INTRODUCTION & STORY
『婚前特急』(11)や『まともじゃないのは君も一緒』(21)で数々の受賞歴を持つ前田弘二監督が、宇野祥平と萩原護を主演に迎えたサスペンスコメディ。
車の窃盗団の一員で、犯罪に手を染める青年・小田。ある夜、反抗現場で突然、見知らぬ男にさらわれる。「これからは時間をドブに捨てず、真っ当に生きるんだ」男はそう告げ、マンションの鍵を差し出す。こうして、正体不明の男と犯罪青年の奇妙すぎる共同生活が始まった。男は小田を"いい男"にしようと、執拗なほどの教訓と善意を押し付けてくる。一体、彼は何者なのか。真の目的とはーー。謎の男に尽くされ、振り回される、驚愕の94分。
謎の男を演じるのは、2020年にキネマ旬報ベスト・テン助演男優賞を受賞するなど近年の日本映画に欠かせない顔となった名優、宇野祥平。素性を明かさず、若者を教育する中年のおかしみと恐怖を唯一無二の存在感で体現。そんな強烈な存在感の男を真正面から受け止める小田役には、ドラマ「街並み照らすヤツら」や「ホットスポット」「なんで私が神説教」「シナントロープ」など話題作に立て続けに出演する注目の俳優、萩原護。そのほか、安藤玉恵、唐田えりか、伊島空、音月桂、田中爽一郎らが脇を固める。
前田監督と主演の宇野が出会ったのは、遡ること25年前。以来、前田監督は自主制作作品から商業映画、テレビドラマに至るまで24作もの監督作に宇野を起用してきた。今回の『Man』は、そんな2人が出会って25年、そして共作25作目にして満(Man)を持しての"監督&主演タッグ作"となる。
COMMENT
前田弘二監督の作品に再び参加することができて、大変嬉しく思います。
監督はじめスタッフの皆さん、萩原護さん、共演者の皆さんにヒントをもらいながら、一生懸命演らせていただきました。
『Man』は"出会い"についての映画だと思っています。前田監督と出会っていなければ、僕はこの仕事を続けていなかったと思います。
今回で前田監督の作品は25本目で、いつも繋ぎ止めてくれるかのように作品に呼んでもらいました。ぜひ劇場で観てもらえたら幸いです。