選ぶことができません。
だからこそ、学校にいながら、世界を見る。
世界の人と話す。
世界の人と一緒に考える。
英語を学ぶために世界と話すだけではなく、
世界を知るために、英語を使う。
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