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「ペロブスカイト太陽電池」バリアフィルム、コニカミノルタがシェア首位狙う

「ペロブスカイト太陽電池」バリアフィルム、コニカミノルタがシェア首位狙う

「ロール・ツー・ロール」方式により安定的な量産体制を実現する

コニカミノルタは25日、ペロブスカイト太陽電池のバリアフィルム市場で、2035年にシェアトップを目指す方針を発表した。これまでのフィルム事業で培った技術を活用。同電池モジュールのメーカーに対し、26年度に量産サンプルの提供を開始する。同社は同電池のバリアフィルム市場が、35年に500億―800億円になると想定している。

同電池は浸水による発電層の劣化や量産の品質低下が課題で、浸水を防ぐにはバリアフィルムが必要とされる。一般的なバリアフィルムは多層化することで耐水性を確保するが、コニカミノルタは独自の技術により少ない層数で耐水性を実現した。「ロール・ツー・ロール」方式による安定的な量産体制も構築する。

25日の事業説明会で、コニカミノルタ技術開発本部長の岸恵一執行役員は「高収益ビジネスとして確立することを目指す」と意気込みを示した。また、京都大学発スタートアップで同電池を手がけるエネコートテクノロジーズ(京都府久御山町)の加藤尚哉社長は「コニカミノルタのバリアフィルムは薄膜で圧倒的な防水性を備えている。高機能性と低コストを両立した製品の開発をお願いしたい」と期待を寄せた。

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日刊工業新聞 2025年11月26日

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