超古代文明
超古代文明(ちょうこだいぶんめい)は、文字による記録が残されている有史以来の文明(四大文明など)が成立したとされる紀元前4000年頃よりも前(先史時代)に存在したとされる、現代文明よりも高度な文明や、不明な点が多い文明を指す呼称である。ムーやアトランティスなどの伝承や創作文学などを発端とするものが多い。
これらの文明には、現代文明をしのぐ卓越した技術によって繁栄したが、自らの超技術に溺れて自滅したり、驚異的な天変地異によって消滅したという伝説が付随し、さまざまな都市伝説や噂が広がり考古学でも議論が続くテーマでもある。これらはしばしばファンタジーや創作の世界におけるテーマとされ、さらにはその根源を現代の人智を超越する心霊や宇宙人にもとづく神秘主義に求めることもある。
これらは20世紀に入ってもなお注目を集めたが、20世紀後半になると航空機・人工衛星や放射年代測定などの各種調査が本格化し、プレートテクトニクス理論や遺伝子研究も登場したことから、学術的に否定され一般的にはオカルトの類と認識されている。物証として遺構や遺物が提示されることもあり、そのほとんどが論拠がない、信憑性が浅薄、贋作や捏造などの理由で検証の対象となり得ていない。それにもかかわらず、こうした失われた超技術の復活や、未知なものへの憧憬や畏敬は盲信を生じやすいため、しばしばカルトが引用するなどして利用することがある。オウム真理教の麻原彰晃も「超金属」ヒヒイロカネを追い求めていた[1]。
主な「超古代文明」
編集有名な提唱者
編集- ジェームズ・チャーチワード:著書『失われたムー大陸』など。
- エーリッヒ・フォン・デニケン:著書『未来の記憶』など。
- グラハム・ハンコック:著書『神々の指紋』など。
脚注
編集- ↑ 『ムー』1985年11月号「幻の超古代金属ヒヒイロカネは実在した!?」
関連項目
編集- オーパーツ
- オリハルコン
- ヴィマナ
- 古史古伝
- 竹内文書
- 古代宇宙飛行士説
- 古代核戦争説
- ペトログリフ
- マハーバーラタ、ラーマーヤナ
- 二十世紀の神話
- サイルリアン仮説 - 人類登場以前に地球に存在したとされる知的生命体(いわゆる先住民族的な別生命体)により築かれていた文明が存在していたとする説。語源は英国の人気SFドラマ「ドクター・フー」シリーズに登場する主人公敵対勢力「サイルリアン」(新生代古第三紀始新世に生息していた恐竜より進化し、恐竜絶滅を免れて潜んでいたディノサウロイドによる国家)。恐竜以外の(人類ではない)地球生物(生命の起源すら異なる場合も指す)を祖とするケースも含む。
- 超常現象、オカルト
- 伝説上の大陸
- 偽史、疑似科学、トンデモ本#概要
- 考古学、古代
