鯤
中国に伝わる伝説の魚
概要
編集ことわざ・熟語
編集- 鯤鵬展翅(こんほうてんし)- 『荘子』より。大きく成長すること、大きな希望を持つ人物や、大事業[5]を示す。「鯤鵬」または「鯨鵬」[6]とも。
- 鯤身(こんしん)- 大きな丘陵を意味する。地名[7]にも用いられている。
- 鯤鯨(こんげい)- 巨大な魚。また、大きな獲物や成果を意味する[8][9]。「鯤鯨(こんげい)を釣らんとせしに蝦蟆(がま)を釣り得たり」[10]。
- 鯤鯨噴蕩(こんげいふんとう)- 海中の大魚たちが暴れうごく様子。李白「崔相に上る百憂章」にある詩句[11]。
- 鯤化為鵬(こんかいぼう)- 陣形のひとつ。『水滸伝』に登場する。鯤化為鵬の陣。敵が遠くから見るといかにも小規模に見えるが、至近距離に入ると大きくなる陣形[12]。
大きさについての解釈
編集脚注
編集- ↑ 古代中国での一里は約400メートルにあたる。
- 1 2 3 『漢籍国字解全書』28 早稲田大学出版部 1914年 37-38頁
- ↑ 小川環樹・森三樹三郎 訳『世界の名著4 老子・荘子』 中央公論社 1968年 153-158頁
- 1 2 森三樹三郎 『老子・荘子』 講談社<講談社学術文庫> 1994年 172-175頁
- ↑ 『新明解漢和辞典』(第四版) 三省堂 1990年 786頁
- 1 2 『新明解漢和辞典』(第四版) 三省堂 1990年 1231頁
- ↑ 西川満『神々の祭典』 人間の星社 1984年 89-90頁
- ↑ 菅原時保『碧巌録講演』17 三井考査課 1939年 79頁
- ↑ 井上秀天 『碧巌録新講話』 京文社書店 1934年 880頁
- ↑ 「抛鈎釣鯤鯨、釣得箇蝦蟆」
- ↑ 国民文庫刊行会『続国訳漢文大成 李太白詩集』 東洋文化協会 1958年 539、541頁
- ↑ 武笠三 校 『新編水滸画伝』3巻 有朋堂書店 1927年 642頁
- ↑ 小川環樹・森三樹三郎 訳『世界の名著4 老子・荘子』 中央公論社 1968年 153-154頁
- ↑ 幸田露伴『靄護精舎雑筆』 養徳社 1948年 141-142頁
- ↑ 土屋弘『荘子私纂並講義』 丙午出版社 1918年 86頁
- ↑ 原富男『世界思想家全書 荘子』 牧書店 1964年 94頁
- ↑ 『漢文大系9 老子翼・荘子翼』 富山房 1911年 「荘子翼」 1頁