忍耐
忍耐(にんたい、英語: patience)とは、苦しさ、辛さ、悲しさなどを耐え忍ぶこと。例えば、自分にとって不都合なことなどを他人にされても、暴力的な仕返しをしたり、現実逃避したりしないなど。

類義語
編集熟語
編集- 耐忍
- 辛抱
- 堪忍
- 忍苦
- 隠忍
など[3]。
慣用句
編集忍辱
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仏教においては、さまざまな苦難や他者からの迫害に耐え忍ぶことを忍辱(にんにく, パーリ語: khanti , サンスクリット: Kshanti)という。また、この忍辱の行を修することを忍辱波羅蜜といい、六波羅蜜のひとつに数えられる。なお、現在「ニンニク」と呼ばれるものは、この忍辱が語源となったとされる[7]。
笠原研壽はDharma-saṃgrahaにおいて、khantiを多種多様の包容(manifold receptivities)としており、以下三つを挙げている[8]。
- Dharma-nidhyāna-kṣāntir - 法(ダルマ)を見ることの包容
- duḥkhādhivāsanā-kṣāntiḥ - 苦(ドゥッカ)に耐えることの包容
- paropakāra-dharma-kṣāntiś-ceti - 他人を支援している(善を行う)ことによる包容
脚注
編集- ↑ 精選版 日本国語大辞典(小学館)『忍耐力』 - コトバンク
- ↑ 精選版 日本国語大辞典(小学館)『忍耐強い』 - コトバンク
- ↑ 中村明 (2015), p. 595.
- ↑ 精選版 日本国語大辞典(小学館)『虫を殺す』 - コトバンク
- ↑ 精選版 日本国語大辞典(小学館)『目を瞑る』 - コトバンク
- ↑ 精選版 日本国語大辞典(小学館)『涙を呑む』 - コトバンク
- ↑ 小松寿雄 & 鈴木英夫 (2011), p. 709.
- ↑ 笠原研壽 (1885), F Max Müller and H Wenzel, ed., The Dharma-samgraha : an ancient collection of Buddhist technical terms, 107節
参考文献
編集- 小松寿雄、鈴木英夫 編『新明解語源辞典』三省堂、2011年9月。ISBN 978-4-385-13990-6。
- 中村明 編『新明解類語辞典』三省堂、2015年8月。ISBN 978-4-385-13651-6。