博徒
博徒(ばくと)とは、賭博で生計を立てる者を指す[1]。封建社会より現在に至るまで行政・司法より賭博が禁じられてきた側面と19世紀の無宿者が旅人の組織を形成した経緯から社会的保護を得られない無法者、アウトローを指す場合が多い。
一般的に博徒の活動は法秩序の外にあるために古文書・古記録類に残りにくい性格を有し、生没年や出自など基本的事項においても不明であることが多い[2]。
自らがプレイヤーとして客と勝負する博徒は真剣師とも呼ばれる。また、賭け麻雀を生業とする者は「玄人(バイニン)」と呼ばれる。
無宿とは
編集無宿の義務
編集参考
編集博徒系暴力団
編集江戸時代から昭和にかけて結成された博徒組織が現代にも暴力団として数多く現存している。
- 山口組系
平井一家、清水一家、瀬戸一家、稲葉地一家、奥州会津角定一家、古河生井一家、信州斉藤一家、寺谷一家、生井一家、吉田川一家、田甫一家、落合一家、金町一家
- 住吉会系
住吉一家、幸平一家、武蔵屋一家、馬橋一家、中里一家、鶴川一家、平塚一家、共和一家、大前田一家、音羽一家、共和一家、三角一家、滝野川一家、領家一家、勘助一家、田野一家、鼈甲家一家
- 稲川会系
三本杉一家、埋地一家、佃政一家、大場一家、碑文谷一家、堀井一家、横須賀一家
- 松葉会系
上萬一家、北関東大久保一家、助川一家、國井一家、上州国定一家、出羽家一家
- その他
脚注
編集参考文献
編集- 髙橋修「甲州博徒の資料論」『博徒の活動と近世甲斐国における社会経済の特質 山梨県立博物館 調査・研究報告6』山梨県立博物館、2013年