教階制(Hierarchia)またはヒエラルキアは、偽ディオニシウス以来用いられる、教会組織の構造を指す言葉[1]。現在は位階制とも称される[2]。主にカトリック教会で用いられる。

カトリック教会の教階制

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教会法上、ヒエラルキアには主な要素として、品級権(hierarchia ordinis)と裁治権(hierarchia jurisdictionis)の二つがある[1]。前者は聖品(Ordo sacer。階級の意)、後者は教皇から託される教権に着目した分類である。ここでは、前者について述べる。

品級権の教階制は、司教司祭助祭の三つの「聖品段」のほか、ラテン教会のほかは下級聖品四段と副助祭がある。

教皇

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枢機卿団

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枢機卿団(Cardinalis)は、教皇顧問団であり、(80歳未満ならば)教皇選挙権を有する枢機卿から成る。聖品段によって、三階級に分かれる。

司教

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司祭

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司祭(Presbyter)は、司教の協力者として、特に聖体と秘蹟の執行権を委譲される者である。

  • 教区司祭
    • 主任司祭(parochus)
    • 助任司祭(vicarius paroecialis)
  • 修道司祭(presbyter religiosus)

助祭

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通常の助祭のほか、終身助祭(Diaconus permanens)がある。

下級聖品四段

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副助祭、祓魔師、読師、守門の四職があったが、廃止された。

その他

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  • 奉仕職
    • 朗読奉仕者
    • 祭壇奉仕者

正教会のヒエラルキア

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脚注

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  1. 1 2 上智大学・独逸ヘルデル書肆 共編『カトリック大辞典 第1巻』富山房、昭和15年、604頁。
  2. 新カトリック大事典 第1巻』研究社、1996年、376頁。

関連項目

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